誰のどんなクリスマスにもイエス・キリストは一緒にいてくれる

Hokuto Ide @Hokuto_Ide

メリー・クリスマス。 と、言いたいし、すでに言ったのですが、今日の僕のタイムラインには皆さんのお祝いのツイートと一緒にウクライナで文字通り血を流すおそらく正教徒であろう兄弟姉妹の写真も届いていて「世の罪を背負う神の子羊」という聖書のことばを深く意識しました。 願わくば主憐れめよ。

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神の子、救い主イエス・キリストが天から地に来てくださった時、すでに人類は堕落しきっており現在に至るまで罪のゆえに血を流し続けています。「神がいるならなぜ世界に悪があるのか」「もし神の子なら自分を救ってみろ。十字架から降りてこい」という声は現代社会にもこだましているように感じます。

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イエス・キリストの生誕の記録を読む時、その同じイエス・キリストが十字架で無惨に殺されることを知りつつ読むと、単純には、軽薄には喜べない、辛さや悲しみが込み上げます。今日クリスマスを喜べる人のためにも喜ぶには程遠い人のためにも、主はお生まれになり、死んでくださり、復活なさいました。

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神の子がこの世界に来た時に選んだのがちゃんとした宿も確保できない旅人夫婦の泊まる汚く臭く寒い家畜小屋でした。悲惨です。神の子が殺された時も、２人の強盗の隣で冤罪の被害者として服を剥がれ鞭で打たれ釘で木に磔にされました。悲惨です。イエス・キリストは悲惨な現実を人類と共有されました。

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悲惨な現実を前に「神などいない。救いなんてない」と叫ぶしかない人の前に、ホームレスのように生まれ、犯罪者のように処刑され、人としてあらん限りの悲惨な現実を通ったイエス・キリストは佇んで共に悲しんでくださいます。僕はこれが神の愛なのだと信じます。今年のクリスマスは特にそう思います。

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命の安全が保証された暖房の効いた部屋でぬくぬくと食べ飽きて過ごすクリスマス。いつ死ぬかも分からない戦火のもと、凍え餓えつつ過ごすクリスマス。その両端の間にある様々なクリスマス。誰のどんなクリスマスにも神の子イエス・キリストが共にいてくださると、一人でも多くの人に伝わりますように。