集英社インターナショナルの中の人が再販制を語る

出版社の人が著作物再販制度を批判的に語っているのが珍しいと思ったので、まとめてみました。
文学 書籍 出版 新聞 再販制
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集英社インターナショナル @Shueisha_int
まあ、結局、半世紀以上も同じ枠組み(委託再販制)を続けたことが、業界全体の活力を失わせましたね。それは間違いないことです。
集英社インターナショナル @Shueisha_int
さっきの再販制の話で補足すれば、それでも半世紀、出版業界が続いてきたのは出版社が許認可事業ではなく、また初期投資も必要ないので(業界秩序の中での、という制限つきながら)自由な参入ができたからであろう。しかし、そうしたメリットよりも今は積もり積もったデメリットのほうが大きくなった。
集英社インターナショナル @Shueisha_int
再販制に関して言えば、私などは15年くらい前から「こりゃあ、いつまでも続くわけはないよな。明日にでもなくなってしまっても不思議ではない」と思っていたものです。しかし、それが15年も曲がりなりにも維持されているのは、正直びっくりもします。
集英社インターナショナル @Shueisha_int
私にかぎらず、それは出版界にいる人間ならば誰でも感じることではないでしょうか。
集英社インターナショナル @Shueisha_int
実際、すでに再販制はメリットよりもデメリットが見過ごせないほど大きくなっていて、そうそう長く維持できるものではないという認識は、書店、取次、出版社、すべてが共有しているものだと思います。
集英社インターナショナル @Shueisha_int
すでにCDへのメディア移行にともなって、再販商品であったレコードは事実上、定価販売ではなくなってしまいました。これもまた、時代の趨勢と言うべきでしょう。
集英社インターナショナル @Shueisha_int
では、いったいなぜ、いまだに再販価格制度が維持されているのでしょうか。その答えは簡単です。出版界ではない、別の業界が、猛烈なキャンペーンを繰り広げて、この制度を維持すべく努力を続けてきたからです。
ワラビ☆マン @warabiman
再販が無くなったら日記、手帳、六法など賞味期限がはっきりしてる商品を十分な数仕入れてくれる書店がありますか? RT @Shueisha_int: 実際、すでに再販制はメリットよりもデメリットが見過ごせないほど大きくなっていて、
集英社インターナショナル @Shueisha_int
賞味期限がはっきりしている生鮮食品だって、扱ってくれる店はあります。RT @warabiman: 再販が無くなったら日記、手帳、六法など賞味期限がはっきりしてる商品を十分な数仕入れてくれる書店がありますか? 
ワラビ☆マン @warabiman
でも閉店前に半額にはできないよ。RT @Shueisha_int: 賞味期限がはっきりしている生鮮食品だって、扱ってくれる店はあります。RT @warabiman: 再販が無くなったら日記、手帳、六法など賞味期限がはっきりしてる商品を十分な数仕入れてくれる書店がありますか? 
集英社インターナショナル @Shueisha_int
ですから、これは出版業界内部での大手vs中小といった、小さな構図で語るのは問題の所在を曖昧にしてしまうことになると思います。
ワラビ☆マン @warabiman
@Shueisha_int あ、すいません再販無くなったら半額シールもありなのか。う~ん。
集英社インターナショナル @Shueisha_int
@warabiman 生鮮食品も最後は豚のえさになるわけですから、本も──言いたくはないですが──リサイクルに回せばいいだけではないですか。また売れ残りのロスが多いのならば、受発注や流通のシステムを改善することを考えるべきです。
集英社インターナショナル @Shueisha_int
欧米の書店ではそうですよね。まあ、今でも再販対象ではない本はそうやって投げ売りされていますが。RT @warabiman: @Shueisha_int あ、すいません再販無くなったら半額シールもありなのか。う~ん。
集英社インターナショナル @Shueisha_int
というわけで、「大手出版社が悪い!一ツ橋だ!音羽だ!」とおっしゃるのも自由ですが、どうせならばぜひ大手町とか築地方面にも目を向けて、視野の広い議論を要望しますよ。 
ワラビ☆マン @warabiman
うああ、それは絶対イヤ。賞味期限が切れた商品でも責任を問うてくる読者はいます。そこをドライに突っぱねられないのがつらいところ。RT @Shueisha_int: @warabiman 生鮮食品も最後は豚のえさになるわけですから、本も─言いたくはないですが──リサイクルに回せばいい
集英社インターナショナル @Shueisha_int
私自身の個人的かつ無責任な感想をいえば、出版社はどこも「再販制はもういつ終わってもおかしくないよね」という覚悟を──少なくとも上の人たち、心ある人たちは──思っていると思います。しかし、それを言い出さないのはなぜかというと、それは大手町や築地あたりの人たちが血相を変えるからです。
集英社インターナショナル @Shueisha_int
私などは無責任に「さっさと手切れをすればいいのに」と思うのですが、長年のおつきあいもあるし、何より「あちらさま」は言論機関だから、というのもあるのかもしれません。大人の事情、なんですかねぇ。
集英社インターナショナル @Shueisha_int
@warabiman ぜひともヨーロッパやアメリカの書籍流通の実態を研究なさることをお薦めします。ハードカバーとペーパーバックでは流通チャンネルが違うことなど、いろいろ勉強になります。
角田智 @kakurin_not
再販制度も・・・読売、朝日が立ちふさがっているのか?転載ゴメンネ。@Shueisha_int 出版社はどこも「再販制はもういつ終わってもおかしくないよね」という覚悟を──少なくとも上の人たち(略)それを言い出さないのはなぜかというと、大手町や築地あたりの人たちが血相を変えるから
集英社インターナショナル @Shueisha_int
引用は言論の自由の一部ですから^^ それにRTあってのTwitterですものね。RT @kakurin_not: 再販制度も・・・読売、朝日が立ちふさがっているのか?転載ゴメンネ。
ワラビ☆マン @warabiman
@Shueisha_int 年度落ちの年度版をブックオフではなく出版社が流通させた場合、賞味期限が切れた商品をなぜ流通させたのかという責任が問われかねない。
164110 @hiroshirohi
価格競争力の観点からすると、必ずしもブン屋だけの問題ではないと思います。QT: @Shueisha_int それは大手町や築地あたりの人たちが血相を変えるからです。
集英社インターナショナル @Shueisha_int
@warabiman あのね、責任問題が怖ければ作らなければいいんですよ。そう思います。
集英社インターナショナル @Shueisha_int
マルクス主義的にいえば、新聞社さんの下部構造の問題です。RT @hiroshirohi: 価格競争力の観点からすると、必ずしもブン屋だけの問題ではないと思います。QT: @Shueisha_int それは大手町や築地あたりの人たちが血相を変えるからです。
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