新作舞台『雨夜の月』📚参考文献📚一覧

舞台「 雨夜の月 」 @amayo_2023

📚参考文献紹介コーナー📚 新作舞台「 #雨夜の月 」には古今東西の物語が込められています！ 『 #ライ麦畑でつかまえて 』 著・J.D.サリンジャー／訳・野崎孝（白水社） 『#キャッチャー・イン・ザ・ライ 』 著・J.D.サリンジャー／訳・村上春樹（白水社） hakusuisha.co.jp/smp/book/b2047…

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言わずと知れた青春小説の名著 ！社会や大人に抗う少年の姿が象徴的です 🦆 しかし、『雨夜の月』ではこれまでとは異なる視点から本作を引用しています👀❕ それは、主人公のホールデンが弟のアリーを喪失したこと☔︎ この世にはもういない弟を、ホールデンはそれでも愛し続けていました🎠

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もう少し知りたい方は、 ぜひ『雨夜の月』作・演出の菅沼のnoteをご覧ください🔻 note.com/suga_labo/n/n4… "The Cather in the Rye"を片手に『雨夜の月』を鑑賞してみると、きっとあなたに新たな視点を与えてくれます🌾 s.confetti-web.com/detail.php?tid…

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#雨夜の月 📚参考文献紹介コーナー📚 「大雨は四十日四十夜、地に降り続いた。」 新改訳聖書 創世記7:12 【ノアの方舟】 かつて神は、堕落し暴虐に満ちた人々を滅ぼすと決めた。正しい人ノアには方舟をつくることを命じ、ノアとその家族、すべての動物の雄と雌のつがいが生き残るようにされた。 ↓ pic.twitter.com/hu6alU1gXH

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四十日、雨が降り続ける。 やがて雨は止み、150日過ぎて水は引き始めた。ノアは一匹の鳩を方舟の外に放つ。 やがて鳩はオリーブの葉を加えて戻ってきた🕊 ～～ ノアの方舟に代表される洪水神話は、世界各地で語られてきました🌍 ギルガメッシュ叙事詩、アボリジニ、沖縄の民話にもみられます。 ↓

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『雨夜の月』では、主人公のマコトが神話の比較に関心を持ち、新たな世界に踏み出します🚶 そして洪水神話はこの物語のカギに🗝 『雨夜の月』来年1月公開🌖 ▼チケットの購入はこちらから s.confetti-web.com/detail.php?tid… 写真：G・B・カスティリオーネ,"Noah and the animals entering the ark"(1650–55)

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#雨夜の月 📚参考文献紹介コーナー📚 「さあ、われわれは自分たちのために、町と、頂(いただき)が天に届く塔を建てて、名を上げよう。」 新改訳聖書 創世記11:4 【バベルの塔】 ノアの大洪水ののち、人々は神から与えられた石の代わりにレンガを、漆喰の代わりにアスファルトを手に入れた🧱 ↓ pic.twitter.com/dF3ZfkEzU8

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人々は町と、頂きが神のいる天にまで届く塔を建てようとした。 この様子をみた神はこれまで一つだった人々の言語をバラバラにした🗣️地上の言葉は乱れ、町と塔はつくられず、人々は混乱し全地に散った🗺 ～～ 多言語の起源、人間の愚かさ、不可能の象徴。バベルの塔は多くの教訓を与えてくれます🗼 ↓

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いつの時代も天を目指すのは人間の業でしょうか🌌 でも、高くはない塔が誰かを引き留め、振り向かせることも🪨 『雨夜の月』ではひとつの塔が建てられます。 どんな塔なのか、誰を振り向かせるのか……。 ▼チケット購入はこちら s.confetti-web.com/detail.php?tid… 写真：ブリューゲル『バベルの塔』（1563）

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#雨夜の月 📚参考文献紹介コーナー📚 『カラマーゾフの兄弟』 著・ドストエフスキー／訳・原卓也（新潮社） 「父さんがカラマーゾフ的な人間じゃなければ、もっと幸せに生きられたんだ。」 新作舞台『雨夜の月』で、主人公マコトが吐露するこのセリフ🙎 ↓

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「カラマーゾフ的？」と代弁してくれるのは兄のタケル🤷 『カラマーゾフの兄弟』はロシアの文豪ドストエフスキーの代表作🖊 根源的な問いかけが幾重にも織り込まれた名作は、マコトと共鳴する部分があるようです💭 ドストエフスキーに影響を受けた文化人は多く、黒澤明、大江健三郎、村上春樹…… ↓

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もちろん『雨夜の月』作のスガヌマも！！ こちらも多様な問いが織り込まれた『雨夜の月』来年1月公開です！ ▼チケットの購入はこちらから s.confetti-web.com/detail.php?tid… pic.twitter.com/qkI7s5tE4r

