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茂木健一郎(@kenichiromogi)さんのスティーヴ・ジョブズに捧げる連続ツイート⑤「狂っているという言葉が、ほめ言葉になるような、そんな世界が素晴らしい」

脳科学者・茂木健一郎さんの10月11日の連続ツイート。 イギリス滞在中に茂木さんの人生を変えた一冊の本について。 Insanery Great(狂っているほど凄い)というのは、Macintosh開発中にジョブズ氏が口癖のように言っていたこと...天才と狂気は紙一重である。なぜなら創造とは脳の動的バランスを崩しつつ運動する行為であるから...常識人から見れば「狂っている」ということになりかねない...
インターネット 茂木健一郎 くほ スティーブ・ジョブズ Macintosh
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  • 連続ツイート
茂木健一郎 @kenichiromogi
しゅりんくっ! ぷれいりーどっぐくん、おはよう!
茂木健一郎 @kenichiromogi
「連続ツイート」をお届けします。文章は、その場で組み立てながら即興的に書いています! 今朝は、イギリス滞在中に、ぼくの人生を変えた一冊の本
茂木健一郎 @kenichiromogi
くほ(1)イギリスに留学中、たまたま手にした一冊の本。それが、Steven LevyのInsanely Greatだった。Steve Jobsと仲間たちが、Macintoshをどのようにして作ったかという話。この一冊で、ぼくのコンピュータに関する概念が変わった。
茂木健一郎 @kenichiromogi
くほ(2)Insanely Great(狂っているほど凄い)というのは、 Macintosh開発中に、ジョブズ氏が口癖のように言っていたこと。少々良い、というのではない。ワーって狂っているほど凄い、そんなものを作ろうぜとジョブズ氏は周囲にハッパをかけていたのである。
茂木健一郎 @kenichiromogi
くほ(3)天才と狂気は紙一重である。なぜなら、創造とは、つまりは脳の動的バランスを崩しつつ運動する行為であるから。既成観念を踏み破るということは、「ルール」や「正解」を無視するということ。常識人から見れば、「狂っている」ということになりかねない。
茂木健一郎 @kenichiromogi
くほ(4)ライト兄弟が初飛行に成功する数年前、ある物理学者は、人力飛行が不可能であることを「証明」する論文を書いたという。実際に飛んでも、誰も信じず、しばらくして「本当に飛んでいるらしい」という噂が広がって、ようやく地元紙が記事にした。
茂木健一郎 @kenichiromogi
くほ(5)ファラデーは、電磁気の実験をしている時に、見学者の貴族に、「おもしろいね。でも、これが何の役に立つのかね?」と言われた。今の家電製品の全盛を見たら貴族は何と言うだろう。ヴィジョナリーは、常識から見れば、狂っているように見えるものである。
茂木健一郎 @kenichiromogi
くほ(6)That's insane! お前、それ、狂っているよ。それがほめ言葉になるような社会、ないしはコミュニティ。創造性を育むのは、そんな環境。常識から外れるとバッシングされたり、冷たい目で見られるような環境では、なかな天才の芽は育たない。
茂木健一郎 @kenichiromogi
くほ(7)ジョブズ氏が、Macintoshを仲間たちと作っていた、その現場に身を置いてみよう。美しいフォントがのり、GUIで直観的な操作が可能で、コンピュータが喋り、文字と図形が一つにつながるような、そんなコンピュータ。「狂っているほど凄い」、未来のコンピュータ。
茂木健一郎 @kenichiromogi
くほ(8)「狂っているほど凄い」ものだけが、世界を変えてきた。これからも、「狂っているほど凄い」ものが、私たちの世界を変えていくだろう。常識人から、「お前は狂っている」と言われることは、一つの勲章だ。自分の中に揺るぎないロジックがあれば、気にすることなどない。
茂木健一郎 @kenichiromogi
くほ(9)1984年。ジョブズ氏が、ついに完成したMacintoshを立ち上げる。画面に、Insanely Great! (狂っているほど凄い!)という文字が現れる。ヴィジョンが現実化した瞬間。その時、すべての苦労は何百万倍の喜びとなって帰ってくる。
茂木健一郎 @kenichiromogi
以上、「狂っているという言葉が、ほめ言葉になるような、そんな世界が素晴らしい」ことについての連続ツイートでした。
茂木健一郎 @kenichiromogi
1984年、完成したMacintoshを披露するSteve Jobs。画面には、「マッキントッシュ、狂っているほど凄い!」という文字が。 http://t.co/3qRmX8ey
  • 今日のクオリア日記
茂木健一郎 @kenichiromogi
クオリア日記 Y字路のあたりの風景はね、とてもいいんだよ。 http://t.co/lEUAjI4o
  • 茂木さんの東京大学Liberal Arts Collegeに関する私案-
茂木健一郎 @kenichiromogi
「東京大学Liberal Arts Collegeに関する私案」、8件のコメントを新たに公開しました。 http://t.co/HEgWr6PL

