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2011年10月9日

食品用の簡易放射線測定装置でできるだけよい測定を行うために:アロカCAN-OSP-NAI使いこなし編

先日作ったまとめ「食品用の簡易放射線測定装置でできるだけよい測定を行うために」http://togetter.com/li/190400 の続編3として、日立アロカメディカル社の食品用簡易放射線測定装置CAN-OSP-NAI に的を絞ったまとめを作ってみました。この機種は続編1と2でご紹介したベルトールドジャパン社の2機種より高価なため、主に自治体や市民団体を中心に使われています。γ線スペクトル測定により放射性物質の種類を区別して測定できます。食品中の天然放射性物質である放射性カリウム(K-40)の影響は自動的に差し引かれていることが、ユーザーレポートから確認されました。 CAN-OSP-NAI を使用中または導入を検討中の方はぜひご一読下さい。姉妹まとめ「アロカCAN-OSP-NAIでの土壌測定は要注意編」http://togetter.com/li/211457 もご覧下さい。特にオペレーターとして操作に携わっておられる方は必見。新情報は入り次第追加予定です。 続きを読む
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発端:三重県下の生協の玄米の測定結果

ryugo hayano 『「科学的」は武器になる』発売中 @hayano

三重県産コシヒカリ玄米からCs-134 22Bq/kg検出(日立アロカのCAN-OSP-NAIで測定)? の顛末.バックグラウンド差っ引きの問題点と遮蔽の重要性(情報量が多い図なのでじっくり眺めて下さいネ) → http://t.co/AnjyF24w

2011-10-08 23:34:34
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このツイートは権利者によって削除されています。
nao @parasite2006

@kazn1104 @hayano バックグラウンドの測定は試料の測定と同条件で行うのがルール。測定時間を延長したいと思ったら、まずバックグラウンドを時間を延長して取り直すことから始める必要があります。

2011-10-09 03:13:59
nao @parasite2006

バックグラウンドは測定と同条件でとるのが約束事。60分測定した玄米のγ線スペクトルから10分測定のバックグラウンドを差し引いたのでは正確な定量結果が出ないのは当たり前。

2011-10-09 02:58:56
nao @parasite2006

簡易型食品放射線検査装置のメーカーは、この手の製品をこれから買って使おうとするユーザーがメーカー以上の商品知識を持っていたこれまでの精密測定機器のユーザーとは全く違う事を肝に銘ずべし。これまでとは比べ物にならないほど丁寧なユーザーサポート、特に導入時トレーニングが必須

2011-10-09 03:09:19
ネコ砂シャシャ @Ikaushi

御意のとおり@parasite2006 簡易型食品放射線検査装置のメーカーは、この手の製品をこれから買って使おうとするユーザーがメーカー以上の商品知識を持っていたこれまでの精密測定機器のユーザーとは全く違う事を肝に銘ずべし。

2011-10-09 09:30:33
ネコ砂シャシャ @Ikaushi

最低限週1回くらい、ピークシフトのチェックして欲しい。家電じゃないんだからRT@hayano 三重の玄米を日立アロカのCAN-OSP-NAIで測定したらCs-134が22Bq/kg検出された? これはどういうこと,

2011-10-09 10:19:29
nao @parasite2006

全く同感。測定機器は楽器と同じ。まともに鳴らすには調律が必須。RT @Ikaushi 最低限週1回くらい、ピークシフトのチェックして欲しい。家電じゃないんだから

2011-10-09 12:44:30

翌日、議論はさらに深化

勝川 俊雄 @katukawa

これは重要 RT @hayano: 三重県産コシヒカリ玄米からCs-134 22Bq/kg検出(アロカのCAN-OSP-NAI).バックグラウンド差っ引きの問題点と遮蔽の重要性(情報量が多い図なのでじっくり眺めて下さいネ) → http://t.co/Iq48tfXi

2011-10-09 05:54:10
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Y @anonym_design

