「京都アニメーション・スタッフ座談会-アニメーション制作の現場から-」レポート
【京都アニメーション トークセッション】 武本「木上さんはピュアですね。わかる。絵描きは木上さんにガンとやられる。痛感させられる。」 石立「木上さんは姿勢がいい」 司会「木上さんを観て頑張れるのですね」
2011-11-03 19:40:26【京都アニメーション トークセッション】 武本「映画のレイアウトを描いて、木上さんに「劇場の(レイアウト)じゃないね」と言われた」
2011-11-03 19:41:38【京都アニメーション トークセッション】 司会「今までの作品作りに於いて、一番大切にされたことは?」 武本「どの作品も変わらず情熱を。また、その作品が僕らにどうして欲しいのか、そういう声を聞きとる。その声に従う。こうしてやろうかというスケベ心寄りになるとウマが合わなくなる。」
2011-11-03 19:44:53【京都アニメーション トークセッション】武本「作品にとってもよくない。作品の中から出るものを大切にする」 司会「『涼宮ハルヒ』で気に入ってる所は?」 武本「(映画『涼宮ハルヒの消失』が上映されていた)長い間お疲れ様でした。二時間四〇分ですよね。気に入ってるところは全部ですね」
2011-11-03 19:49:10【京都アニメーション トークセッション】 武本「他には、谷口の一声を聴いて公園から走る所」 司会「演出的には?」 武本「全部としかいいようがない」 司会「長時間飽きさせない方法」 武本「ノープラン。これをやりたいというのを全部詰め込んだ。カットすべきところもあった」
2011-11-03 19:52:13武本「消失は入れたいものはいれて、切らざるをえないものは切ってあの形。あれしかないと思ってる。全部好きだが、谷口の一言から甲陽園に走るところは自分で見ててもくる 」
2011-11-03 18:04:18【京都アニメーション トークセッション】 司会「そういうところもあって、あのようになった?」 武本「これ以上詰めどころがない」
2011-11-03 19:53:33司会:作品作る上で大切にしてることは? 武本:その作品が僕たちにどうして欲しいのか、作品の声に従って作る。こうしてやろうというスケベ心を持つと作品にとって良くない。
2011-11-03 16:53:33【京都アニメーション トークセッション】司会「ロケハンについて、三人とも作品はそれぞれ違いますけど、行かれていますよね?」 石立「武本さんが話すといいよ。迷子になった話やドブに落ちた話とか」 武本「迷子にはなっていない。ドブには落ちたけど」
2011-11-03 19:55:41【京都アニメーション トークセッション】 司会「ロケハンはどうやって決めているのですか?」 武本「原作の方に確認し、モデルの物や土地を尋ねてから行く」 司会「苦労されたことは?」 武本「迷子じゃなくて、別行動で、『フルメタル・パニック!TSR』で香港で色々写真を撮るときに」
2011-11-03 19:58:40【京都アニメーション トークセッション】 武本「現地ガイドのコウ(?)さんに、引率されていたけど、もうちょっと撮りたい、或る大学の屋上からのいい風景を撮りたい。」
2011-11-03 20:02:35武本:フルメタの取材で香港に行った時に、ここ(場所伏せ)行けば良い写真撮れると入って戻ってきたらガイドさんから勝手に動くなと怒られた。
2011-11-03 17:00:57【京都アニメーション トークセッション】 司会「架空の『MUNTO』では?」 木上「『MUNTO』は会社の近くがロケ地で、ユメミ達の土地の感じ」 木上「京都オリジナルで会社もデジタル化し、会社で撮影もできる設備が整い、一本作ってみようと全社揃って生まれた」
2011-11-03 20:05:56木上:京アニで撮影まで出来る体制が整ったので何か作ってみようというので産まれたのがムント。 司会:プレッシャーはありましたか? 木上:プレッシャーはなかった。 武本:作画スタッフのプレッシャーすごかったですよ。 石立:初めて原画をしたのがムント。新人として緊張した。
2011-11-03 17:04:51【京都アニメーション トークセッション】 司会「初めてのオリジナルへの思いやプレッシャーは?」 木上「思いはあっても、プレッシャーはなかった。今もいるスタッフに支えられ、一緒に作った。」 武本「作画班のプレッシャーは凄かった」 石立「丁度ムントで初の原画で緊張してた」
2011-11-03 20:09:13【京都アニメーション トークセッション】 武本「中途半端なことをすると(レイアウトが)返ってこない。木上さんはリテイク要求しない。全部木上さんがやる。これだと、自分の色が出せないので、下手な仕事ができない」 木上「気づかなかった」 石立「原画初と木上さんのプレッシャーが…」
2011-11-03 20:12:42司会:ムントやっていて大切にしてたことは? 木上:京アニのスタッフはアニメーションの仕事とは別に登場人物たちへの想いがすごい。愛を持って仕事しているのを感じる。若い新人も同じ。
2011-11-03 17:08:35