【打ち上げが待ち遠しい】実験中のH3ロケットって何?小学生でも分かるように解説。
- naobotaka_magi
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今回のテーマは、最近話題のH3ロケットについてという、久々に魔法天使の「魔法」らしくない話題になります。まあ、小学生にでもわかる感じの話なので少々お付き合いくださいね。
2023-02-20 13:00:29最近H3ロケットなるロケットの打ち上げが何回も中止、延期されているというニュースを目にしますよね。このニュースを聞いてこのように思った人もいるかもしれません。 「おい、H3ロケットってそもそもなんだよ?何のために打ち上げるんだよ?」 これについて調べてみました。
2023-02-20 13:20:08日本は皆さんもご存知の通り、気象衛星やGPSの衛星を自国産のロケットで打ち上げる能力を持っている国の一つです。 JAXAという独立行政法人が事業に関わっています。 日本国内での打ち上げの場合は鹿児島県の種子島にあるロケット打ち上げ施設で行うことが多いです。
2023-02-20 13:20:08ところで、皆さんこう思ったかもしれません。 「何で種子島に打ち上げ施設を作ったんだよ?」 これには理由が2つあります。 1つには公害対策的な観点や打ち上げ失敗時などの安全上の観点から打ち上げ場所は離島の方が好都合だからです。
2023-02-20 13:20:08騒音公害が孕む施設の中には自動車が走るサーキットとかがありますが、あれも市街地から離れた地域に設置されていますよね。 ちなみにロケット打ち上げ時に発生する騒音は140dbで、これは積乱雲の下で落雷が発生した時と同じ数値になります。
2023-02-20 13:20:09もう1つの理由は省エネルギー的な観点になります。ロケットは自転を上手く利用して打ち上げるために東に向かって打ち上げ、打ち上げる場所も自転のスピードが速い赤道に近い地域で打ち上げます。そのような地域で打ち上げることで燃料を浪費せずに打ち上げできるとのことです。
2023-02-20 13:20:09では、話をH3ロケットに戻します。 H3ロケットはHⅡロケット(1994〜1999年)を安価に製造および運用できるようにした改良機のHⅡAロケット(2001年〜)およびHⅡBロケット(2009年〜)の改良機になります。
2023-02-20 13:33:42具体的にはライン生産方式で効率的に安く生産できるようにしたり、ロケットシステム自体をモジュール化して効率よく運用できるようにし、ロケットの開発や設計もそれまではJAXAが行なっていた方式をやめて民間が行なったものを採用しました。 開発プロジェクトは2014年にスタートしました。
2023-02-20 13:33:422020年から2022年にロケットエンジンのテストが行われ、その結果が良好だったことを受けて2023年2月12日に打ち上げが行われる予定でした。 しかし、ご存知の通りスケジュール調整の難航や気象条件の厳しさから打ち上げが何回も延期されています。
2023-02-20 13:33:43打ち上げが何回も延期される理由はH3ロケットが特別なものだからというわけではありません。その理由はロケット特有の気象条件のシビアさにあります。 ロケットは飛行機以上に厳密な計算をしながらの運用が求められます。そのためちょっとした風速の悪さや天候の悪さでも打ち上げができません。
2023-02-20 13:53:23さらに、当たり前ですが雷雨などで落雷が発生している気象条件では打ち上げができません。これは落雷で発生する雷の電気が飛行機と一緒でロケットの機械にダメージを与えたりする恐れがあるからです。飛行機が雷雨や雷雪でよく離着陸が遅れる理由と同じですね。
2023-02-20 13:53:23ちなみに、雷雨が雷雪で飛行機が飛ばない理由はどちらかと言うと突風が吹いたりですとかそう言った風に絡む危険の方が大きいかとは思いますが。
2023-02-20 13:53:24まあ、ロケット打ち上げに適した赤道近くかつ海抜がゼロメートルに近い地域ではそもそも雪が降る確率は限りなくゼロですけどもね。 そんな、H3ロケットと言う時事ネタ的なまとめになりますが、皆さんは何かコメントはありますか?
2023-02-20 13:53:25以上、最近話題のH3ロケットについてのまとめでした。今回も結構内容が薄いですが、この辺は許してくださいね。
2023-02-20 13:53:25ところで、種子島はロボティックス・ノーツというADVの舞台となります。その登場人物の高校生が乗るバイクはホンダスーパーカブのようなミニバイクに乗っています。 最近、山梨県を舞台にしたスーパーカブが出てくるアニメを見ました。これについて魔法天使はこうコメントしました。
2023-02-20 13:53:26「一工業製品がラノベやアニメになる良い時代になりましたね。時代はまさに、ネタ消費社会いうて。」
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