新サイバー犯罪条約が締結、批准されても非実在表現規制を防ぐ方法

Iseria @Iseria14

unodc.org/documents/Cybe… これは新サイバー犯罪条約草案だが、私はこの新サイバー犯罪条約が表現規制、創作物規制という条約とは思わないが、表現規制反対派はこれを非実在表現規制条約と認識しており、この新サイバー犯罪条約による非実在表現規制を防ぐ方法だ。

Iseria @Iseria14

新サイバー犯罪条約が今すぐ廃棄されるのが最上だろうが、今の状況を見ればそのようなことは期待できない。 ならば、この条約が締結、批准され、非実在表現規制を避けさせる方法だけだ。

Iseria @Iseria14

まず、新サイバー犯罪条約に「3.For the purpose of paragraph 2、the term "child" shall include all persons under 18 years ofage.」というのがある。ここから出てくるall personは人格体を意味する。 言い換えれば、実在する人（実在する児童）を意味する。

Iseria @Iseria14

したがって「child sexual abuse or exploitation material」に出演(?)する児童は実在児童のみを意味し、非実在児童は該当しないという意味だ。

Iseria @Iseria14

もし表現規制者がこのような新サイバー犯罪条約を口実に非実在表現規制をするならば「child sexual abuse or exploitation material」に出演(?)する児童は実在児童だけを意味するので非実在は対象ではないと反撃すれば良い。

Iseria @Iseria14

新サイバー犯罪条約18条第2条中(c)項の場合、条約は"realistic image(事実的なイメージ)"のみを意味するため、萌え絵体のように非現実的でデフォルメされた絵体は該当しない。

Iseria @Iseria14

(c)抗議部分はこのような論理で阻止しなければならない。 「文字からがRealistic imageであるため、萌え絵のように非現実的でデフォルメされた絵体は該当しない。" こう言いながら。

Iseria @Iseria14

表現規制反対派はなぜこの方法を考えないのか分からない

Iseria @Iseria14

私が新サイバー犯罪条約第18条2条項の内容が(a,d,e項たち)非実在表現規制ではないと判断する根拠はこれである。 (1) twitter.com/KogaUjisato/st… (2) twitter.com/KogaUjisato/st…

古賀氏郷（仮）/noteで記事書いてます @KogaUjisato

うーん、新サイバー犯罪条約の解釈がおかしいぞ。 確かに草案は激ヤバだが、グロ規制や音声や文章の規制が創作物に及ぶとは条文上読めない。 なぜならこれを主張したオーストラリアとカナダの原案には、児童の定義自体に創作物を含んでいたが、草案ではそうなっていないからだ。

2022-12-31 11:38:35

古賀氏郷（仮）/noteで記事書いてます @KogaUjisato

特に第4項では「第2項に規定する自作自演の児童の犯罪化を回避すること及び児童の権利に関する条約及びその議定書に基づく義務を尊重する」とあるので、草案の「児童」が実在児童であることが分かる。 つまり2項の(a)(d)(e)は、(b)や(c)の様に非実在という条件付がないので、実在限定となる

2022-12-31 11:50:32

Iseria @Iseria14

<もう一つの根拠> 山田太郎先生は現行サイバー条約もやはり非実在青少年を規制させる条約だと主張していますが、 これを見れば現行サイバー犯罪条約非実在青少年を禁止させる条約ではないことが分かる。 beni-uo.hatenablog.com/entry/20130826…

Iseria @Iseria14

別途にb、c項は第18条3条項にall personsがあるので、前回も話したようにall personsは人格体すなわち実在人を意味するのでb、cも実在児童限定だけを意味する。