編集部イチオシ

#ふぁぼされた数だけ自分の好きなCDアルバムを紹介する (作成者: @vespa_15)

2017/6/17~随時追加予定 現在63作品
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ベスパ15 @vespa_15

HEATWAVE『TOKYO CITY MAN』 メジャー(ソニー)契約が切れ事務所も辞めた山口洋が 逆境の中溢れ出る創作意欲をエンジンに再起をはかった傑作。 Bank Bandがカバーした「TOKYO CITY HIERARCHY」等 強力な楽曲が犇めく。 1997年作。 pic.twitter.com/M0JeBvPVn8

2017-09-12 17:40:06
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LITTLE CREATURES『未知のアルバム』 ベース、ドラム、ギターに絞り、削ぎ落とした編成の中で単調に、退屈にならないように趣向を凝らす。素材を活かすベテラン日本料理人の匠の一品のようなアルバム。でも敷居は決して高くない。 最小限の演奏で生まれる間隙・浮遊感が心地よい。 pic.twitter.com/sHcAR0zSMS

2017-09-12 20:57:39
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THE GROOVERS『ELECTRIC WHISPER』 野性味溢れるサウンドと詩的な歌詞と絶妙なアレンジが見事に噛みあっており、彼らの作品群の中で一番POP。最初に聴くならコレ。 BUMP OF CHICKENがこのバンドに首ったけのも頷ける名曲の数々。キミも「SWEETHEART OF MY SOUL」を大合唱してみないか? pic.twitter.com/g2h2Cgf93k

2017-11-19 09:46:50
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フラワーカンパニーズ『吐きたくなるほど愛されたい』 メジャーからドロップアウトしてから2年の熟成期間を経て発表された、 血反吐まみれ泥まみれの異様に中身の濃いアルバム。パンクなA面とメロウなB面に分かれたレコード盤のような構成も良い。ムシャクシャした真夜中に独り爆音で聴きたい一枚。 pic.twitter.com/gjfpvlTCuT

2017-11-19 11:33:49
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ベスパ15 @vespa_15

throwcurve『リコール』 第3世代とは一体何だったのか。 1曲目「表現は自由」から以降、今のミュージック・シーンにどこか居心地の悪さを感じている僕らについてすべて唄われているこのCDを聴けば分かるかも知れないし、分からないままかも知れない。 pic.twitter.com/zEn6pBmoXq

2017-11-20 00:17:18
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GREAT3『WITHOUT ONION』 想像以上に混沌とした作品。 実験的とも言えるし過渡期とも言える。 POPの核に向かってありとあらゆる方向から攻め込んでいる感じは 後の作品のBOaT『LISTENING SUICIDAL』にも通じる。 「Golf」の美しい旋律とノイジーな音の絡み合いから生まれる浮遊感が見事。 pic.twitter.com/mk2Jygp6ZD

2017-11-20 20:33:30
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YOGURT-pooh『ベンジャミン』 「イギリスにオアシス、アメリカにウィーザー、日本にラブラブストローって感じですかね」というのはLOVE LOVE STRAWの名言であるが、では京都は?というとヨーグルト・プゥを挙げる他ない。「夕凪ブルース」の轟音と美メロは上に挙げたどのバンドでも鳴らすことは不可能 pic.twitter.com/ElkPeXozPB

2017-11-26 22:52:02
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Biscuit Fan『スニーカー』 歌詞・演奏・アレンジに至る全てにおいて「完璧」だと思える曲があるとすればビスケットファンの「恋人のいる時間」は外せない。「空に帽子」はまるで名作映画の一場面の様であるし、「螺旋のように世界は廻る」は何時の時代でも懐かしく、でも瑞々しく若者の心を打つ。 pic.twitter.com/lG9s9vNXfb

