地方議員「(政府の)黒字目標は立てなくていい」「主流派経済学(者)はポンコツ」 「石井敏弘 VS 天野年朗」ミニまとめ ――信用創造、返済能力、ドーマー条件

「館山市議会議員」の石井敏弘氏と、フリーライターの天野年朗(まとめ主)との財政議論です。 まず冒頭で、まとめ主のちょっとした言葉のミスを指摘されたので、そのことは認めます。 しかし後半、「黒字目標も立てなくていい」「ドーマー条件はどーでもいい」「主流派経済学者は(略)ポンコツ」など、その過激な発言に、まとめ主はとても賛同できません。 例によって、時間が経つとツイートが流れてしまうので、短めですがまとめておきました。
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しろうと @sirouto

youtube.com/watch?v=uwzsnU… 混迷のスリランカを歩く 国家デフォルト招いた二重ショック(2022/05 毎日) 「1948年の独立後最悪の経済危機に見舞われ、物価対策を求める大規模な反政府デモが続く」(引用)

2023-01-11 00:45:54
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石井 敏宏(地方議員) @ishiitoshihiro

銀行は預かった現金の範囲内で、貸し出しをしていません。 実際に、現金預け金1,862,525より預金5,696,452の方の金額が多い説明がつきません。 銀行は貸し出しと同時に預金を増やすのです。信用創造と呼びます。 銀行の貸し出しの時の会計処理です。 銀行 貸出金/預金 企業 預金 /借入金 twitter.com/sirouto/status… pic.twitter.com/erOboczFf6

2023-01-10 22:23:38
しろうと @sirouto

@aitowasinnjitu zenginkyo.or.jp/stats/month1-0… 全国銀行 預金貸出金速報など(全銀協) そのページに、「無から信用創造ができるから、預金(現金)を集める必要はない」などと書いてませんよ? データの見方がお分かりにならない? 上記のように、銀行は集めた預金(現金)の範囲内で貸し出しています。

2023-01-10 20:15:41
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しろうと @sirouto

@ishiitoshihiro ✕預金(現金)の範囲内 → ○預金(現金含む)の範囲内 訂正します。「預貸率」を見ると、銀行は基本的に、預金を超えない範囲で貸出しています。もちろん、「信用創造」は認めますが、元々の文脈は、原資となる預金(現金)が不要かのような言い方がされていたので、それを否定しました。

2023-01-10 23:11:20
石井 敏宏(地方議員) @ishiitoshihiro

@sirouto 預金準備率は1%程度です。 tokaitokyo.co.jp/sp/kantan/term… 自己資本比率も8%程度なので、手持ち資金の10倍は信用創造を行えます。 もっとも、不況で貸出先が少ないですが。

2023-01-10 23:18:15
しろうと @sirouto

@ishiitoshihiro >10倍は信用創造を行えます 純理論的にはそうです。が、現実に銀行はそんなに貸出していませんよね。それは、貸出にリスクがあるからです。「バブル崩壊」「リーマンショック」のように、過大な信用創造が行われると、後で信用収縮時に破綻する金融機関も出ます。フリーランチではありません。

2023-01-10 23:36:59
石井 敏宏(地方議員) @ishiitoshihiro

@sirouto 民間銀行は、「返済可能」で生産力があるところに貸すのが基本です。不況が続いているので、貸し出し先はあまりありません。 一方、政府の信用創造は、理論的にはフリーランチです。 実務的には、返済能力ではなく、「供給能力の制約」があります。

2023-01-10 23:42:01
しろうと @sirouto

@ishiitoshihiro 国債や通貨の発行による政府の信用創造も、「フリーランチ」ではありません。また、「徴税力」という実質的な「返済能力」も関係してきます。たとえば、トラス英首相の減税発言で、「ポンド暴落/トリプル安」が起きました。これは生産能力が毀損されたわけではないので、返済能力の問題でしょう。

2023-01-10 23:46:45
石井 敏宏(地方議員) @ishiitoshihiro

@sirouto 徴税力は大事です。 徴税力がないとハイパーインフレもありえます。

2023-01-10 23:49:58
石井 敏宏(地方議員) @ishiitoshihiro

@sirouto 民間企業は全額の返済能力が求められますが、政府はそうではありません。返済割合がどのくらいかに定説はありません。

2023-01-10 23:51:53
しろうと @sirouto

@ishiitoshihiro たしかに、国債や通貨の「信認」は市場が決めるので、不確定要素があります。ただ、「ドーマー条件」のように、明らかに財政破綻する条件はあるので、最低限それは守る必要があります。またそこから逆算して、「政府債務残高 対GDP比」や「プライマリーバランス 黒字」などの財政目標は立てられます。

2023-01-10 23:55:47
石井 敏宏(地方議員) @ishiitoshihiro

@sirouto ギリシャ・レバノン・アルゼンチン・ベネズエラ・ロシアとは条件が違うので、現状において国家の債務不履行の懸念はありません。 外貨建ての純債務になりそうなら懸念はありますが。 GDP比も黒字目標も立てなくていいです。 ドーマ条件はどーでもいいです。

2023-01-11 00:05:39
しろうと @sirouto

@ishiitoshihiro >ドーマ条件はどーでもいい ええ!? 主流派経済学者が、ドーマー条件などに基づいて、財政の制約がないという「MMT」を批判していますが……。それこそ、信用創造の過大評価でしょう。債務不履行はしなくても、インフレでの実質破綻はありえます。国債や通貨の発行は「錬金術」ではありません。

2023-01-11 00:17:02
石井 敏宏(地方議員) @ishiitoshihiro

@sirouto いえ、主流派経済学者は、「穀潰し・何の役にも立たない・クビでいい」と考える私には、どーでもいいです。 主流派経済学は「30年間も無能」を繰り返したポンコツです。 匿名のあなたもどーでもいいです。お引き取りください。ネタ切れでしょう。

2023-01-11 00:21:07
しろうと @sirouto

@ishiitoshihiro 主流派経済学(者)が間違うこともあるでしょう。が、非主流派(MMTとか)が、それ以上に間違う危険性は当然あります。MMTは、旧ソ連のような計画経済の金融版でしょう。それから、現代の選挙は「無記名投票」で匿名ですから、匿名だから「どーでもいい」という議員の方は信用できませんね。

2023-01-11 00:26:06
しろうと @sirouto

たしかに、「信用創造」で(信用)通貨は増やせる。が、それは「流動性が増えているだけで、富は増えてない」(マンキュー)。貨幣は中立だから。それに、信用創造を膨らませるほど、信用収縮時の「信用リスク」も大きくなることに注意が必要。多くの反緊縮派が、これを十分理解していない。

2023-01-11 00:39:15
しろうと @sirouto

すでに国会議員でも、「MMT」などの過激な反緊縮思想を持つ人はいるので、私は別に驚かない。けれど、一部のネット民だけでなく、議員の間でもそういう思想が増えてくると、将来の財政や、国家運営自体も危うくなってきそう。

2023-01-11 01:00:26
しろうと @sirouto

昔、このツイッターを始めた時、まさか自分が「学者」や「議員」と議論する日が来る、とは思わなかった。どうせ、ネット民だけでの内輪の論争に終始するだけだろうと思ってた。インターネットによる時代の変化はすごいな……。

2023-01-11 01:07:32