旧統一教会問題「宗教研究者有志声明の意図」（櫻井義秀北海道大学教授）

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［時事評論］旧統一教会問題　宗教研究者有志声明の意図 chugainippoh.co.jp/article/ron-ki… @chugainippoh 「このような危機意識で島薗進先生と相談し、私と2人でまずはNHK教育テレビのこころの時代「緊急特集『問われる宗教と“カルト”』」に参加した6人の研究者に声をお掛けし、」⇒

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「次いで日本宗教学会や「宗教と社会」学会で役職を経験した宗教学者にも呼びかけたところ23人の賛同者を得た。」 （宗教研究者有志による「旧統一教会に対する宗務行政の適切な対応を要望する声明」（2022年10月24日） togetter.com/li/1965808 #Togetter @togetter_jp）

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「10月28日に島薗先生と私で東京地方裁判所司法記者クラブにおいて記者会見を行った。そこで対応した記者たちの反応とその後報道番組などで投げかけられた質問は、一様に「迅速な対応か、慎重な対応か、どちらなんですか」「なぜ急に慎重な発言に変わったのですか」というものであった。」⇒

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北海道大学の櫻井教授「私たちは、旧統一教会が信教の自由と財産権の侵害を行う問題行動を継続し、度重なる批判にまったく反省を示すことがないことから、宗教法人としての適格性に問題があると判断し、宗教法人法の手続きに則り、公正な対応を求めるということで終始一貫しているつもりだった。」⇒

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「ところが、10月18日の予算委員会において岸田文雄首相が「法令」の解釈を質問され、文化庁宗務課の「民事の不法行為は含まれない」という見解を踏襲。それでは何のために解散命令の請求まで視野に入れた質問権の行使を文科省に命じたのか整合性が問われるとの批判が出たことで、」⇒

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「翌19日には「行為の組織性や悪質性、継続性などが明らかとなり、宗教法人法の要件に該当すると認められる場合には民法の不法行為も入りうる」と答弁を変更した。 こうした首相の答弁の揺れは、法律の安定的な運用に不安を抱かせると共に、政治的決断によって解釈が変更される危険性ものぞかせた」⇒

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「そこで私は戦前における旧内務省と特高警察による二度にわたる大本弾圧事件（第一次事件では新聞紙法違反と不敬罪に対して審理未了のまま免訴、第二次事件では治安維持法違反容疑は無罪判決）を説明したうえで、権力による宗教統制の歴史的経験を忘れるべきではないとも述べたのである。」⇒

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「マスメディア・世論共に旧統一教会と自民党に対する怒りで解散に向けてスピード感重視の対応を求めている。被害者や二世信者の気持ちもわかる。 しかし、行政処分には十分な証拠と法的根拠がなければならない。そのためにはこれから時間をかけた周到な調査と検討を宗教法人審議会に求めたい」。

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twitter.com/Shimazono/stat… メディアが指摘した「迅速」から「慎重」への変化は、10月18日・19日の岸田首相答弁の「揺れ」が背景にあったという説明なのだが・・・。 twitter.com/MITARAI_H/stat…

島薗進 @Shimazono

ここが要点です。ここまで放置されてきたことが異常。よって解散命令請求に進むと私たちは考えている。適切に調査が進められればそうなるはず。ただ、それを前提にして調査が進められるのは不適切、ということです。 twitter.com/MITARAI_H/stat…

2022-10-29 21:37:41