@katukawa @hayano  『測定場所の線量0.153μsv/h』私も三木里で0.16μsv/h(機器MKS-05)を常時計測していました。通常で線量が高い土地なんですね。(さておき、バックグラウンドとの関係、なるほどと思いました)

2011-10-09 06:08:39
勝川 俊雄 @katukawa

アロカのCAN-OSP-NAIの写真はリンク先の一番下にある。お値段は500万円。遮蔽箱つき、2×2インチNaIでも、Cs134を22Bq/kgと誤検出。自動分析だと、カリウムの補正が難しいみたいですね。 http://t.co/AY7ytTdP

2011-10-09 06:02:53
🐱みほちゃん(58) @Mihoko_Nojiri

この場合問題なのはバックグラウンドの測定時間が短いことで、なんぼ試料の測定時間を増やしてもこれでは決して測定精度があがらない。10分しか測ってないのよね。 RT @katukawa: これは重要 RT @hayano: → http://t.co/dzjCFmkx

2011-10-09 09:08:27
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🐱みほちゃん(58) @Mihoko_Nojiri

本来はバックグランド測定に時間かけて十分な統計精度を確保してバックグランドの統計エラーは無視できるようにしてから単純に引き算するべきもの。で、この業者さんが K40 が引けなかったらからって、もともとものアロカの製品にその機能がないかどうかってわかんないよ。@katukawa

2011-10-09 09:12:37

(測定機器の技術情報はちょっとしたことでも代理店レベルではらちが開かず、本社に問い合わせてようやくわかる場合がしょっちゅう)

🐱みほちゃん(58) @Mihoko_Nojiri

ベルフォードの場合だって、K40 の差し引きの方法は代理店のほうだって知らなくて(ああ今日はブログかきます)英語の分厚いマニュアルの方にかいてあったから、アロカさんだって納入業者さんに聞いても今一つな答えが帰ってくるというのはありそうな話。@katukawa

2011-10-09 09:14:37
🐱みほちゃん(58) @Mihoko_Nojiri

どんな食品だって K40 は入っていて、スピルオーバー補正が必要なわけだから、その機能がついてないっていうのはちょっと理解しがたい気がする。まあ本社に確認ですね。@katukawa

2011-10-09 09:16:01

先週導入したばかりという方からの実態レポート

エビ @ebi_j9

@Mihoko_Nojiri @katukawa 先週アロカのCAN-OSP-NAIの使い方を業者から使用説明受けたものですが、バックグラウンド測定時間と試料測定時間は同じにするように言われました。(測定10分にするならならBGも10分、測定に60分かけるならBGも60分測る)

2011-10-09 09:16:49
🐱みほちゃん(58) @Mihoko_Nojiri

はい、最低でもそのくらい必要ですが、統計上は長く測っても問題ないです。K40 についてはなんかいわれました?RT @ebi_j9: @katukawa 先週アロカのCAN-OSP-NAIの使い方を…. バックグラウンド測定時間と試料測定時間は同じにするように言われました。

2011-10-09 09:18:46
🐱みほちゃん(58) @Mihoko_Nojiri

あ、つまり、計算式を知っていれば。 (ソフトがやり方を知っていれば.) RT @Mihoko_Nojiri: 統計上は長く測っても問題ないです。 @ebi_j9

2011-10-09 09:20:01
エビ @ebi_j9

@Mihoko_Nojiri @katukawa K40は…この機械、KClでエネルギー校正するとのことでした。標準線源は使わないとのこと。

2011-10-09 09:22:52
エビ @ebi_j9

@ebi_j9 @Mihoko_Nojiri @katukawa 私の記憶では、K40についての説明は特にはありませんでした。参考:アロカCAN-OSP-NAI(PDF、カタログ) http://t.co/uaTRYYWk

2011-10-09 09:28:29
🐱みほちゃん(58) @Mihoko_Nojiri

小さいと思っているということかしら。Cs 137 と 134 を別にだしてるけど、134 から 137 へのスピルオーバはどうしてるんだろう? RT @ebi_j9: @ebi_j9 @katukawa 私の記憶では、K40についての説明は特にはありませんでした。

