ラブタイツで有名なアツギの業績悪化が止まらず五年連続赤字確定 について

ほぼセルフまとめ状態となっております。 そういった物が嫌いな方はお気をつけください。 業績悪化はラブタイツとそれによってもたらされた「アツギの気持ち悪さ」のせいだ、というような意見も見かけますが、実際にはどうでしょうか。所詮素人故、有識者の見解もお待ちしております。 あと、それにかこつけて言いたい事も言ってみた。 続きを読む
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ぶぶぶ @hakairi_byoyomi

アツギ、株価の下がりっぷりがヤバいからな……靴下屋のタビオは何だかんだここ1~2年右肩上がりだし、グンゼもアップダウンありつつ4000前後で推移してること考えたら、ストッキングが売れない云々より単純にアツギが選ばれなくなっただけなんだろうなって。 pic.twitter.com/yCoyNr248e twitter.com/nokolover/stat…

2023-02-16 19:05:32
目黒 @nokolover

アツギは謝罪したのに女は不買運動続けて陰湿みたいなこと言ってた人いたけど、あの事件で私が嫌だったのはアツギの姿勢だけじゃなくアツギを擁護する為に自分はタイツ買ったこともないくせに嫌がってる女性に口汚いリプ攻撃してた表現の自由戦士達だし、彼らが謝罪してるのなんて見たことないよ

2023-02-15 20:13:51
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実際の所どうなのか

2021年決算資料におけるグンゼの見解

myo@棘専用(専用とは言っていない) @myo80766994

>◆レッグウエアは、一部レギンス等は好調に推移も、外出・イベントの自粛によりストッキングの着用機会が 大幅に減少 gunze.co.jp/ir/library/rep…

2023-02-18 19:07:38

以上のように、2020年~2021年のストッキング等の売上は、グンゼにおいても厳しい物があった事がわかる。グンゼも靴下屋もアツギ程業績が落ち込んでいないのは「ストッキング・パンスト等以外の商品も主力として販売しているから」という要素が強いと考えられる。これは公式オンライン通販のランキングなどを見ても見てとれる。アツギのそれはストッキングが上位を占めているが、グンゼや靴下屋のそれは多種多様な商品が上位に位置づけている。

そもそも冒頭のグラフを見ればわかるように、騒動直後の株価はむしろ持ち直し傾向にあり、その後2022年になってから減少傾向に転じている。業績悪化とラブタイツ騒動との関連をここから見出すのは、結果論、それもかなり歪んだ結果論であると言って差し支えないだろう。

以上、本題はここではないが一応ツッコミは入れておく。
素人の、バイアスのかかった考えであるのは言うまでもないので、コメントでの具体的なツッコミに対するツッコミは歓迎したい。
以下本題。

以下、このラブタイツの件に関する所見

ラブタイツ騒動は、そもそもが「現代フェミニズム的な文脈で問題視された物ではない」という点を忘れてはならない。

男性向けのアピールを、女性が主要購買層であるタイツを題材として行った為、主要購買層から異論が唱えられた、という経緯であり、そこに「性的搾取イラストの使用が問題である」等の現代フェミニズム的観点はほぼなかった。
むしろ「イラストは良いが企画としては不快」などの表明もあったくらいである。

そういった観点の多くは騒動になってから改めて持ち込まれた物であり、本格的にフェミニスト自称者とそれに対抗しようとする者の「タイツを実際に購入している層を置き去りにした代理戦争」が始まったのはそこからである。

この点、フェミニスト自称者に対抗しようとするがあまり、批判意見、キャンペーンに対する否定的な見解を「現代フェミニズム的観点による物」と決めつけ、レッテル貼りを行った人間は、心当たりがあるなら大いに反省すべきである、というのは間違いなく言える。というか騒動当初からずっとそう言っている。

だが、同じく「タイツを実際に購入している購買層を蔑ろにした」という点で、後のりで現代フェミニズム的観点を持ち込んで非難を始めた人間たちもまた同様に反省すべきである。

当事者の意見、金を出している人間の意見を潰し、自分たちの主義主張の為に利用するような事は、どちらの方向からもあってはならない。

特に、ポリコレに属するフェミニスト自称者の主張にはその傾向が大きく見られるわけで、それを批判するにあたって批判者側が同じことをしていたのでは説得力も何もあったものではなくなる。

そういった意味で、ラブタイツ騒動は大きな教訓とすべき騒動であると思う。

まとめと言いたい事は以上です。