白石和彌監督『サニー32』は映画による「アイドル論」だった。

ＵＷの落日 @uw_susu

いつの間にか、こんなビッグ・プロジェクトが進行していたとは！ 今までのAKBメンバーの主演第１作の中では、スタッフ・キャストが最も意欲的ではないかな？これはやはり、北原里英さんの女優としてのポテンシャルが買われたからでしょう。 nikkansports.com/entertainment/…

ＵＷの落日 @uw_susu

特報などを観ると、この映画には、誘拐された平凡な女教師の北原里英さんが「伝説の殺人者サニーだと思いこまされて行く」という展開があるらしい。そんな「サニーだと思いこんで行く『私』」を凄みを持って演じられるか？がポイントだとすれば、北原里英さんはピッタリだと思う。 twitter.com/uw_susu/status…

ＵＷの落日 @uw_susu

実現していて、良かった… しかも、北原里英さんの好きそうなタイプの映画だしね。😄 twitter.com/uw_susu/status…

ＵＷの落日 @uw_susu

秋元康氏が、ラジオで「北原里英主演でホラー映画を作る」と公約した件、その後のNGTキャプテン就任でうやむやになってしまったが、私は忘れてないぞ！ （北原里英さんも、実は忘れていないと思う…😅）

2016-12-18 15:53:27

ＵＷの落日 @uw_susu

リリー・フランキーも「本来スタントの人がやるところを全部（北原本人が）やっていますもんね。死ななかったから、今ここに立てているようなもんですよ」と舌を巻き、ピエール瀧も「（ノースタントと言えば）トム・クルーズか北原里英か」と絶賛した。 mdpr.jp/cinema/detail/…

ＵＷの落日 @uw_susu

『女優・北原里英の魅力は「自分を作ろうとしないところ」』 監督に「撮影中に北原さんがずっと小声で“がんばれわたし…できるよわたし”と言っていました」と独り言を暴露され、北原は笑いながら「言っていたんでしょうね、あんまり記憶がないくらい追い詰められていて（笑）」m.cinematoday.jp/news/N0098082.…

ＵＷの落日 @uw_susu

『白石和彌監督「トップアイドルでアングラ映画」を』 －それにしても北原さん、頑張ってますよねぇ。 「頑張ってますよ。歴代の僕の映画でもこんなに肉体的に頑張った人いないんじゃないかな？」 （この記事、プロットのネタバレがあるから、読む人は気を付けてね😄） lmaga.jp/news/2018/02/3…

ＵＷの落日 @uw_susu

これから、北原里英さん主演の映画『サニー 32』について連続ツイートします。映画を観ていなければ良く意味の判らない文章になっているとは思いますが、いっさい「忖度」しないで呟きますので、ネタバレと言えば盛大にネタバレです。 だから、気になる人は読まないでね！警告したから怒らないでね〜🙇

ＵＷの落日 @uw_susu

『サニー 32』ようやく観ましたよ！「北原里英さん演じる女教師が、史上最も可愛い殺人犯サニーに間違えられ、サニーを崇拝する男達に拉致監禁される」というストーリーを聞いて、変種のコピーキャットものかな？と予想しましたが、そんな観客の予想を裏切り、意外な展開をする映画でした。 #サニー32

ＵＷの落日 @uw_susu

『サニー 32』はAKBファンならご覧になった方が良いと思います。これは様々な見方を出来る映画ですが、アイドル映画でもあるのです！アイドル北原里英さんが主演しているから、だけではなく（白石和彌監督が意図しているのかは判りませんが）「アイドルについての映画」になっているのです。 #サニー32

ＵＷの落日 @uw_susu

北原里英さん演じる赤理は史上最も可愛い殺人犯サニーに間違われるが、彼女は偽物なのだ。しかし赤理は「皆が望むなら、私はサニー」とサニーに救いを求める者たちの救世主として目覚める。アイドル（偶像）は実体ではなく、信者による願いが作り上げる虚像。これはアイドル誕生物語なのだ。 #サニー32

ＵＷの落日 @uw_susu

しかし、ついに偽サニーは本物（門脇麦）と対面することになる。本物の前にメッキが剥がれて行く偽サニー。ここは演出と演技の作り出すコントラストが見事だ。やはり偽物（アイドル）は本物には敵わないのか？だが一方で身もふたもない現実も顕になる。本物には救いもカタルシスもないのだ。 #サニー32

ＵＷの落日 @uw_susu

偽物の王国は崩壊する。偽物（アイドル）の救いなんてまやかしだったのだ…。いや違う！最後に赤理は立ち上がる。偽物（偶像）だから、皆の願いの産物だから、人々を救えるのだ。跳ぶんだ！偽物の飛行機（ドローン）に乗って！しかし虚像は墜落する。やはり偽物じゃ飛べない。終わったのか？ #サニー32

