【質問】 2000年代以降の北韓空軍の変化について教えてください.

Q&A簡易作成のための試験運用中.  客観性を担保するためのノウハウを,この試験運用を通じて集積していきます.  なお,客観性確保のため,重複や罵詈雑言の類を除いてbot的に収集していますので,真偽不明情報を含みます.
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Tarao Goo⭐︎にゃんだふる @GreatPoppo

にわにはにわにわとりがいます🐔🐔Oryxブログ-Japanの管理と翻訳

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北朝鮮の空軍と聞くと画像のようなイメージで止まっている人はかなり多いと思いますが、実際はそうではありません。個人的な体験を踏まえて00年代あたりから変化を極めて簡単に振り返ってみよう(以下、延々と続く pic.twitter.com/4oFpKLWzvy

2022-10-12 20:12:54
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98~02年:PXマガジン初号やコンバットコミックなどで知る。何となく経済的に厳しい話はニュースでやってたので、飛行機はだいたい飛べないか、テレビが流すMiG-21のイメージが多い。

2022-10-12 20:27:35
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03年:有名なコブラボール迎撃事件が発生(画像は後年の記録映画から)。あれでMiG-23と29がまだ飛べることが発覚。ただ、これ以降は情報が消える。 pic.twitter.com/AKqqJV933r

2022-10-12 20:31:28
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09年:「衛星」発射試験を巡る報復打撃戦云々が喧伝された後、MiG-23が墜落したと報じられた。整備が難しい23をまだ飛ばせるのと思いきや、後年に飛行機付きのモニュメントが設立されたので本当だったことが確認。 wowkorea.jp/news/Korea/200…

2022-10-12 20:38:59
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10年:中国で北朝鮮機が墜落。このときはMiG-21(PFMあたり)だったが、まだ飛べる機体があったのね的なイメージ。原因は謎のまま。 2010年前後からネット上で映像や画像が出回り始めた。ニコニコでもKCTVを放送し始めた記憶。まだ謎に包まれた国だった。 jp.yna.co.kr/view/MYH201008…

2022-10-12 20:42:25
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00~14年ころ:世間一般どころか軍板でも割とAn-2がメインでMiG-21はあってもだいたいは飛べないかデコイでしょというイメージが極めて強かった。この時期に旧日本軍機を保有しているという「伝説」が出回り始めた記憶。 pic.twitter.com/vzdryFy1az

2022-10-12 20:46:15
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2011年:金正日の死去数か月前にして今の代が初登場して1年くらいの演習でMiG-29が突如として3機も登場。この8年で全く登場してなかったのでビックリした。今思うと、金正恩の時代が始まったサインだったような気がしないでもない。ただし、異例だったので次に出てくるのは何年後かなと思った。 pic.twitter.com/AGMWA0R3Rk

2022-10-12 20:51:27
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2012年:やたらとMiG-29が出てくるし、Su-25も出てきた。金日成広場で5機が展示飛行したときは大興奮した。週1程度は軍部隊現地指導の報道や映像・画像がリリースされるようになったので時代が変わったと実感。ただし、MiG-21などの旧式もまだ出てきてた。 pic.twitter.com/2PFp1GYVv6

2022-10-12 20:57:59
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12年その2:閲兵式に「無人機」が登場。MQM-107 ストリーカーのコピーなどと報道されるも(今でも)違うだろうと。でも、無人標的機ベースならできるんじゃないのとは思った。 pic.twitter.com/d5GQpYZPyc

2022-10-12 21:09:31
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13年:いわゆる「日刊無慈悲」の時期。この年になるとMiG-29とかは珍しくなくなった気がする。7月の閲兵式に「あの」MD-500が多数フライパスするわMi-26は飛ぶわで驚く(3枚目の時点で目を疑った)。自分の中でハインド保有説が否定されたのはこのころ。 pic.twitter.com/J6qAcZBAsb

