日本の「やりたくもない仕事を黙々と毎日こなす人」が一番偉い、という間違った思想について
日本には「やりたくもない仕事を黙々と毎日こなす人」が一番偉い、という間違った思想があるような気がするのですよ。だから「好きなことをやってるんだから、対価は低くても構わないよね! だってそのぶん、ほかのひとが得られないやりがいがあるんですもの」というインチキがまかりとおる。
2011-10-17 16:32:16「好きなことをやってるんだから、対価は低くでもかわまないよね!」は、さすがにそのまま直截に言われたことはないんですが、マジで直接この意味のことを言われたデザイナーのひとの話は聞いたことがあります。しかもクライエント(正社員)に言われたんだって。
2011-10-17 16:36:39そう言った瞬間に、嫌いな仕事なら辞めれば? と言われる罠。RT @1010_lion 嫌いな仕事なら対価は高くていい、ということですね。ぼくの原稿料2万くらいにしてほしいです。
2011-10-17 16:50:58なんにせよ正社員の対価が高く、個人でフリーでやってる業種への対価が低く抑えられているのがおかしいのは、建前上「誰がやっても同じ」「交替が利く」とされている正社員の仕事への対価が高く、建前上「この人のこの仕事が欲しい」とされる、多く専門性を有するフリーへの対価が低いことにある。
2011-10-17 16:53:36専門職のほうが切りやすい、代わりもすぐ見つかる、専門職はフリーに出して、対価はうんと値切ればいい、なんてのはおかしいんだけど、でも総合職の正規雇用の人々が人事も支出も握っている以上、構造的に変えづらいものではある。だは、何もできない奴が高い対価を取ってる構図は間違っている。
2011-10-17 17:02:54@GoITO そういうのもあるけど、単純に市場原理で競争者が多い分野は対価の値が下がるのじゃないでしょうかね。皆がやりたがる仕事の場合は安くなる。
2011-10-17 17:01:41もちろんありますよ。ただそれは、仕事の質を評価できないから、安ければ安いほどいいに流れる発注側の怠慢が重なった結果。RT @taj_h 単純に市場原理で競争者が多い分野は対価の値が下がるのじゃないでしょうかね。皆がやりたがる仕事の場合は安くなる。
2011-10-17 17:04:54正社員とフリーではなく金額の違いは営業力の差と思います。安い正社員ですが。RT @GoITO: なんにせよ正社員の対価が高く、個人でフリーでやってる業種への対価が低く抑えられているのがおかしいのは、建前上「誰がやっても同じ」「交替が利く」とされている正社員の仕事への対価が高く、建
2011-10-17 17:25:59どうしてそう思われたかお聞きしてよいですか? RT @naja2000 正社員とフリーではなく金額の違いは営業力の差と思います。安い正社員ですが。
2011-10-17 17:37:10金額の大小と成果物は直接関係がないことが多いにあるわけです。見積もりに対してお金を払う時、その根拠に納得出来れば高い安いではないわけです。RT @GoITO: どうしてそう思われたかお聞きしてよいですか?
2011-10-17 17:56:07はい。見積もりを出す習慣がない、ないしは内訳を書くのがきわめて困難な業種のことは想定されていましたか? RT @naja2000 金額の大小と成果物は直接関係がないことが多いにあるわけです。見積もりに対してお金を払う時、その根拠に納得出来れば高い安いではないわけです。
2011-10-17 18:06:20もうひとつ。「営業力」とは、成果物の内容と関係なく、価格をふっかける、高く見せる技術という理解でよろしいでしょうか。RT @naja2000 金額の大小と成果物は直接関係がないことが多いにあるわけです。見積もりに対してお金を払う時、その根拠に納得出来れば高い安いではないわけです。
2011-10-17 18:07:29私の経験では話をしてしまったので見積もりを出さない習慣は想定していませんでした、営業力は言葉が悪ければふっかける技術。自己の価値を納得させる力だと思います。
2011-10-17 18:25:05言いたかったのはフリーだから安いって事はなくて、安い仕事は安く高い仕事は高い、作業量は安い高いそんなに違わない、高い仕事を取ってくるのが営業力があるって事だと日々やすい仕事を苦しみながらやっておもってるわけです。
2011-10-17 20:38:13フリーのリスク分会社員より払うって話は、会社からしたらフリーに発注する方がリスクが高い、会社でも信用が無ければ仕事なんかとれないわけで、フリーが自分を高く売り込めなければ良いように使われるだけだと思います。
2011-10-17 20:46:45たとえば、イラストとかマンガとか、デザインとかってどういう内訳で見積もりを書けば「通る」んでしょうかね? 見積もりに「編集費」と書いたら「わけがわからない」と言われ、「ディレクション費」と書いたら通ったって話。どこの業界でしたっけ。
2011-10-17 18:10:53あと、ずっと正社員で来て、給料しかもらったことのないひとは、自営のひとが売上から経費を払ってること自体がピンと来てないことが多すぎる。たとえば10万円もらっても、経費が5万なんてことは普通にあり得るんだが、10万円が給料と同じく自分の財布にそのまま入ると考えがちなんだよね。
2011-10-17 18:14:00だいたい、ぼくも大学を出て三年間は企業勤めだったんだが、辞めたとき、どこへ行くにも交通費が自分持ちだってことに愕然としたもんだった。勤めているころは定期券で都心へ出られたから。
2011-10-17 18:15:14質が維持できる最安値の見極めは難しい。最低賃金はその最低限の歯止めだったはず。 RT @GoITO もちろん⋯ただそれは、仕事の質を評価できないから、安ければ安いほどいいに流れる発注側の怠慢が重なった結果。RT @taj_h 単純に市場原理で競争者が多い分野は対価の値が下がる
2011-10-17 18:16:04全業種でそれが崩れはじめてないですか? RT @sakaima 質が維持できる最安値の見極めは難しい。最低賃金はその最低限の歯止めだったはず。 RT @GoITO 仕事の質を評価できないから、安ければ安いほどいいに流れる発注側の怠慢が重なった結果。
2011-10-17 18:17:23同感。社員共同体的会社経営のためだろうが、それで労働市場は歪んでいると思う RT @GoITO: ⋯おかしいのは、建前上「誰がやっても同じ」「交替が利く」とされている正社員の仕事への対価が高く、建前上「この人のこの仕事が欲しい」とされる、多く専門性を有するフリーへの対価が低いこと
2011-10-17 18:16:26不況の中で、正社員共同体が収奪対象として客観基準で原価計算できないところにしわを寄せているようにも見えます。結果、専門技能者は育たないか他へ去って、「現下の環境で消費者の懐を開かせることには素人」の塊が資産を食いつぶしながら衰退していくことを危惧します。 @GoITO
2011-10-17 18:21:14