西條剛央 深夜のつぶやき【ミシンでお仕事プロジェクトはじめます!】
【拡散希望】12日BSフジプライムニュース『ITが被災地のために出来ること』櫻井充民主党政調会長代理、喜多埜裕明ヤフーCOO、西條剛央早稲田大学院専任講師(ふんばろう東日本支援PJT代表)のダイジェスト(前編/後編)はこちらからみれます→http://t.co/skpjKBC3
2011-10-13 01:46:46明日(今日)は授業dayですが、最近パソコン&ネットから離れていたので、久しぶりにしょうもないことをつぶやいていきたいと思います。
2011-10-13 01:48:59以下、2011年3月20日に放映された『ドラゴンボール(改)』の最後の次回告知の内容です(早稲田の大学院の先生で、この番組を録画していたひとは僕ぐらいかもしれませんw)。3月11日にあれが起きたので、その後しばらく観ていなかったのですが、後から見返すとかなりすごいこと言ってます。
2011-10-13 02:00:54以下その一部始終を自力で文字起こしw 悟空「おっす、おら悟空!セルに勝ったぞ!おら死んじまったけど。」(いつものあの明るいテンションで) 悟飯「お父さん、ぼくのせいで・・・」 悟空「気にすることねーぞー。これからおめーの夢かなえろ!!」(続く)
2011-10-13 02:04:03(続き) 悟飯「ほんとにごめんなさい・・・(涙)」 悟空「誰だって死ぬときは死んじまうさー。生きているやつはそんなこと気にすんなって!! 悟空「次回、『笑顔の別れ 新しい日々へ』 じゃ、死んだらまた会おうぜ!!」 (おわり)
2011-10-13 02:04:46これをみたのは5月ぐらいだったか、悟空、やっぱりそこらの主人公とは桁外れにすげーなあーと思った。こんな達観していて、生きている人に力を与える最後の言葉を残した主人公って他にいるだろうか。
2011-10-13 02:07:33少なくとも僕はこの突き抜けた台詞を聞いて、少しだけ救われた気がしました。論理的にはむちゃくちゃな内容だけど、悟空のあのテンションで言われると、そういわれればそうだかもなと思えたり。
2011-10-13 02:09:20本当に多数の亡くなった人や行方不明になっていた人に関して、様々な思いを抱いていた人はたくさんたくさんいたであろうあの時期に、偶然か必然かわからないけど、こういう台詞が流れちゃうのは、ドラゴンボールか鳥山明かわからないけど、すごいなあと思いました。
2011-10-13 02:12:15ラオウは「我が人生に一片の悔いなし!」と立ちながら死んでいき、哲学者ヴィトゲンシュタインは「僕の人生は素晴らしかったと皆に伝えてください」という遺言を残して亡くなって、それはそれで立派という他ないが、それらは自分が起点なのに対して、悟空は常に他者が起点のところが根本的に違う。
2011-10-13 02:17:07考えてみれば、悟空は、探究心旺盛でその意味では自分勝手に動いているようにみえるが、本当に怒るときは自分が傷つけられたときというよりも、クリリンとか親しい他者が傷つけられたときに限定せれている気がする。特に成人以降になってからは。
2011-10-13 02:20:47単に達観しているだけではおもしろくもなく誰もついてこないんだけど、あの自分本位に強さを追求したり、「おらワクワクすっぞ」とかいって勝手にピンチを招いたりしながらも、最初と最後のところでは達観していて他者愛に満ちている点が、他の主人公にはない惹き付けられる凄さなのかもしれませぬ。
2011-10-13 02:26:12それはさておき、被災地に入ったある人が最も尊敬している人が言っていた「亡くなった方の多くは、自分のためではなく、他人のために亡くなったんです」という台詞が思い出される。
2011-10-13 02:30:27確かに僕がたまたま観たyoutubeなどの映像の中でも、自分だけなら明らかに助かった人も他の人を助けようとして亡くなった方がたくさんいた。家族やペットを助けようと海岸の方に戻った人もたくさんいる。自転車で助けにいって行方不明のままになった。そういう話もたくさん聞いた。
2011-10-13 02:33:07現地に入ってそうした話を聞き続けるなどということは、どんなに訓練を受けた人であっても、そうできることではない。なぜそういう人の話を何十人も聞いて、かつその人たちに癒しを与えることができるのか、ということを聞いたことがある。
2011-10-13 02:37:47そうしたら、そうした人たちの根本には、愛があるから、そういう側面に焦点化していけばエネルギーをもらえるから大丈夫というようなことをおっしゃっていた。確かに哀しみに「同調」してしまうと1人2人の話を聞いただけで身が持たない。「同調」するのではなく「共感的に理解する」ことが大事と。
2011-10-13 02:40:35結局人には人生の選択肢なるものがあるようで、半分以上はないんだと思う。数メートル先に小さな赤ちゃんがいます。津波が迫ってきてて、今すぐ脱兎のごとく全力疾走で逃げなければ絶対に助かりません、といわれても、結果としてほとんどの人は赤ちゃんを助けようとして一緒に亡くなるでしょう。
2011-10-13 02:47:38今震災ボランティアをしていて、大変な思いをしている人もたくさんいると思うのですが、だからといって時間を巻き戻しをしても、おそらくほとんどの人は同じ状況に置かれたら、同じ行動を選択したはずです。(ねむい)
2011-10-13 02:49:17特に過去の出来事に関しては、この意味において決まっている、という側面が強い。でも、未来に対しては、必ずこうするんだという意思を強く持てば、多少の触れ幅でそういう選択肢の連載自体を変えることもできる気もする。
2011-10-13 02:51:00「人生は半分は決まっていて、半分は決まっていない」という台詞や「人生はすべて決まっていて、すべて決まっていない」という台詞は、哲学的に深淵な意味を持つ謎めいた命題のように思えるけども、それらの各人が納得いく答えはいくつかのパターンに決まっているように思う。
2011-10-13 02:52:42まず過去を見渡す観点からいえば、いつも過去は決まっていてそこには意思が入る余地はない。つまり半分は決まっている。しかし未来を見渡す観点からいえば、自分の意思次第で変わるという点で半分は決まっていない。
2011-10-13 02:54:14これを「すべては決まってて、同時に決まっていない」という命題にすると、より哲学的に深い感じがするけど、そういう表層にだまされてはだめで、結局、同じようなことを言っているだけ。
2011-10-13 02:55:43これを遺伝と環境の相互作用という発達心理学お決まりの常套句で片付けることもできるけど、これは何も説明してない(注、その内実は発達心理学や生物学が少しずつ確実に解き明かしているところもあります)。
2011-10-13 02:56:51外部から観て、自分ならこうするのにと思うとき、それは「外部から観て」というところが抜け落ちていることがほとんどです。『その人の立場で」と考えると、ほとんどの場合は、「その人」と同じような行動をしてしまう、ということもあるんだと思います。
2011-10-13 02:59:28外部から観て、自分ならこうするのにと思うとき、それは「外部から観て」というところが抜け落ちていることがほとんどです。『その人の立場で」と考えると、ほとんどの場合は、「その人」と同じような行動をしてしまう、ということもあるんだと思います。
2011-10-13 02:59:28