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panseponse7
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都市探検家です。普段は廃墟や戦跡、一風変わった建築を撮影しています。探索した物件の数は、国内外含め約2000件以上に登る。 lit.link/urbex34 📩
永谷集落の切ない事情

ダム湖に沈む筈だった廃村。この場所では2回目のダム建設計画が立ち上がり、最後にして完全立退が行われた。しかしその計画が中止になり、誰もいない建物のみが残ってしまった。当時の住民達の心情は如何程の物か想像が出来ない。 pic.twitter.com/yHVo9ZrU7X
2022-12-26 20:48:51


@urbex_34 実際、ダム建設がされなかったんはブナの原生林が沈むってなって、某大学が反対したんでしたっけ? 今は倒木で通れないですよね?
2022-12-27 07:22:59【経緯をざっくり説明】
永谷集落は、福井県おおい町名田庄永谷にかつて存在した集落。1965年頃にダム計画の話が持ち上がったが、4世帯が強く反発し反対運動が起こる。しかし20年後の1985年に、その4世帯も離村を強制強され廃村に。ところが、芦生原生林を有する京都側がその後も猛反対し、2005年にダム計画は白紙となり40年間にも及ぶダム戦争は終焉を迎えることとなった。その後、永谷集落には人が戻る事は無く今に至る。

ダム計画で水没予定となり全住民が退去するも、計画中止により廃村だけが残った地域。福井県おおい町の永谷集落、初春の風景を撮しに行きました。 数ある廃村の中でもストーリー性ある理由と、建造物が多めに残ってることから関西方面では有名な地域となっている様子。 pic.twitter.com/WU2hLGxqJL
2022-04-22 19:41:35




風景自体は正直、富山や能登で見かける廃村とそんなに印象は変わらず。 けど話題になったのはやはりダムによる水没計画があったという話題性と、京都や大阪から車で約3~4時間程で行けるという「近場でないけどちょっと遠出」な距離感で、紹介する人の多さもあって有名になったのかなと推測。 pic.twitter.com/sttowXoDJV
2022-04-22 19:47:33




廃村、永谷集落への林道は整備されておらず、麓の集落から続く林道は倒木と積雪で通行困難な状態。折れた電柱が豪雪地帯の厳しさを語ってます。 自分は麓に車を停めて、熊鈴等装備し撮影機材担いで数キロ、徒歩約1時間かけて集落に行きました。 pic.twitter.com/PrQieQQhoS
2022-04-22 19:52:27




「よくある廃村」でしたが、それだけに危険も沢山ありました。 残量や腐食具合がわからないガスタンク、いつ爆発するかわかりません。 地面はイノシシも足跡で埋め尽くされてました。 3枚目の写真、手前の黒い穴は草に覆われた古井戸。目視3~4m程下に水面が見えました。 当然、携帯電波エリア外。 pic.twitter.com/omHlZBYEKG
2022-04-22 19:57:27

