2022年12月24日

海の作り方のご紹介 1 海面編（2019.6）

これまでに私が行ってきた、海面ジオラマベースの作り方をご紹介します。最初は海面の表現についてです。拙い初期作品からの試行錯誤が、ちょっとだけ皆さんのお役に立てれば嬉しいです。

艦船模型波 1/350 ジオラマプラモデル

Tobiiro2
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鳶色2号@1/350 高雄 @Tobiiro2

新作のために旧作を見直しているのですが、このスタイロ＋木工パテ適当盛り＋海色＋クリアーチラシ塗装の海面表現法は、あるいは1/700にこそ向いているのかも。 pic.twitter.com/5iNo4Pv3HG

2019-06-06 22:09:49

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鳶色2号@1/350 高雄 @Tobiiro2

同様の作り方ながら、スタイロ表面を幅広ののみでうろこ状に削ったような形にした例。三角波ができる時の海面って、こんな感じの山谷ではないかと。この海面×波を切り裂けない海防艦の丸い舳先＝こんな感じの艦首波、と言う方程式でありますっ。 pic.twitter.com/Di7FsSCQ26

2019-06-07 22:05:54

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鳶色2号@1/350 高雄 @Tobiiro2

左）海を単色では塗らず、ベタ塗りしたベース色の上に別の色 (この場合は黒っぽい青) の粒を飛ばすチラシ塗装で仕上げた例。右）その上から濃い目のクリアー塗料の粒を同じくチラシ塗装で飛ばし、海面の小波を表現。左は解説の為の特殊な照明。普通の天井照明下では右のように見えます。 pic.twitter.com/q3tdIj3Xf6

2019-06-08 22:24:36

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鳶色2号@1/350 高雄 @Tobiiro2

面倒なチラシ塗装に替えて、KATOのウェーターエフェクトを試してみた頃の作品。海面の凹凸がコントロールしやすくなった反面、乾燥してみないと完成形が分からない不便も。浅い角度で見ると、さほど凹凸がついていない。白波については海面の紹介が終わった後に。知りたい人がいればですが。 pic.twitter.com/JV7I49Fdxt

2019-06-09 18:00:00

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鳶色2号@1/350 高雄 @Tobiiro2

海面の試行錯誤もやっとゴールが見えてきた頃の作品。ウォーターエフェクトの替わりに、グロスポリマーメディウムを使用。リキテックスなら硬さ違いで何種類かあって、混ぜて使っても大丈夫かな？と言う判断でした。筆や歯ブラシでとんとんして、テクスチャーを付けています。 pic.twitter.com/zwOQDFadGS

2019-06-10 20:55:13

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鳶色2号@1/350 高雄 @Tobiiro2

次の作品で試したのは、海ベースは平らにして、グロスポリマーメディウムで波を表現するとどうなるかでした。うねりは少ないけれど強い風で波立っている、といったイメージです。綿を使ったボリューミーな白波が主役で、海面は脇役になりました。 pic.twitter.com/pQA6U0hodT

2019-06-12 20:51:33

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鳶色2号@1/350 高雄 @Tobiiro2

もう一度以前の手法に戻り、ベースのスタイロに起伏をつけました。また初めて起伏の向きを揃えてみました。綿によるしぶき表現を試したくて、逆算して起伏は結構大きくつけています。これぐらい荒れると波頭もあちこちで潰れるのでしょうが、いざ筆塗りをする際には勇気がいりました。(笑) pic.twitter.com/HxhExANGF1

2019-06-13 21:06:40

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鳶色2号@1/350 高雄 @Tobiiro2

次に試したのは、グロスポリマーメディウムの量を減らすことでした。海面を見ると大きな凹凸があり、その凹凸をよく見ると小さな凹凸でできており、その小さな凹凸も･･･という風に際限がありません。リアルな海面表現は、いかに小さな凹凸をしかも出来れば簡単に作るかではないかと考えました。↓ pic.twitter.com/68mX69iGih

2019-06-21 20:27:08