図書の時間:本の歴史の話

Ko Z(@typhoon516)さん の授業内容「本の歴史の話」について。
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ほんとも @typhoon516

今日はホームセンターに行って写真の材料を買い込み、これから作成に入ります。さて、何を作るでしょう? http://t.co/sNLdzOBD

2011-10-23 12:03:25
ほんとも @typhoon516

完成!なかなか良い感じにできたなぁ。 http://t.co/8Qhk5auA

2011-10-23 13:20:56
ほんとも @typhoon516

ちなみに木簡の作り方ですが、材料は1本28円のパイン材を使用。サイズは幅3cm×長さ45cm×厚み6mm。これを20本、麻糸でつなぎました。巻き簾の要領で、麻糸を巻く→ねじる→次の板を巻く→ねじる…の繰り返しで、最後はちょうちょ結びをほどけないように。字は太めの筆ペンで。

2011-10-23 15:46:38
ほんとも @typhoon516

木簡、作る前はすごく手間がかかって難しそうなイメージだったけれど、作ってみたら案外簡単だった。特に木材加工の必要も無かったし、材料費も1000円かかってない。麻糸結ぶのがちょっと手間だったけれど、それでも作るのに2時間かかってない。もっと早く作っとけば良かった…

2011-10-23 15:53:17
ほんとも @typhoon516

折り本も和綴じ本も結局見つからず、近所の仏具店にひとっ走りして無事買ってきましたよ。「学校の授業で使うので大きめの方が良い」と言ったら和綴じ本はわざわざ奥から探してきてくれた上に、日焼けしてたのでまけてくれました。ありがたい! http://t.co/ubtVxknC

2011-10-23 15:28:17
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ほんとも @typhoon516

来週の本の歴史の授業で最後にiPadを見せて「これもこれからの本の形のひとつだよ」と紹介しようと思ったけど結局iPad届かず。けど、目次・索引を教えることがメインだから、これは蛇足かもしれないな。

2011-10-23 22:55:52
ほんとも @typhoon516

@ryu440 本の歴史を実物を交えてその変遷によって仕組みを紹介し、仕組みがわかって初めて目次と索引の便利さがわかる、という趣旨の授業なので、そこで止めずにさらに電子書籍に進んでしまうとその目次・索引の部分の印象が薄れてしまう恐れがあるんですよね。

2011-10-23 23:03:46
ほんとも @typhoon516

@ryu440 まず本の始まりを期限まで遡って洞窟画を説明するのに大きめの石と小石を使い、こうやって石で絵を書くということが「書く」ことの始まりであり、本の始まりであることを、洞窟画の写真を見せつつ説明します。ここで、この「本」の欠点は何か?を問います。

2011-10-23 23:10:35
ほんとも @typhoon516

@ryu440 この欠点は「持ち運びできない」こと。そこから持ち運び出来るように石版や動物の骨や草を使ったことを説明し、そっから発展して中国で木の板を使うようになったことを、木板の実物を使って説明。さらに、木板をつなげて木簡となったことを、これも実物を見せて説明。

2011-10-23 23:11:50
ほんとも @typhoon516

@ryu440 ここで再び「この本の欠点は何か?」を問います。「かさばる、重たい」などが出てきますが、一番の問題は沢山文章を書けないこと。そこで紙の登場!今度は紙の巻物を見せます。これで木の欠点である「たくさん書けない」は解決されました。が、新たな欠点が生まれます。

2011-10-23 23:13:39
ほんとも @typhoon516

@ryu440 それは「後の方を読むために、巻物を全部広げないといけない」。で、実はこれをわかり易く説明するため、巻物を教科書のコピーで作っています。「もし教科書が巻物だったら、先生から『30ページを開いてください』と言われたらどうなる?」と問いかけ、実際にやってみせます。

2011-10-23 23:15:03
ほんとも @typhoon516

@ryu440 そこで、その大変さを解決するためにこういうアイデアが生まれた、と説明しながら開いた巻物を折り本のように折っていきます。こうすれば広げなくても良い、と。ここで実物の折り本を見せます。さらに続けて和綴じ本。そうして、この時点で初めてページという概念が生まれた、と説明。

2011-10-23 23:17:37
ほんとも @typhoon516

@ryu440 本の中身のここを読みたい、という時に「真ん中あたり」とか「最後のほう」とか言うより、番号がふってあって「28ページ」とか言った方がわかりやすい。こうしてページが生まれた。さらに、本の最初に何ページにどんなことが書いてあるか、おおまかにわかるように「目次」をつけた。

2011-10-23 23:21:00
ほんとも @typhoon516

@ryu440 さらに詳しく調べられるよう、のっている言葉をあいうえお順に並べて、それぞれ何ページにのっているかがわかる「索引」が生まれた。こういう歴史があって本は便利になってきたんだよ。「目次」「索引」上手く使おうね!という流れです。以上沢山のレス失礼しました(汗

2011-10-23 23:22:46
ほんとも @typhoon516

@ryu440 ちなみに高校生の場合最後は「こういう歴史があって本は便利になったのだ。なのに君たちはそれを使いこなせておらぬ!」にしても良いかもしれません(笑)

2011-10-23 23:23:23
ほんとも @typhoon516

@ryu440 ご参考になれば幸いです♪図書館の歴史や図書館の自由・知る自由もまた子どもたちに知っておいて欲しいことですよね。自分たちの「学び」につながることでしょうし。ただ、小学生にはそれは難しそうかな…?

2011-10-23 23:33:22
ほんとも @typhoon516

そのアイデア、いただきます!RT @ayu_ame: @typhoon516 @ryu440 私も授業で同じことやっています。折り本から和装本に移るとき、折り本の表紙を持ってわざとパラパラ落とします。パラパラなるから綴じるようになったと説明。

2011-10-24 00:25:23
ほんとも @typhoon516

図書の時間・本の歴史の話、今日は1・2・6年生。とのクラスもすごい食いつきだった。特に1年生がすごかったなぁ。1年生からあれだけ好奇心旺盛だと、今後が楽しみ。

2011-10-24 17:03:38
ほんとも @typhoon516

あ、皆さんご存知と思いますが、赤木かん子さん・塩谷京子先生の「調べる力を育てる授業」にこの授業の仕方が詳しくのっています。オリジナルではありません。RT @lib_bib: 「図書の時間:本の歴史の話」をトゥギャりました。 http://t.co/x1PRB52H

2011-10-24 19:58:36
ほんとも @typhoon516

ちなみに「調べる力を育てる授業」には百科事典の使い方やテーマの決め方、調べたことのまとめ方などの授業についても載っています。学校司書必読。Amazon在庫4点有り。http://t.co/MXdT94qj

2011-10-24 20:08:55