「男は嫌われる、オネエに擬態しないと仕事が貰えない」漫画家を辞めて母がやっていたメイクの手伝いをしていたときに言われたことの意味

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29歳の頃、漫画家辞めて母がやっていたメイクの手伝いを1年ほどしていたのだけれど、「この仕事で食おうかな」と言うと母は「そんな楽なものではない、何よりこの業界は男には厳しい」と言われた 詳しく聞くと「男は嫌われる、オネエに擬態しないと仕事が貰えない」ということだった

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ミス日本コンテストのメイク指導もしていた母からの言葉だった 確かに1年ほどの間に数人の男性メイクさんに会ったけど多くは擬態オネエだった なるほど、仕事というのは多かれ少なかれ「職業柄」というものを求められる圧力があるのだなとその時理解した

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僕は2年ほど母のアシスタントやブライダルメイクをしていたのですが、そのせいか未だに娘氏にバレエのメイクを施そうとするとちょっとオネエっぽい口調なりますｗ 「あら～娘氏ちゃん可愛いじゃな～い♪素敵よ～♪」

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メイクはお絵描きと同じなので「立体のキャンバスに彩色する感覚」で割りと簡単に技術を習得できました

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2年目にもなるとメイク指導もやってて鏡を隠した状態でお客さんのメイクを左半分落とし、僕がメイクし終わったら鏡を戻し、お客さんに確認してもらいいてどこが変わったかを説明してました その際の心の声は「あしゅら男爵みたいだ」

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@datenaoto2012 無意識の警戒心が出ちゃうんでしょうなあ メイクさんには素を見せないといかんとこあるので

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@47AgD そうですね〜 他愛ない世間話もそうですし、「男の気持ちもおの気持ちもわかる女」という役を演じないと信頼されない側面もあったと思います 褒めても「男目線でしょ？私は同性にマウント取りたいの」っていうニーズが結構ありましたしね だからオネエじゃないと成立しないんだと思います

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@datenaoto2012 上司の言葉が部下にが信用されにくいのと同じですなあ 立場が疑心暗鬼を生んでしまう…

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@47AgD あー凄くしっくりくる例えですね〜

ねも @Nemoh_C

@datenaoto2012 美容師さんも 「男はある程度の歳になったら、 店長になるしか生き残れない。 中年のおじさんに髪を触られるのを、 女の人は嫌がる」 と言っていました。

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@Nemoh_C 確かにそういうのもありますよね・・・ 美容業界は案外男性には厳しい職業なのだと改めて実感いたしました。

とろろ @tororo397

@datenaoto2012 以前、化粧品店で「眉の整え方と描き方」を教わりました。 その日だけの講師としていらっしゃった男性だったんですが、ちょっとオネエっぽい言葉と物腰でした。 納得できました。

あおずみ そら：マンガクリエイター @Sora_Aozumi

@datenaoto2012 ずっと疑問に感じてた事が一つ解明しました😲

デツカイ @DEXTSUKAI

@datenaoto2012 女性は「女性目線の共感」を求めるので、百貨店のやり手販売員(広島県出身)は普段は菅原文太みたいな喋り(例:わしゃあーのぉ)なのに、接客はオカマ言葉でしたよ☺️

ふよふよけい @snowscape

オネエまで行かなくても、まあ普通の男性の声のトーン、声調って女性にとってパーソナルスペース近い状況に向いてないってのはあるかも （実際いちゃついてる時の男性の声って普段と全然違うし） twitter.com/datenaoto2012/…

丘野　優 @okanoyu01

美容師は男でも問題なさげな気がするけど、メイクだと顔触るからかね……。まぁ確かにおっさんだと余程高名でないと女性は不安か。 twitter.com/datenaoto2012/…

fumisa @fumisan0

ネイリストて食っていこうとしたら...ってパターンの話を最近アンコンシャス教育で受けた。 twitter.com/datenaoto2012/…

川島秀雄 @kawashima_hide

「擬態」良いか悪いかじゃなくて「擬態」必要だわわと、思う思う思う。 twitter.com/datenaoto2012/…

大和みどり @yamatomidori327

美容師は男性が多いから不思議。女性のほうがいいな・・・。 差別とかのつもりじゃないのだけど単純に恥ずかしい。出て来た白髪の話とか異性としたくないし、久々に美容室行ったら「これでボザボサじゃなくなりましたね！✨」と言われたりしてとにかく恥ずかしい。。。 twitter.com/datenaoto2012/…

ゆの @yutchan_biyo

河北裕介さんは男らしいイメージがありますが、彼を知るまでは確かに 「男性のメイクさん、オネエだと謎の安心感ある」という感覚は実際にありました。 デパートで普通の男性店員さんに口紅の色味チェックしてもらった時はやはり気になったので、 パーソナルスペースの問題でしょうか。 twitter.com/datenaoto2012/…

ひで @triskaidecagon_

これが「ジェンダー」ってやつのひとつの形というか、「ある性別である事がある場合にある役割を期待される」という話の典型的な表れで、とても面白い話。 さらに言うと「身体的男性」でも、メイク業に適ししているかどうかでオネエとそれ以外で役割が分かれていて、ジェンダーが一様でない事もわかる twitter.com/datenaoto2012/…

ひで @triskaidecagon_

「性別」という言葉の代わりに「ジェンダー」という言葉を安易に使ってしまうと、こういう役割的な話を観察する時に抜け落ちてしまう場合があるから、あんまり簡単に代用して欲しくないみたいなところはある。 ジェンダーというのはある役割としての期待だから、他者との関わりが必要なのよ。

縺翫♀縺吶∩縺励ｅ繧🫐 @m214063

これは "2丁目のゲイバー" という場所でさえ、ある。 普段はそこまでオネェっぽくはないけれど、一緒に働くスタッフや客の口調の伝播、あるいはそういう口調の "需要"。 ただ2丁目で働いても昼職を持つ人は当然いて、社会人らしい口調の方が擬装ということもある。 twitter.com/datenaoto2012/…