アメリカのワイヤレスマイク事情、武井一雄氏による実況のまとめ
ニューヨークで開催されているAES(Audio Engineering Society) Convention の Live Sound Seminar LS11 での、ワイヤレスマイクの電波帯域事情などのパネルディスカッションの様子を武井一雄氏が実況した物のまとめです。
AES New York 2011 » 131st AES Convention
http://www.aes.org/events/131/
AES New York 2011 » Live Sound Seminar LS11: TVBDs and Geo-Location Databases: An In-Depth Look and Their Impact on Wireless Microphone Usage
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武井一雄🇺🇦ウクライナを想う
@meza3
次は、米国のワイヤレス事情、いわゆるホワイトスペースでのワイヤレスマイクを取り巻く状況についてのワークショップです。TVBD(テレビ帯域デバイス)が現実のものとなり、それらの機器の干渉を制御する地理データベースの試験運用が始まりました。
2011-10-23 06:09:15※ホワイトスペース 未利用周波数帯域のこと。 帯域の利用用途が割り当てられていない空白帯域を指します。
武井一雄🇺🇦ウクライナを想う
@meza3
背景として、欧米でのワイヤレスマイクは、TV帯域の隙間で割りと好きなように運用されてきました。そこを免許不要の様々なモバイル機器とシェアしようという流れが出てきました。ここで干渉を防ぐ色々な仕組みが模索され、提案され、試験されてきたのですが、、
2011-10-23 06:14:50
武井一雄🇺🇦ウクライナを想う
@meza3
それらの仕組みをテストしてみたら上手くいかないやら、ワイヤレスマイクの立場がどうもあやしくなるやら、ひょっとしたらヤバイんでない?となってきたのがこの2-3年。
2011-10-23 06:16:46
武井一雄🇺🇦ウクライナを想う
@meza3
日本でもワイヤレス帯域の移行問題が出てきてTV帯が移行先として有力視されています。しかし、米国同様、免許不要のデバイスとの帯域共有という課題が出てくる可能性もあります。このトピックは今後のWLにとって世界共通の問題といえるでしょう。
2011-10-23 06:22:25ちなみに日本では、A型ラジオマイク(ワイヤレスマイク)の使用周波数帯域が、放送事業者の中継伝送に使われるFPU周波数帯域と共用になっています。
※特ラ連 特定ラジオマイク利用者連盟のこと。 A型ラジオマイクの使用周波数帯域がFPUとの共用になっているため、その運用調整等の業務を担っています。
武井一雄🇺🇦ウクライナを想う
@meza3
でも、PCのバッテリー(3本持ってきてる)がそろそろ尽きかけているので続きはiPhoneからノロノロと追っかけたいと思います。
2011-10-23 06:27:49
武井一雄🇺🇦ウクライナを想う
@meza3
で、ワイヤレスマイクをそれらの手段で自動的に保護する試みが難しそうになって、んじゃどうするのってのに対して「ここを使いなさい」ってほんの僅かな帯域が確保された。
2011-10-23 06:29:53
武井一雄🇺🇦ウクライナを想う
@meza3
パネラー)英国のように(?)保護し過ぎると社会的な同意を得られないだろう。(この視点は大事。クレクレ言うだけじゃ駄目なんだ。)
2011-10-23 06:56:41※キャッチ22 ジョーゼフ・ヘラーが1961年に発表した小説の題名で、その小説の内容から、「ジレンマ、パラドキシカルな状況」のことを言うらしい。
キャッチ=22 - Wikipedia
Wikipedia によると「しばしば『M★A★S★H』および『虚航船団』などと比される」とあり、虚航船団ならなんとなく分かる。 (参考: 萌え絵で読む虚航船団)
武井一雄🇺🇦ウクライナを想う
@meza3
パネラー)最低30日前に申請が必要。質)一週間前に発注されたプロジェクトはどうすればいいのか パネラー)とりあえず電話して。今はそれしか言えない
2011-10-23 07:09:15