茂木健一郎(@kenichiromogi）さんの連続ツイート第3066回「世間から見れば単なる炎上男かもしれないけれども、ぼくにはぼくなりの倫理観がある」

茂木健一郎 @kenichiromogi

連続ツイート３０６６回をお送りします。文章は即興で書いています。本日は感想です。

茂木健一郎 @kenichiromogi

今朝のNowVoiceの質問で、「茂木さんはよく炎上しますが」というのがあったけれども、別に炎上したくてしているわけではない。いつも、世間とは関係なく自分の考えていることを言っているだけである。炎上自体を狙っていないし、ましてや「逆張り」などをしているわけではない。

茂木健一郎 @kenichiromogi

世間から見れば炎上男かもしれないが、ぼくなりの倫理観、筋というものがある。まずは、決して「私憤」ではなく、常に「義憤」で動く。自分の利益とか、ポジショントークとかは関係ない。世のため人のため、人間を不自由にしたり、可能性がもったいないという時に「噴火」する。（笑）。

茂木健一郎 @kenichiromogi

炎上すると言っても、批判するのはシステムや文化であって、一人ひとりの人間に対しては親切でありたいと思う。たとえば偏差値とか塾とかいう文化は批判するが、そこで働いていらっしゃる一人ひとりの先生方に対しては、親しみの感情があるし、温かい心でいたいと思う。

茂木健一郎 @kenichiromogi

炎上男としては、弱きを助け強きをくじく存在でありたいと思う。権威や強者と思われている存在にこそぶつかる。弱い人を叩いたり、なにか不祥事とかトラブルで弱っている人をさらに輪をかけて批判したりはしない。むしろだいじょうぶですか、と声をかける。友人ならばなおさらである。

茂木健一郎 @kenichiromogi

ネットを見ていてぼくにはわからないのは、調子がよかったひとがなにかの不祥事やトラブルで弱り始めると（たとえば私の友人の三浦瑠麗さんとか）、よってたかって攻撃する人たちがいることで、炎上男、私の倫理観の真逆である。そういうときはむしろ助けてあげなければならない。

茂木健一郎 @kenichiromogi

世間から見れば単なる炎上男かもしれないけれども、ぼくにはぼくなりの倫理観がある。ぼくのことをよくわかっている人にとっては周知のことかもしれないけれども、今朝は一応、確認のためにぼくがふだんから大切にしていることを書いてみた。

茂木健一郎 @kenichiromogi

以上、連続ツイート３０６６回「世間から見れば単なる炎上男かもしれないけれども、ぼくにはぼくなりの倫理観がある」をテーマに６つのツイートをお届けしました。