女子力の高い人に読んで欲しいけど、女子力の高い人は確実に読んでくれない話
- kapitan_black
- 5964
- 0
- 0
- 0
血液型占いは医学の進歩に伴い出現した概念(科学的だと言う意味では無く、血液凝固などの問題で、血液型が存在すると判明してから・・・と言う意味で)な訳だが、より直截にわかり易い生まれた季節に基づいた占い「星座」占いについて
2011-09-25 15:27:08まず、星占いの原型が出来たのが1000年単位での昔の話だと言う点を強調したい。歴史があると言えばある。そして当時の星占いと天文学はイコールだった。それが故に、当時の占星術にあたっては、当時の最新天文学知識が惜しげも無く投入されたのだ
2011-09-25 15:29:28その結果、昼間の見えていないタイミングでの黄道線上に存在する星座(十二星座)の位置に、太陽が重なっているタイミングも明確になり、それを解釈の基準点として占星術は虚構理論を積み重ねて行った(きっと作る過程の方々は悩みつつワクワクしていたに違いないと羨望しつつ確信する)
2011-09-25 15:32:19ところで、地球が太陽を公転する軌道と自転軸は完全には一致していない。物理学上の止むを得ない事情(主に月に起因する)により、季節と星座の位置は時代と共にずれている
2011-09-25 15:34:02どーゆーことかと言うと、占星術が発達した頃、1月後半から2月前半は、確かにみずがめ座の箇所に太陽が来ていたのだが・・・・・今は違うのであるよ
2011-09-25 15:35:05と言うよた話は兎も角、星座と惑星と太陽と月の位置が、その人物の人生と日々の運勢や、採るべき行動や注意点に、特定の何かを提示し得るか?(一般論としての道徳論では無い)に関しては、それは人口が少なかった頃にのみ成立した幻想だと言ってもいいだろう
2011-09-25 15:37:00勿論、話は暗算で計算できるレベルで留めたいと思う。 現在の日本の人口は大凡1億3000万人だったろうか? この中で、年齢の差(生まれた年の差)を除去する為に 同い年の人間を抽出しよう。 すると、平均寿命85歳程度だとして(均一に分布すると仮定して)1歳あたり150万人程度
2011-09-25 15:42:35性別もそろえるとして、半分にして75万人になる。 更に血液型でも分けようじゃないか。 A・B・O・ABが存在するが、ばらつきもあるし、5分割して15万人にまで減少する。 ふむ、いい感じだ。
2011-09-25 15:43:58さて、星座数は12な訳だからして、15万人を12で割れば1万2千人強となる。 つまりだ、同じ国の、同じ人種の、同じ言葉を話す、同じ年の、同じ性別の、同じ血液型の、同じ星座の人間は、12000人以上いるのだよ、うん
2011-09-25 15:47:15更に、同じ星座でも日付が違えばとの御意見もあるかも知れない。 12000を30で割れば、大凡の一日当たりの人数だ、即ち400人だ。貴方と同じ国性別血液型で同じ生年月日の人間が、ほぼ400人以上存在するという事だナす
2011-09-25 15:49:16この意味するところは、生まれた時間まで限定してさえ、貴方の生まれた時間前後7分30秒以内に貴方を含めて4人程度が存在すると言う意味だ。(1日24時間は4倍すると96 つまり15分は1日のほぼ1/100である)
2011-09-25 15:51:01ここまで同一条件を揃えて、占星術はそのグループに別の御宣託を下すのであろうか?しかし、それは様々な環境に存在する人間に、唯一無二の物として下されるべき性格のものだった筈だ(少なくとも成立当初の占星術にとって)
2011-09-25 15:52:52人類の人口の増大は、この様な「安心感を与える伝統」にさえ、確かな崩壊への足音を高く響かせてしまう物なのである。ある意味残念ながら。
2011-09-25 15:55:07