2011-10-09 09:31:41
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コメント

nao @parasite2006 2011年10月9日
キーワードにハイライトを追加しました。
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nao @parasite2006 2011年10月9日
つぶやきを1個削除し、1個追加しました。
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nao @parasite2006 2011年10月9日
追加部分でもキーワードにハイライトを追加しました。
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Ka-Ka @ka_ka_xyz 2011年10月9日
アロカのパンフ(http://goo.gl/EPrgf)見たら「専用容器にサンプルを入れ、測定ボタンを押すだけの簡単操作」みたいに書いててのけぞった・・・・・
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Ka-Ka @ka_ka_xyz 2011年10月9日
パンフを見るまでは、「BG差っ引く程度の常識もないのに測定機器買うなよ」とか思っていたが、このパンフ(http://goo.gl/EPrgf)見たら明らかにメーカー側の姿勢に問題が有る気がしてきた。
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nao @parasite2006 2011年10月10日
アロカCAN-OSP-NAIユーザーレポートの続報が入りましたので、まとめに追加しました。CAN-OSP-NAIは元来結構よくできた装置のようです。
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nao @parasite2006 2011年10月10日
リストに見出しを1本追加しました。
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nao @parasite2006 2011年10月10日
追加部分でもキーワードにハイライトを追加しました。
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nao @parasite2006 2011年10月10日
ユーザーレポート続報の内容を反映して、リストの説明文を修正しました。
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nao @parasite2006 2011年10月10日
アロカのパンフレットに書ききれなかったCAN-OSP-NAIの氏素性をまとめに追加しました。もとはフランス、キャンベラのOEM品OSPREYに食品放射能測定プログラムをセットしたものだそうです。
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nao @parasite2006 2011年10月10日
追加部分でもキーワードにハイライトを追加しました。
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nao @parasite2006 2011年11月8日
追加作成した姉妹まとめ「アロカCAN-OSP-NAIでの土壌測定は要注意編」http://togetter.com/li/211457 の紹介をリストの説明文に追加しました。
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nao @parasite2006 2012年1月30日
来る4月からの食品規制値の引き下げに対応してCAN-OSP-NAIの検出限界値を下げる方法を解説した@ebi_j9 さんのまとめ「アロカCAN-OSP-NAIの場合、検出限界を改善する余地が残されている」http://t.co/Ho6j2i4N のご紹介をリストの説明文に追加しました。
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nao @parasite2006 2012年3月9日
CAN-OSP-NAIを4月からの食品新基準値100 Bq/kgに対応させるため、メーカーの担当者がユーザー訪問を始めたとの情報をユーザーの@takamasa_net さんよりいただきましたので、関連議論をまとめに追加しました。有難うございました。
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nao @parasite2006 2012年3月14日
解析ソフトのアップグレードと別売り付属品として新発売の1 Lマリネリビーカーの使用により、CAN-OSP-NAIの検出限界値は20分測定で総セシウム量にして20 Bq/kgまで下がり、食品新基準値100 Bq/kgの下でのスクリーニング検査に要求される25 Bq/kgをクリアします。
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nao @parasite2006 2012年3月14日
CAN-OSP-NAIの別売り付属品の1 Lマリネリビーカーは本体がポリプロピレン製、ふたはポリエチレン製とのこと。数に限りがあり、最低でも1個予備を持っておくと試料の切り替えが楽になりますので、ご注文はお早めに。ユーザーの@takamasa_net さん、たびたびの情報ご提供有難うございました。
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nao @parasite2006 2012年5月16日
福島県環境計量証明事業協会のホームページのダウンロードコーナーhttp://bit.ly/KkPgSZ でCAN-OSP-NAIのメーカー取説http://bit.ly/JTr34o と福島県が独自作成したマニュアルhttp://bit.ly/HMNXM3 を見ることができます。特に独自作成マニュアルは秀逸で、誤検出の危険性のある天然核種(Q13)までちゃんと出ていますので、機種を問わずNaI検出器入りの食品測定装置のユーザーは必見!
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