コメント

広瀬直樹 @fab4wings 2011年10月11日
ジョブズ氏の死は残念なことだと思うし、哀悼の意を告げる人達の邪魔をするきは毛頭ない。だけど、何か少し違うイメージが拡散してるように感じてる。
広瀬直樹 @fab4wings 2011年10月11日
最初の量販機アップルⅡは、オープンアーキテクチャーだったけど、簡易な造りで、バッタモンの電子機器を造る秋葉原周辺とかにある零細企業が、APⅡなるコピー商品出してた。
広瀬直樹 @fab4wings 2011年10月11日
同じ性能で半額くらいだったと思う。そのあとリサという(マックと同コンセプトの)高価なパソコンを出してまったく売れなくて、白黒の廉価版みたいなマックが登場した。
広瀬直樹 @fab4wings 2011年10月11日
ちょうどその頃、音楽やデザインの会社がこぞって使ってたアタリのパソコンがこけて、同じモトローラーのCPU使ってたマックの方に、クリエイター系のソフトメイカーが移籍した。
広瀬直樹 @fab4wings 2011年10月11日
ジョブズ氏は、偉大な人であり、アップルは良いメーカーだと思うけれど、いちいち日本メーカーと比較して、日本は駄目でアップルは良いと言うほどには、
広瀬直樹 @fab4wings 2011年10月11日
パーフェクトメーカーではない。日本の企業と同じように、失敗もたくさんしてるし、時流に乗れたこともあれば運が悪かったこともある。
広瀬直樹 @fab4wings 2011年10月11日
単純に、面白くて影響ある人だった。その人の作った企業も本当に変わっていて、世の中を面白くした。というような単独の評価で良いように思える。
広瀬直樹 @fab4wings 2011年10月11日
日本の企業人やメーカーにも、もちろん欠点や失敗もあるけれど、良いところたくさんあるので。
広瀬直樹 @fab4wings 2011年10月11日
改正 アタリ→コモドール コピー商品→違法ではないコピー商品
広瀬直樹 @fab4wings 2011年10月11日
互換機の方が適切かも。
hamp@横浜山中 @32hamp 2011年10月11日
後付け且つ中身がないなぁ。1,でかいイノベーションを起こす程の発想なら、世間からかけ離れてるわけで、世間が許容する発想はそもそも「狂ってない」 2,同様に、「狂ってる」という評価で心が折れるような人間は「狂っていない」。狂っている人間には世間の暖かい眼差しなどそもそも不要。
hamp@横浜山中 @32hamp 2011年10月11日
特異な才能を伸ばすことは必要だろうが、その手法が日本人的な「平準化、許容して上げること」で語られているのが大いなる矛盾、というか、この世代の発想の限界なのかねぇ。
hamp@横浜山中 @32hamp 2011年10月11日
ついでに言うと、偉人は狂ってることが多いけど、狂ってる人が常に偉人とは限らない。 「個性」というファクターでこの辺りを勘違いして失敗したゆとり教育の事をもう忘れてしまったんだろうか、この人。 
hamp@横浜山中 @32hamp 2011年10月11日
ぶっちゃけ、一ジョブスファンとしては、PCにも教育にも詳しくない人が、陳腐な言葉でジョブスを神格化するのをこれ以上見てられない、って感じ。彼の偉業を称えるのになんで神格化する必要があるのかね?
hamp@横浜山中 @32hamp 2011年10月11日
↑「周りが許容し、暖かく育てる」事では「狂ってる」ものは育たないですよ、というのが主旨です。 例としてゆとり教育を挙げました。「鬼才」を今まで通りの秀才の育て方で育てよう!というのがおかしいんじゃないかと言うことです。 茂木さんが挙げた人たちの「狂ってる」評価も好意的なモノではなかったわけですしね。
hamp@横浜山中 @32hamp 2011年10月11日
鬼才がロールモデルで育ったら苦労しない、というか、そう言うロールが出来ないから「狂ってる」としか表現できないんでないですか?
hamp@横浜山中 @32hamp 2011年10月12日
↑ 無意識に「邪魔をしない=障害を取り除く」が「無害か良い方向にしか働かない」という前提で話されているところが、茂木さんと同じなので、それは共感するだろうなぁ、という感じです。そこが「今までと同じ」で、「ゆとり教育で失敗した部分」だと私は言ってるのですが。
hamp@横浜山中 @32hamp 2011年10月12日
また茂木さんのライト兄弟やファラデーは「狂ってる」というくくり以外ではジョブスと真逆の人たちで、彼らは一つの事だけに集中した研究者、技術者です。確かにこれは「障害を取り除いて上げれば」捗りそうな気がします。
hamp@横浜山中 @32hamp 2011年10月12日
しかし、ジョブスの才は「総合プロデューサー」です。(技術者でもありますが)他を遮蔽して育つ種類の才能ではないと思います。そして、障害を取り除くことで育った一点突破型の鬼才は既に日本には結構居ます。しかしプロデューサーはあまりいません。日本の現状「技術はピカ一だが、プロダクトとしてのヒットがあまりない」の実情がそれです。
hamp@横浜山中 @32hamp 2011年10月12日
中国の科挙試験に端を発しているんでしょうか……「障害を除く」という発想が、既に「既存のフォーマット化された処を突き詰める」学習法の一種な訳です。 そもそもそう言う固定観念の一般人が「障害」だと思うことは才人にとって本当に障害なのか?という処ですね、ポイントは。 
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