寧ろやらない方が良いオープニングというものもある
@omurajiさんのツイートをまとめました
参考:個展のオープニング・パーティーについて - 絵画・イラスト - 教えて!goo
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/4279956.html
大村益三
@omuraji
昨夕久し振りに複数のギャラリーを回った。その幾つかは月曜日という事もあってオープニングだった。ちんまりした食べ物と、使い捨ての容器がそれぞれのテーブルの上にある。揃って似た内容のこうしたものと、ここでなくても話せる様な立ち話をスルーして、限られた時間で作品を見る事に時間を割いた。
2011-10-25 04:15:56
大村益三
@omuraji
あるギャラリーで、差し出された形になったクラッカーベースのオードブル1枚とペットボトル茶2杯だけを口にした。別にこうした場所で腹を満たそうなどと考えた事は無いので、半ば儀礼としてそれを受け取った。
2011-10-25 04:16:17
大村益三
@omuraji
腰を落ち着けない食べ物と飲み物であるから、腰を落ち着けずにそれを口にして瞬時に消した。「談笑」もしなかった。そしてそれらを割愛した分、作品を「見る」時間に充てた。
2011-10-25 04:17:14
大村益三
@omuraji
店主と必要以上に親しい客「常連」だけが常に集まる店というのはそれだけで入り難いものだ。入っても、そうした仲良しの「車座」が解けない店というのはそれだけで買い難いものだ。
2011-10-25 04:17:40
大村益三
@omuraji
「身内」で固められた形になったオープニングは、それだけで「外部」の人間をシャットアウトする効果が覿面だ。本来オープニングは「他人」の集まりである必要性がある。だからこその社交の場としてのオープニングであり、だからこその営業の場としてのオープニングであろう。
2011-10-25 04:18:24
大村益三
@omuraji
「外部」の「他人」の中にこそ「客」がいる。「身内」は「身内」の顔で行かず、「他人」の顔でそこに臨むのが、オープニングの儀礼であろう。「他人」が集まらないと感じたら、その時に初めて「身内」モードに切り替えても良いが、それはまた作家に「外部」に対する訴求力が無いと断じる様なものだ。
2011-10-25 04:19:47