IPPONグランプリを観ながら

テレビ観ながらボヤいてみました。。
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岸川たくみ @takkyo_

いっぽんグランプリ観ていつも思うが、超越的な位置にいる松本の入れるチャチャがむしろ面白さを殺してる。

2011-10-22 21:38:55
岸川たくみ @takkyo_

有吉の面白さはその飼い馴らせなさ、反逆性、アナーキズム、いわば“脱コード”にあるのだが、ああいったレギュレーション内ではその持ち味を活かし様がない。 逆にホリケンの面白さはレギュレーション内でそのコードを他人とは違う用い方をするいわば“超コード”的。だからこういうのはホリケン有利

2011-10-22 21:48:04
岸川たくみ @takkyo_

とかいってたらホリケン勝ったよ。ほらね。

2011-10-22 21:49:27
岸川たくみ @takkyo_

例えばたけしの面白さは、ロウアー、マイノリティ、サブ、隠蔽されたもの、が公の社会や権威の内側に曝されることによってその欺瞞を暴く、みたいなところにあったのだが、そのたけしの公への親和性だけをメディアが読み違えて、社会や文化に対してコメントさせたり、(つづく)

2011-10-22 22:10:56
岸川たくみ @takkyo_

たけしもよせばいいのに俄か知識だけで社会や文化や歴史芸術の事に関して苦しいコメントを発し続け、世間やテレビ文化人は「たけしが言ってるんだから一理あるんだろう、面白いんだろう」みたいな、いわば権威をコケにしていたものが皮肉にも虚構的な権威に支えられる存在になってしまった。。

2011-10-22 22:14:14
岸川たくみ @takkyo_

それが今のビートたけしの痛さ、寒さ、哀れさなのだが、松本人志のこの番組での浮きや寒さには、それと似たような構造を感じる。松本は‘権威’だから超越的な位置から全体を締めてくれるだろう、そして、松本の言うことだから面白いんだろう、笑うべきなんだろう・・・まさに虚構でしかない権威主義。

2011-10-22 22:19:30
岸川たくみ @takkyo_

松本人志の面白さは企画や周囲のキャラによって支えられてて、そこに入れるチャチャや独特の言い回しの天才性は「単なるおっさんの横やり」的な、いわば初期たけしのようなロウアーな位置からこそ機能する。

2011-10-22 22:44:12
岸川たくみ @takkyo_

そこを読み違えて超越的な‘権威’の位置に置かれると、それが面白さを潜在させた横やりではなく、たんなる「エラそうな奴の解説や評論」という余計なオマケとして殺されてしまう。たぶん、松本人志の映画が全然評価されない(面白くない?俺は観たことないけど)のもそれと関係あるんじゃないかな。

2011-10-22 22:47:15
岸川たくみ @takkyo_

「じゃあなんで同じ構造を持つたけしの映画は評価されてんだ?」って話になるかも知れんが、「たけしは映画にお笑いの延長は持ち込んでないだろ?」ってそういうことだ。

2011-10-22 22:49:21
岸川たくみ @takkyo_

ホリケンの‘超コード’性は、反復されるとその超コードがともすれば自らが不可避的に‘超コードとしてのコード性’を構築してしまうので長期戦には不利。それを打破するには、コードの階層を超克し続けるしかないんだが、その‘乗’のインフレーションはすぐに観る者の理解の範疇をこえてしまう。

2011-10-22 23:03:17
岸川たくみ @takkyo_

しかし今回のホリケンは超克のインフレーションを放棄して階層間を敢えて‘下降’しても見せた。いわば『JoJo』シリーズが物語世界を人類の存亡をかけたカタストロフから地域内のイザコザに下降させうる柔軟性によって『ドラゴンボール』のような不可逆的インフレを回避して現在も存続してるように

2011-10-22 23:11:08
岸川たくみ @takkyo_

とかいってたら番組終わってた・・・てか、俺何言ってんだw

2011-10-22 23:12:25