飯舘村避難民Ａ：沼　惇さん - 2011年8月

飯舘村避難民Ａ：沼　惇 @A1271

毎日食べるお米とそうでない牛肉の放射能規制値が同じ５００ベクレル・ＫＧ．この理屈を正しく理解してないと今後生産者、消費者共に悩むことになるのでしょう。でもどうしたら正しく納得出来るのでしょう？

飯舘村避難民Ａ：沼　惇 @A1271

ついに出た。民主党原発事故影響対策ﾌﾟﾛｼﾞｪｸﾄﾁｰﾑが2日原発周辺地域で土地収用を行い住民には移住を促し支援策を講じる事を推奨と明記。避難民にとって自分の居住地がどうなるのかが最大の関心事であり臭い物に蓋をせず感情に流されず現実を直視してこの論議が深掘りされる事を切に期待。

飯舘村避難民Ａ：沼　惇 @A1271

明日4日から飯舘村に戻り1週間程度滞在して来ます。目的は警報装置工事立会と農場の草刈そして村の知人を集めての内部被爆除染会（アルコールで）村はネット環境がありませんので暫し情報発信はお休みです。

飯舘村避難民Ａ：沼　惇 @A1271

夕方7時のＮＨＫﾆｭｰｽで出荷前の牛には特別な措置をしているので出荷しないで1カ月も放置すると牛は死ぬ恐れがあると報じていた。斯様な牛肉を食べされられることが自体が空恐ろしい気がするが、一体どんな措置を出荷前にしているのか説明頂ければ幸甚。

morinokuma 原発要らねえだ！ @cdatatng

肥育牛の出荷月齢はだいたい30ヶ月齢をめざして仕上げます。特別な地域や一部の雌を除いて。30ヵ月齢を過ぎて食欲維持すれば、肉は良くなってきますが、牛に無理がかかり、ギリギリのところで生きていきます。従って、飼育者の意に反して出荷が延びれば、突然死のリスクも高くなります。

飯舘村避難民Ａ：沼　惇 @A1271

@cdatatng 有難うございます。了解です。

飯舘村避難民Ａ：沼　惇 @A1271

飯舘村一時帰村報告（１）8月4日ー13日農場のﾒﾝﾃの為帰村した。下り東北自動車道で高級四駆ﾚﾝｼﾞﾛｰﾊﾞｰ2台に遭遇。日本赤十字ﾏｰｸ。赤十字といえば野戦病院のｲﾒｰｼﾞだがそういえば今回の震災では観た記憶は無い。高級車に乗る寄付金集めのﾊｲｿｻｲｱﾃｨ団体のｲﾒｰｼ？

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i飯舘村一時帰村報告（２）：お隣のＴさんの棚田です。評判だった美しい棚田が畔，田の区別がつかない程荒れ果てて。まさに五木宏之のいう”山河破れて国あり”の風情です。 http://t.co/oVayK7J

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飯舘村一時帰村報告（３）：アシナガ蜂が異常に多い。村民が留守で軒先に巣を作り放題の性だろう。アブも異常に多い。村から牛が居なくなったので人を盛んに襲う。特に大型のヤマトアブ。また猪のウリ坊も異常に多い。とまれ滞在中にアシナガ蜂に1回、アブに4回も刺され住みにくい村になったもの。

飯舘村避難民Ａ：沼　惇 @A1271

8月15日に思う：夜のＴＶ番組はいつもと変わらず馬鹿番組のみ。（ＢＳの人間の条件除く）日本の運命を大きく変えた今日くらいはこの戦争についてあらゆる視点からの特別番組のオンパレードであって欲しい。東日本大震災、原子炉事故もいずれはこうして置き去りにされ忘れ去られるのか。。。

飯舘村避難民Ａ：沼　惇 @A1271

8月15日に思うその２：異論と承知して言うが敗戦記念日を終戦記念日と言い換え国家の責任には触れずあたかも天災に散ったが如き平和を祈る戦没者慰霊祭。原子炉事故も責任の追及もうやむやでやがて慰霊祭だけが残るのだろうか？何事も過ちを認め責任の所在をはっきりしてこそ再興が初まる。

飯舘村避難民Ａ：沼　惇 @A1271

飯舘村一時帰村報告（４）：帰村の目的の一つの警報装置設置完了。村を2区域に分けセコムとアルソックが仲良く受注。警報システムは無料で電話回線代のみ個人負担。モーションセンサーの為、猫がいる家は無理、且つ鍵の無い家も多く意外と設置件数が少なかったと業者はぼやいていました。

