東京都杉並区パートナーシップ制度説明会質疑ツイートまとめ
- Kanren_sio
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昨日のパートナーシップ制度についての説明会、勉強になることが盛りだくさんでした。区の提案に対して、参加した方々から様々な視点での質問が為され、区民生活部長からは「幸せな人を増やすために作る制度なんだ」ということが繰り返し語られました。以下に質疑の一部をつなげます。
2022-12-23 14:06:15【岸本区長 挨拶】 ・ベルギーでの移民としての生活の中で助けられたこともあり、この制度の重要さを深く認識している。 ・この条例案は突然出てきたものではなく、多くの方の長年の募る思いがあり、3月の議会で採択されたもの。議決を尊重して進めるものです。
2022-12-23 14:08:02【区の説明のハイライト】 ・対象として、「同性カップル」「夫婦別姓を希望する異性カップル」「戸籍変更していない方も含めたトランスジェンダーの方を含むカップル」 ・戸籍要件について→多様な性を尊重するため、双方の性別は問わない
2022-12-23 14:09:49Q.「性自認」についての区の認識は?現状の案だと説明不足と感じるが、他区の説明を参考にしては? A.他の自治体の説明を参考にしているが、今後のパブリックコメントなども参考にしながら、より明確に意味が伝わるようにしていきたい。
2022-12-23 14:12:05Q3.根拠規定となる多様な性についての条例の中で、差別禁止について規定をどの程度設けるのか A3.罰則規定は設けていない。啓発活動を行う中で住民理解を深めていきたい。広報にも力を入れ、地域社会として差別をなくすことを目指している。
2022-12-23 14:14:04Q4.対象者に「性的指向や性自認を問わない」ことを掲げた他の自治体の中で、性自認を盾にした事件やトラブルがこれまであったのか。 A4.他の自治体でそのような例はない。法律の方がまずは優先される(戸籍上の性別が優先される)ので、銭湯やトイレについてトラブルが起きることはまずありえない。
2022-12-23 14:15:41Q.7歳以上の子どもは混浴できない、と法改正がされている。やはり今日の街頭で配布されていたチラシには悪意を持った明確なヘイトが書かれているのではないか。 A.チラシの内容については、区としても「これは違うな」と認識はしている。
2022-12-23 14:18:06Q.江戸川区ではポスターを全小学校に貼っているなど、当事者は知っている。区の方で調べると時間がかかることもあるが、当事者が答えを持っていることを認識して、対話の機会を多く設けていただきたい。世田谷区の取り組みでは、医療や福祉など家族に関わることも充実している。 A.ぜひ参考にしたい。
2022-12-23 14:20:41Q.広報啓発活動において、子どもたちへの周知は意識しているか。LGBTQの子どもの自殺率の高さは把握しているかと思うが、区としてどのように認識しているか。 A.他の自治体の取り組みから学びながら周知の方法を模索している。子どもに伝えることを、当事者の方々と意見交換をしながら考えたい。
2022-12-23 14:24:09Q.戸籍上の性別によらない、と対象を決めているが、すべての住民票の記載に男/女とすることをやめていくことは考えているか。 A.パートナーシップ届の受理証については、性別の記載はしない。住民票への性別の記載は今のところ、現状維持の状態となる。
2022-12-23 14:25:44Q.国際条約に即した取り組みであるので、自信を持ってやるべき。区の施策の基本的事項の中で「苦情の申し出」という文言があるが、被差別当事者側に立ち「人権救済」などと書き換えられないか。 A.大切な意見として受け止める。 (この質問の時、区長含め参加していた職員が全員メモを取ってました)
2022-12-23 14:28:16Q.今回の条例を皮切りに、それをも包摂する形で「ジェンダー平等」を実現してほしい。 A.東京都の制度は人権条例を根拠に作っている。制度を作るための意見交換の中では「男女共同参画条例」という案も出たが、多様な性の当事者との対話の中で今の提案になっていることをご理解いただきたい。
2022-12-23 14:31:35時間ギリギリまで様々な質問が出ていて書ききれない。。当事者や制度利用を考えている人だけでなく、「本当にみんなの人権が守られる制度になってほしい」「法律が変わらないとできないこともまだまだあるけどなんとか自治体でできることは全部やってほしい」との思いで参加された方もたくさんでした。
2022-12-23 14:40:30本と海と子どもが好き。 ドラムを叩いたり、ギターを弾いて歌ったり、踊ったり。オカシナサンニン。保育士。 子どもの権利を守れるゆとりのある社会、すべての人がもっと自由に生きられる社会を目指して、2023年5月より、杉並区議会議員(立憲民主党)。 活動情報→ @team_teraharu