2022-10-12 21:20:23
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14年:ほぼ例年実施される「朝鮮人民軍航空・反航空軍飛行指揮メンバーの戦闘飛行術競技大会」が初開催。ここでMiG-23が21年ぶりに生存を確認(10年の延坪島砲撃戦でも飛んだ情報はあるが、明確なエビデンスとしてはこちらが初)。やたらと空軍に力を入れる。 pic.twitter.com/qsNwlTotBI

2022-10-12 21:35:13
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14年その2:10月には主力級の機体の塗装が緑と青のツートンカラーから西側チックな制空迷彩へ変更。また、コックピットの改良や通信システムの改良が行われた。 改良はMiG-21から行われている(3,4枚目)ので、驚き(2枚目は後に放送された記録映画で発覚)。ここで北の「独自路線」を知る。 pic.twitter.com/CwUploX4jT

2022-10-12 21:49:44
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14年その3:晩秋には訓練用とはいえフライアブルなMiG-15の生存が確認される(今年も飛んでましたね)。 pic.twitter.com/ui0LtO54yK

2022-10-12 21:55:23
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15年:演習に活発的に登場する。ヘリの迷彩も一新。 pic.twitter.com/pqP3taNvv6

2022-10-12 21:57:40
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16年:例年通り訓練の模様が公開されたが、いわゆる元山エアショーで海外の航空ファンやメディアにも機体が広く公開されたことが特徴。競技会も実施(4枚目)。 pic.twitter.com/ISuU02jPw0

2022-10-12 22:02:16
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17年:15年からMiG-21以下はあまりメディアに出てこなくなるが、さらにその傾向が進む(出ても脇役レベル)。ちなみに北朝鮮が世界最大のMiG-23運用国。 pic.twitter.com/xBbjELmlfG

2022-10-12 22:08:43
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16年(補足):国連安保理制裁委員会専門家パネルの報告書の存在を知る(知ったのは後年)。ここで北朝鮮が衛星誘導爆弾を輸出していたことを知る(14年にも試験したという韓国の報道はあった)。やることはやってるんだなという印象。

2022-10-12 22:11:14
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17年その2:金正男暗殺でマレーシアに拠点を持つ北朝鮮の軍用無線機メーカー:グローコムの存在を知る。ここの製品を見ると、ある程度北の空軍にも搭載されている証拠を得る。15年にも機体のオーバーホールやってるけど、本格的な改修もやっていたのだと実感。

2022-10-12 22:14:21
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18年:全体的に現地指導の報道が少なかった気がします。 19年:ミサイル発射の復活が注目されるが久しぶりに競技会が報道。MD-500に謎の機器が装着される(画像)。 pic.twitter.com/3G1uIKLb1u

2022-10-12 22:16:57
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20年:4月にKh-25とKh-29L誘導爆弾や電子戦ポッドが公開される。北のSu-25は誘導兵器の運用が不可と思われていただけにこの衝撃は大きかった。問題はいつ入手したかということだが、電子戦ポッドは80年代あたりに存在してたことが判明したので、セットで輸入していたのか?AAMも発射。 pic.twitter.com/qF9Nc1TLGb

2022-10-12 22:23:25
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20年その2:いわゆるゲーミング戦闘機。夜間における多数の機体を用いた編隊飛行を遂行する技量があると実証。以降、定番となる。 pic.twitter.com/ZLKdDp4dIv

2022-10-12 22:25:31
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21年:「自衛-2021」。謎の空対空ミサイル(1枚目:対戦車ミサイルの前にあるやつ2種類)、ヘリ用の謎空対地ミサイル(2枚目の右側)、無人機(3枚目左端)など。特に1枚目は完全に新型で意味不明です。これはまだ情報はありません(今回の新型空中兵器システムと関係はあるのか?)。 pic.twitter.com/J74GPNJ8Rr

2022-10-12 22:29:35
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22年:最近の演習。飛んだ機数の真偽や画像のフォトショ疑惑は別として、このような訓練で12機以上を同時に飛ばしたのは異例(というか初めてでは)。閲兵式でも30機くらい同時に飛ばしてるので、不可能というわけではない気がします。 pic.twitter.com/daqdI2u2GI

2022-10-12 22:37:54
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