2011年11月1日

甲野善紀先生のツイートの部分フォロー

甲野善紀先生のツイートの中でビビっときた部分の抜粋。
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甲野善紀 @shouseikan

そして、つくづくと「基本は大切であり、無味乾燥でつまらなくとも繰り返し繰り返し稽古して、シッカリ身につけよう」などという、疑う余地のないほど武道などの稽古事で言い古された言葉が、如何に多くの人の進歩を妨げているかという事を痛感した。

2011-11-01 02:10:09
甲野善紀 @shouseikan

まるで自分の弟子が決して自分を超える存在とならないように、まあ、そこそこ上達して自分をいつまでも仰ぎ見てくれるように呪縛しておくために、この稽古の常識はあったのではないかとさえ思えた。

2011-11-01 02:12:39
甲野善紀 @shouseikan

「熱心に稽古に来て、上達しないのがいい弟子だ」という言葉は、稽古事の師匠の間で昔からひそかに言い伝えられている事だが、「そうか、私も基本重視の言葉をおかしいと思いながらも、どこかで呪縛されていたなあ」と、つくづく思った。

2011-11-01 02:13:18
甲野善紀 @shouseikan

無住心剣術の開祖、針谷夕雲の跡を継いだ小出切一雲は「当流の稽古初より極意に至るまで赤子の心と所作とにもとずきて修行す」と述べている。

2011-11-01 02:14:04
甲野善紀 @shouseikan

そして、各人が「母に抱かれて母の乳ぶさをひねりて乳を飲たる時が良知良能と云、天地自然の妙用有って我れに足れり」と。

2011-11-01 02:14:25
甲野善紀 @shouseikan

そして「この良知良能にて我一生の間六十年にても七十年にても万事万物に応じて自己十分の用にたるはづのものなのだが、五、六歳の時より、そろそろ良知を失て外に智解が良能をなくして才覚が出てくる」と嘆いている。

2011-11-01 02:14:59
甲野善紀 @shouseikan

「三段の斬り返し」「身体のなかの手続きをひとつ省略した拍子のない動き」「小手返しに対して全身で頑張る相手を体ごと浮かせる技」、今夜現れたそれらは、「基本をシッカリ身につけよう」などという事をやっていたら、それこそ100年経っても出来なかったと思う。

2011-11-01 02:15:58
甲野善紀 @shouseikan

「つまらなくとも繰り返し繰り返し我慢して稽古して、シッカリと基本を身につける」という思考形態が、「お上のやることなら、正しい事なのだろう」と原発も受け入れ、遺伝子組み換え農業にも無批判に従っていくような隷属的思考を育てたような気がして、今夜はよけい腹が立ってきた。

2011-11-01 02:16:32

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