- fujishiro1127
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「よーく聞くんだぞ。今から私が話すことを、よーく聞いて、これからの身の振り方を決めろ。わかったな。」そう言って目を細めたオゾノ様に、僕もしっかりとうなずいた。To Be Continued…
2011-10-12 00:42:25「今はこうして、小僧も呼んできたところだし、きちんと話す時がきた。黙ってきいていろ。」「えー…ぶつぶつ…」マスターは、しぶしぶといった感じで、座りなおした。「小僧。」「はい。」オゾノ様の目が、再び僕の方に向いた。
2011-10-12 00:41:13マスターら幹部も、総帥の失踪についてはほとんど何もわかっていなかったようだし。ステルスマンのことだって、よくよく考えれば憶測のような気がする…。「うるさいなお前は…本当にやかましい奴だ。あの時はな、まだ話すべきではないと思ったから何も言わなかったまでだ。」
2011-10-12 00:34:28「ずばり言うがな。私は平沢が失踪した時、奴のそばにいた。」「えーっ!!!!!!!!」マスター秋山が叫んだ。「ちょ!!オゾノ様っ!!僕らがお話伺った時は、なんにも知らないっておっしゃってたじゃないですか!!!なんで今そんな重大なことを…!!」それはそうだ。と僕も思った。
2011-10-12 00:32:08「とりあえずはこんなところだ。では小僧。」「…はい。」もう小僧には突っ込まない。何も突っ込まないぞ…。「ここからが本題だ。なぜ私がお前のような下っ端の若造の前に姿を見せたか、それを明らかにしよう。」「………。」僕は覚悟を決めた。
2011-10-12 00:27:55平沢総帥やマスター秋山など、一部の幹部のみが、目玉となったオゾノ様の存在を認識し、オゾノ様は極秘にUNION内で総帥に助言をしたりして、経営にかかわっていたということだ。
2011-10-12 00:24:16オゾノ様の話は、またちょっと長くなったのでまとめると、事故死し、目玉の形でCGの世界に魂のみが生きることとなったオゾノ様は、その後表向きには亡くなったとして、正式にその死が発表され、葬儀まで行われた。
2011-10-12 00:19:47