松本紹圭さん「カルトって？お坊さんと掃除をしながら考えた」（ 毎日新聞）メモ

何もせんほうがええ @MITARAI_H

14色のペン：カルトって？　お坊さんと掃除をしながら考えた | 毎日新聞 mainichi.jp/articles/20221… 松本紹圭さん（43）「「そもそも、世のあらゆる組織や集団に、多かれ少なかれカルト性はあります」。 「人権を侵害し公共の福祉に反する破壊的カルトとは、明確に違う。」⇒

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「が、「帰属意識の強調と恐怖ベースのコミュニケーションは（破壊的カルトと）共通する面がある」。」「大概の人間には、「これが生きがい」「ここで自己実現できる」「ここに友だちがいる」と感じられ、「ここにいていいよ」と認めてもらえる居場所が必要だ。」⇒

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「人間、居場所を失うのが何よりも怖い。結果、精神的に行き詰まり、生きる気力を失い……。「（帰属意識が強すぎて自分にほかの選択肢がないと信じ込む）認知のゆがみが問題です」（松本さん）。どんな居場所も、個人を壊す可能性は内包している。」⇒

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「松本さんは、熊谷晋一郎・東京大准教授（当事者研究）の言葉「自立とは依存先を増やすこと」を持ち出す。依存先は、この文脈では居場所に近い。「何にも依存せず生きられるのは、仏教の言葉で言えば仏陀、つまり悟りを開いた人だけ。」⇒

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松本「仏陀になれない私たちは、自分が依存していることを自覚しつつ、依存先を複数つくってバランスを取るほかない」。つまり、居場所をいくつも持つべしということだ。」 「誰もが、松本さんの言う「カルト性」と自分に関係があると気づき、適度に付き合うすべを身につけた方が」「楽なはず。」⇒

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「適度に付き合うすべを身につけた方が、何があっても生きるのは楽なはず。破壊的カルトの問題も、我がこととして捉えやすくなりそうだ。」 カルト性とは？「頭の中が金縛りにあったかのように、「こうだ」と決めつけた状態から逃げられなくなるから怖い。それをほぐすのに」掃除をしようと、と。