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＃雨夜の月 📚参考文献紹介コーナー📚 『雨月物語』著・上田秋成 「明和戊子の晩春。雨ははれて月は朦朧（もうろう）の夜、窓下に編成して、以て梓氏（しんし）に畀ふ。題して雨月物語と曰ふと云ふ。」 「雨夜の月」のタイトルをきいて、雨月物語を思い浮かべた方も多いのではないでしょうか🌧 ↓ pic.twitter.com/aZUhOWeMb9

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晩春の雨があがったおぼろ月夜、 月明かりをひろって窓の下で編まれた物語🌔 そこから「雨月物語」と題されました📖 雨あがりのひんやりとした静寂、 頼りなさげな月明かりが 春愁を誘う幻想的な情景が目に浮かびますね🪐 舞台『雨夜の月』もそんな詩的な静寂をまとった作品です🎑 ↓

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※雨月物語は怪奇小説・ホラーですが、 雨夜の月はホラー要素ありませんので安心してご覧ください💙 新作舞台『雨夜の月』来年1月公開です⛄ ▼チケットの購入はこちらから s.confetti-web.com/detail.php?tid…

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#雨夜の月 📚参考文献紹介コーナー📚 『ギリシア神話(上)』 著・呉茂一（新潮社） 舞台『雨夜の月』の骨格ともいえる 「振り返ってはならない」神話の代表格✨ 【オルフェウスとエウリュディケー】 吟遊詩人オルフェウスには、美しい妻エウリュディケーがいた🫂 ↓ pic.twitter.com/Up0CZgZZ1c

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ある日、エウリュディケーは毒蛇に噛まれ命を落としてしまう🐍 妻の喪失を諦めきれず、オルフェウスは冥界へ赴いた。 彼の竪琴の調べに聴きほれた冥界の王に 【地上に戻るまで決して後ろを振り返ってはならない】 という条件で妻を生き返らせることを許される。 しかし、地上に到着する寸前…… ↓

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どういうわけかオルフェウスは振り返ってしまう❕ エウリュディケーは一本の髪も残さず消え去ってしまった。 ～～ なぜオルフェウスは振り返ったのか？ 大切な人の喪失にどう向き合えばいいのか？ 舞台『雨夜の月』で一緒に考えてみませんか🌌 ▼チケットはこちらから s.confetti-web.com/detail.php?tid…

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#雨夜の月 📚参考文献紹介コーナー📚 『古事記　(池澤夏樹=個人編集 日本文学全集01)』 訳・池澤夏樹（河出書房新社） 遠く離れたギリシア神話とも関連が？ 日本神話の「見るなのタブー」原点です⏳ 【黄泉の国】 イザナギノミコトとイザナミノミコトは、日本国土を形づくる子供らを儲けた🗾 ↓

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しかし、火の神の出産によりイザナミは命を落としてしまう🔥 妻の喪失を嘆いたイザナギは、彼女に再度会うべく黄泉の国へ。 イザナミはすでに地上に戻れない身、神々と相談にいった🐉 【決して私をご覧になってはいけません】 と言葉を残して。 待てども戻らない妻を待ちきれないイザナギは…… ↓

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約束を破って妻の姿を覗いてしまう❕ そこにいた妻は肉体が腐り、蛆がたかるおぞましい姿だった🦴 〜〜 舞台『雨夜の月』でも重要な意味をもつ古事記🗝️ この後も劇的な展開が‼️昨日のギリシア神話にも似てる？ 『雨夜の月』来年1月公開🌠 ▼チケットはこちらから s.confetti-web.com/detail.php?tid…

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#雨夜の月 📚参考文献紹介コーナー📚 『世界神話学入門』著・後藤明（講談社） 「遠く離れた地で生まれた、二つの物語が似通っている。そういう例は意外にあるんだ。 三途の川とアケローン川、賽の河原とシーシュポスの岩、そして黄泉下りと冥府下り…… 。」 こんなこと思ったことありませんか❓ ↓ pic.twitter.com/Qr6Ch8NMa7

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実はこれ、舞台『雨夜の月』主人公マコトのセリフ😉 舞台の中核にもなる「見るなのタブー」もその一つ👁️ ギリシア神話の 【オルフェウスとエウリュディケー】 日本神話の 【イザナギとイザナミ】 似通った神話は偶然なのか❓ この本から物語の起源に迫る問いの糸口が見えてきます🧶 ↓

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ぜひ舞台『雨夜の月』でも神話の比較をお楽しみください🙌🏻 ▼チケットはこちらから s.confetti-web.com/detail.php?tid…

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#雨夜の月 📚参考文献紹介コーナー📚 『大江健三郎自選短篇』 著・大江健三郎(岩波書店) "さて僕は悲嘆という漢字に、英語のgriefというルビをふりたいと思う。つまりは、悲嘆(グリーフ)の気分と書きたい。" （「雨の木(レイン・ツリー)」を聴く女たち） グリーフと喪失との関係は非常に親密です pic.twitter.com/BUQfwGYyHt

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