ＵＷの落日 @uw_susu

赤理は目を開く。そう！サニーは終わらない！北原里英も、AKBも、アイドルも終わらないんだ！ …とゆ〜映画でした。え？何だか判らん？映画館で観てね〜！😄 私の興奮だけは伝わったのでは？これは映画によるアイドル論よ！（ホント？😅）北原里英さんは正に体当たり演技。お疲れ様でした。 #サニー32

日活配信情報【公式】 @nikkatsu_rights

明日23日17:00～、スターチャンネルさまにて『サニー／32』（監督：白石和彌　出演：北原里英ほか）放送。 中学校教師・藤井赤理は24歳の誕生日を迎えたその日、何者かに拉致された。犯人は「ずっと会いたかったよ、サニー...」と、そう赤理のことを呼んだ…[PG12] star-ch.jp/channel/detail… pic.twitter.com/4PShRU2LcX

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映画会社日活 @nikkatsu100

スターチャンネルにて明日7/13（水）7:00～『サニー／32』放送📺 監督：白石和彌 主演：北原里英 中学校教師・赤理は24歳の誕生日に拉致された。「ずっと会いたかったよ、サニー」と犯人は赤理のことを呼んだ。 ◎サニー／32 nikkatsu.com/movie/33076.ht… ▼スターチャンネル star-ch.jp/channel/detail…

ＵＷの落日 @uw_susu

北原里英さん主演『サニー/32』がABEMAテレビで、あと6日間無料で視聴できます。 未見の方は是非。 abema.app/Vj7F

ＵＷの落日 @uw_susu

『サニー/32』は、実は映画によるアイドル論なのです。 ・大衆の「偽りの夢」の受け皿となるアイドル（偶像）の誕生 ↓ ・「本物」と直面することによって崩壊するアイドル（偽物）の虚像と、偽りのアジールの崩壊 ↓ ・しかし、大衆の夢がある限り、アイドルは終わらない！ togetter.com/li/2026590

ＵＷの落日 @uw_susu

『サニー/32』は、白石和彌監督作品としては「怪作」みたいな扱いで、あまり語られませんが、北原里英さんが演じる「アイドル論の映画」として観れば（もちろん、それだけではなくオウム事件や連合赤軍なども投影されていますが）AKBファンにとって、興味深い作品ではないでしょうか。 #サニー32 pic.twitter.com/YO4BhuGRXp

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ＵＷの落日 @uw_susu

みなさん『サニー/32』観ました？ 私も久しぶりに観たが、いやぁ北原里英さん、よくこの映画をやったよね。 北原里英さんを「アイドルらしく」「キレイに」撮ろうとした画面が1ショットもない。全編「汚れ役」。 卒業発表していたとはいえ、現役アイドルの主演映画としては空前絶後ではないだろうか。 pic.twitter.com/XYCnRSwo8t

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ＵＷの落日 @uw_susu

『サニー/32』を「アイドル論」として読み解いている人を他に見かけないが、白石和彌監督には間違いなくその意図があったと思う。 AKBファンとしては、そこを評価したい。 同時に、この映画はブラックコメディでもあるのだが、それも理解されず、『凶悪』みたいな映画を期待して失望した人も多い。

ＵＷの落日 @uw_susu

北原里英さんの「偽サニー」が「本物」と対面して「化けの皮が剥がれる」シーンは、この映画の重要なポイントで意図的な演出なのだが、その意図に気づかずに「そのまま」受け取って北原里英さんを揶揄する感想を多く見かけた。 でも、あそこの北原里英さんは「インチキに見えなければならない」のだ。

ＵＷの落日 @uw_susu

『サニー/32』に対する世間の冷めた視線は、AKBが世間の人から「あんな歌とダンスのどこが良いんだよ」と揶揄される状況にシンクロしている。 その意味では、白石和彌監督の「アイドル論」は成功しているのであり「だから評価されない」という皮肉な構図が成立してしまった。 twitter.com/uw_susu/status…

ＵＷの落日 @uw_susu

北原里英さんが演じる偽サニーは全編「インチキ臭い」。それはAKBが「インチキ臭い」アイドルだからだ。 そのインチキ・カリスマに大衆が熱狂し、救われる。その愚かしさ、ウソ臭さが皮肉に描かれる。 しかし、偽サニーは本物と出会ってしまい、インチキがバレる。 そして、大衆の夢も一度醒める。

ＵＷの落日 @uw_susu

しかし、本物は「自分らしくある」だけで、大衆の夢の受け皿にはなれない。本物には、そんな事は知ったことではないのだ。 だが、大衆が救われるには「インチキな夢」を受け止める存在が必要ではないのか？それこそアイドルなのだ。 大衆の夢がある限り、アイドルは終わらない！ …そんな映画でした。