飯舘村避難民Ａ：沼　惇 @A1271

飯舘村一時帰村報告（５）：村有志のパトロールは健在。一時帰宅していると皆さん寄って下さる。日当7000円なので諸手当入れて月10万前後になる貴重な収入源。支払い明細にその月の被曝量が記載されていてどうも月1000ﾏｲｸﾛｼｰﾍﾞﾙﾄが上限らしく皆さんは7-800程度の様子。

上　昌広 @KamiMasahiro

日経から。東北大学の動き。「最先端医療で地域連携。ゲノム調査構想始動とか。災害対応も強化」と唱っている。本当に宮城県民は、東北大にゲノム研究を求めているのだろうか。もっと、他に優先すべき事があると思う。私には研究者の焼け太りに見える。県民の支持を失えば、研究は進まない。

飯舘村避難民Ａ：沼　惇 @A1271

@KamiMasahiro ゲノムレベルで内部被爆の影響をを調査研究して頂くと良い試みとは思いますが実態はどうなんでしょうかね。

飯舘村避難民Ａ：沼　惇 @A1271

飯舘村一時帰村報告（６）：7月の一時帰村時に比べ村民は全体に悲観的になって来た様子。放射能も予想以上に怖そうだし帰村時期はもっと先になるのではと。私は大ぴっらに帰村し草刈にいそしんだが皆さん何故か帰村しても人目をはばかりカーテンを閉め帰村が気付かれないようにしている様子。

飯舘村避難民Ａ：沼　惇 @A1271

飯舘村一時帰村報告（７）：以前村ではお金持ちは肥満体、普通の人は痩せ形で判り易かったが、避難生活で私を含め皆さん肥って区別がつかなくなった。休耕田でも利用させて貰って野良仕事をしないといずれ健康問題が浮上する。それでなくても野菜、コメをお店で買うのは悔しい思い。

飯舘村避難民Ａ：沼　惇 @A1271

飯舘村一時帰村報告（８）：飯舘村避難民で川俣のパチンコ屋が朝から駐車場が溢れるほど一杯と聞いた。帰途その店の前を通ったが悲しいかな本当だった。村民の意識の問題は別として避難民を食い物にするパチンコ屋が憎い。こんないかがわしい物を田舎まで溢れている日本の政治、民度は低い。

飯舘村避難民Ａ：沼　惇 @A1271

飯舘村村長から村民の皆様が届いた。以下主要部抜粋：避難先で夜中大声を出し隣近所に迷惑。日中働かないでパチンコ、飲み屋通い。働かず補償ばかり要求等の苦情が寄せられた。全国から受けた恩を自覚、村民が一致団結、頑張っている姿を見せよう。恥ずかしい姿を晒すな。役場は頑張っているのに。

飯舘村避難民Ａ：沼　惇 @A1271

福島産の桃を頂く。折しもTVで東京の市場に福島県知事が出て来て安全をPRして子供だましの如く食べていた。モモの箱には福島市長のメッセージが同封され規制値以下なので安心して召し上がれと。規制値自体がグレイな今、そのモモ（あるいはそのロット）の実測値を示して販売しないと空回に終わる。

飯舘村避難民Ａ：沼　惇 @A1271

飯舘村一時帰村報告（９）：帰る都度農場の放射能を測定。地表１ｍで平均６ﾏｲｸﾛ強。１ヶ月前と比べ増加、減少は半々だが原野、裏山は増加。雨樋出口は地表で８０ﾏｲｸﾛ。居室内は１階が２ﾏｲｸﾛ前後だが２階は3.5ﾏｲｸﾛで逆に高い。トタン屋根の放射能の影響か？裏山の影響か？

飯舘村避難民Ａ：沼　惇 @A1271

飯舘村一時帰村報告（１０）：９日間の滞在で草刈、情報交換等初期目的は達したので帰京。この間の被曝量は約700ﾏｲｸﾛｼｰﾍﾞﾙﾄ強。次回は9月初旬に帰村し山道と畑の草刈。果たして何時までメンテを続けられるかが大きな疑問として残るが。とまれ今回の帰村報告はこれで終わり。 ）：

飯舘村避難民Ａ：沼　惇 @A1271

本夕7時NHKﾆｭｰｽで千年前にもM9クラス地震と報じてた。解明不可能であったことが最新科学で判明したと思いきや、何のへんてつもないそこらの斜面を数メートル掘って津波の痕跡があるからと。この国は地震研究先進国との触れ込みだが、そこらの地べたも調べないで正に地震学会の詐欺行為。

飯舘村避難民Ａ：沼　惇 @A1271

福島県県民健康管理調査表が届いた（１）：福島県立医科大学の県民健康管理調査事務局が担当。先行調査対象者は約28000人で調査方法は自記式問診表。提出の是非は個人の自由。（何故自由なのか理解に苦しむが）1日を24時間に仕分けして屋内、戸外、車の移動時間を矢印で記せとある。