2018-01-26 23:04:58
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TOMOVSKY『秒針』 日本有数のソングライティング能力を携えネガティヴとポジティヴを往来する水先案内人、トモフスキーの近年の作品の中で際立って情緒的な作品。これほど「夜」を表現する事に長けたシンガーソングライターは他に居ない。明けない夜は無いけど、暮れない日も無いのだ。 pic.twitter.com/b4rbRWQmIc

2018-02-05 19:38:02
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真心ブラザーズ『I will survive』 名盤たるもの、収録曲だけでなくジャケットも名作たるべし。すぎむらしんいち氏による、このアルバムジャケットのように。「BABY BABY BABY」「Endless Summer Nude」等アッパーな曲が並ぶ中、桜井曲の「メトロノーム」が綴る情景が、たまらなく好きだ。 pic.twitter.com/cyngcKE267

2018-02-10 19:14:32
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モノクロ『ひとつのメロディ』 2004年。このアルバムを聴いた時、俺は確かに「天才だ」と思ったんだ。当時勢いに乗っていたアナログフィッシュやキャプテンストライダムと共に、日本のスリーピース・バンドの核になると思っていた。その時は確かにそう思っていたんだ。 pic.twitter.com/cDPJOkFs6F

2018-02-18 21:14:35
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スピッツ『オーロラになれなかった人のために』 漫画家の浅田弘幸が「スピッツで一番好きな曲」で「海ねこ」を挙げていた(漫画『I'll』に同名のタイトルの番外編がある)。それがスピッツの作品で一番最初にこのアルバムを聴いた理由。“テレビから流れてこない”スピッツは、何かちょっと、怖かった。 pic.twitter.com/JHb9spvCs0

2018-02-24 02:14:57
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TRICERATOPS『THE GREAT SKELETON'S MUSIC GUIDE BOOK』 ブレイクする1枚前のアルバムが一番素晴らしい、と どこかの寸評で読んだことがあるのだけど、 このCDがまさにそれ。 全編を通してキャッチーなリフとメロディの宝庫。 「FEVER」はギターロック世代の僕等に捧ぐ永遠のアンセム。 pic.twitter.com/W5OG6ise8q

2018-07-28 22:46:56
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THE JERRY LEE PHANTOM『00.0. MOVIE』 ジェリーリーのメジャー1st。後のダンサンブル、アグレッシヴなバンドイメージからかけ離れた、ほぼ全編通して綺麗で鬱屈としたサウンドが鳴らされる。そんな中「Dr.Lee Ryder」は今聴いてもカッコ良い。この不穏と躁鬱は高橋徹也『ベッドタウン』と肩を並べる。 pic.twitter.com/ewLS3cRWyX

2018-07-31 19:22:43
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eastern youth『感受性応答セヨ』 「踵鳴る」をはじめ、収録されている楽曲ひとつひとつが強力。それが10曲ずらっと並んだアルバム。この隙の無さ。かつてのベイスターズのマシンガン打線の如し。最初にベスト盤聴くよりコレ聴いた方が良い思う。トイズから出たアルバムはどれも素晴らしいんだけどね。 pic.twitter.com/1i3L8XAJjM

2018-08-16 17:50:39
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GRAPEVINE『退屈の花』 グレイプバインのメジャー1stフルアルバム。 邦バンド屈指のメロディーメーカー・亀井亨を擁しつつ、全メンバーが作曲できる強みはデビュー当時から遺憾無く発揮されていた。 今より聴き取りやすく、蒼さが残る田中和将のvocalが心地良く、楽曲の魅力を後押ししている。 pic.twitter.com/05uIL7kerD

2018-09-06 22:33:20
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WINO『WINO』 マンチェスター・ムーヴメントの豊潤な空気を吸い込み、異国日本で存分に吐き出された楽曲たち。 「The Action」~「Hospital」の流れの良さや、終盤に待ち構える「Thank you」以降の連弾も爽快。 the pillowsの『Please Mr.Lostman』が好きなら、きっと共鳴できる部分も多いだろう。 pic.twitter.com/G5gj8KthQW

