【セルフまとめ】ディド(そば団子)でダルバートを食べる【謎また謎】

Chokko Tanaak(ちょこ) @choconaak

カレーとは何でたべるか ご飯か、パンか、ナンか、干した飯か、 いや、そばがき(ディド)で食べるのだ #カレー部act pic.twitter.com/Z9x9b4OW8T

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しかしだ。店員さんから聞かれたが確かに「不思議な感じだった」としか答えられなかった。我々は米やナンやと「あまり味のないが染み渡るもの」でカレーを食べてきた。だがディドは違う。味があるし染み渡らない。これでカレーを食べるのは未知の挑戦としか言いようがない

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日本人向けにディドを食べてもらうにはどうしたらいいだろうかと聞かれたが、答えることができなかった。我々は餅でカレーを食べたことがない。ジャパンカレーみたいにドロッとしたほうがいいか、スープカレーみたいにさらっとしたほうがいいか、それすらも分からない。ディドは謎である

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ディドは昔のネパールの主食だったらしい。今の若者はそんなに食べないんだとか。そばは日本でも米の作り辛い地域で食べられてきたものだ ネパールにも食と農業の変わり目ありだった

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この記事を見ている人に聞こう 「君はそば団子に何をかけて食べる？」

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再び考えてみる。キール(フィルニやパヤサムとも呼ばれる)という米を甘く煮たスイーツがある。日本人は米を甘く煮ない。逆に豆を甘く煮る。メキシコ人は豆を甘く煮ない、甘くないままフリホレス・レフリトスとして食べる。

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団子は日本人はスイーツとして食べる。ネパールでは主食として食べる。 ならば仮説は自ずと導かれる 「日本人にとってディドはスイーツではないか」

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前言撤回。それは五平餅やせんべいに意識が持ってかれたゆえの回答だ。スイーツではない ディドは謎だ。現代ネパール人が、かつ日本人が納得いく形でディドを食べるにはカレーがいいのか、それ以上にどのような形態がいいか、それすらも謎だ。伝統と現代の狭間に、私は立ち呆けるしかなかった。

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もしグルメに詳しい人とネパール人を集めることができたならディド後略戦をしたい。料理を料理そのものとその土地の背景の多面的に見て、どう食べるのが現代的に正攻法なのかを解き明かしてみたい