2018-09-08 22:28:33
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あぶらだこ『あぶらだこ(青盤)』 1曲目「北極」のイントロで“何だこれは”となり、12曲目「アンテナは絶対」のアウトロを終え“何だったんだこれは”となる。その間僅か25分。 突拍子もない演奏の中突拍子もない歌詞を突拍子もないボイスで吐き出される曲群。先行者も追随者も居ないバンドよ、今いずこ。 pic.twitter.com/xhM0v27PBp

2018-09-13 21:28:14
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『「けものがれ、俺らの猿と」オリジナル・サウンドトラック』 町田康原作の映画のサントラ。曾田茂一によるインストとバンドの楽曲が半々。本編同様にカオティックな筈なのに何故か妙な統一感がある。ラストのASA-CHANG&巡礼「花」は十数年後、形を変え『惡の華』視聴者を震え上がらせることとなる。 pic.twitter.com/YueqKQRpJz

2018-09-17 06:26:45
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THEATRE BROOK『VIRACOCHA』 「デュラララ!!」OPから早9年、この盤が発売されてから早20年。月日は経とうが楽曲は未だ色褪せず。シングル曲が多く全12曲の締まった内容。沼澤尚のドラム打音が心地良い「涙の海」、Pixiesばりのサビで爆発「ぜんまいのきしむ音」、ラストの「そこにある受話器」で号泣。 pic.twitter.com/8D1b9lGiES

2019-01-20 21:23:19
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KENZI『BRAVO JOHNNYは今夜もHAPPY END』 ブルハの1stが「陽」なら、この作品は「陰」にあたるのではないか。 実質タイトル曲の「BRAVO JOHNNYは今夜もHAPPY」のインパクトが強烈だが、ジャケットのヌイグルミを携えたケンヂの表情のように、歌詞の端々に影が絡み纏わりついている。だから色褪せない。 pic.twitter.com/IMwvywYE74

2019-03-17 22:15:18
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SHERBETS 『AURORA』 ブランキー以来、ソロやバンドを精力的にこなした結果アルバムだけでもざっと数えて50作を超える名古屋の海賊・浅井健一の諸作品中ひと際完成度が高い作品。 キーボード・コーラスの福士により他プロジェクトよりも浅井の持つ世界観をより膨らませることに成功している。 必聴。 pic.twitter.com/VrR3NJ3E8A

2019-08-18 02:54:46
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ベスパ15 @vespa_15

the heys 『優しい終わり』 1999年に3枚のシングルと1枚のアルバムを遺し解散したthe heysというバンドのファーストアルバムにしてラストアルバム。 『Permanent Vacation』を軸に、時には重厚に、時には煌びやかな楽曲がが並ぶ。 邦ギターロックの隠れた名盤。 上田ケンジプロデュース作品。 pic.twitter.com/tR0GgVmlXf

2019-09-14 23:37:38
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メレンゲ『星の出来事』 メレンゲのメジャー1stフルアルバム。 微細なメロディとクボの微妙に揺れるボーカルが程良く絡みう。 「8月、落雷のストーリー」についてクボ曰く 「雷って音より先に光るでしょ?、で、何秒後かにドーンって。初恋ってそんなもんじゃないかしら。」 多分それが全て。 pic.twitter.com/1tYczXv0Bh

2019-10-03 21:05:41
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ベスパ15 @vespa_15

54-71 『Untitled』 スカスカのハードコア、略して「スカコア」の雄、54-71。 剣豪同士の鍔迫り合いにも似たジリジリと切迫した空気と間隙は 無戒を始め、後の邦ロックに多大な影響を与えている。 初っ端の「Professor」の袈裟斬りのようなギターも痺れるし、 「Marvin」の浮遊する音色も素敵。 pic.twitter.com/iQ32p93Cmp

2020-01-26 02:09:19
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