シネマまえばし　肥田舜太郞氏　講演会

ちぃ@理科準備室 @m_science_chiy

シネマまえばし、肥田舜太郎さんの講演会、受付した。開場まで待ち。年齢層高め。50台60台が多い感じ。 ママ世代は少なそう…。どういう年齢構成なんだろう？

伊賀電 @herobridge

会場到着なう。2時50分からです。 http://t.co/LY64vxwq

拡大

伊賀電 @herobridge

tsudaりますです。RT @neneyu: 肥田舜太郎先生！いいなあ😊 RT @herobridge: 会場到着なう。2時50分からです。 http://t.co/LY64vxwq

拡大

伊賀電 @herobridge

会場は結構埋まっています。群馬も汚染が高いことが分かって関心が高まった感じ。 http://t.co/EbGjdo6s

拡大

ちぃ@理科準備室 @m_science_chiy

始まった。450以上はありそうな席が満席になっている。講演会の後、質疑もあるそうだ。

伊賀電 @herobridge

肥田舜太郎先生入場。94歳、内科医師。広島原爆投下当時、広島で軍医をなさっていた。先生はたまたま前日の夜明け往診に行っていて爆心から7kmにおり、死を免れた。 http://t.co/qDBdTzdC

拡大

伊賀電 @herobridge

先生の勤務していた病院は3名を除き、全員即死。そして軍医や衛生兵と共に30名の医者で2万人の患者に対応した。しかし何も施すことは出来ず、患者は次々と亡くなって行った。もうその当時、広島で被曝者の治療に当たった医師は、私1人になってしまった。

伊賀電 @herobridge

これから広島長崎の人間がどのように死んでいったか、経験者として語りたい。これからの日本は放射線と戦って生きていかなければならない。放射線は光ではない。見えないし、匂いもない。五感では感じ取れない。放射線は1ミリの60分の1の放射性物質から発せられる。これを直接受けるのが外部被曝。

伊賀電 @herobridge

その放射線の粒を吸い込んだり水に溶けたものを飲んだり食べ物から取り込んだものを内部被曝という。広島長崎も内部被曝は沢山あった。でもアメリカが内部の被曝は微量だから心配ないと言って国も国連もそれを信じ、認められなかった。アメリカは原爆が長期間影響を及ぼすことを知られたくなかった。

伊賀電 @herobridge

占領軍のアメリカの大将が原爆は軍事機密だから医師は診察はしてもいいがそれを発表しても研究してもならない。破った者は厳罰に処すと言ったため皆怖くて何も出来なかった。だから日本人で原爆の内部被曝で亡くなった人について語れる人は誰もいない。私は福島の話を聞いて同じ事が起こると思った。

高橋美穂子 @roarmihoko

肥田先生「世界で唯一放射能を浴びて被曝した日本人が、自分自身の身体に起きたことを研究することも、症状を書き残すことも、学会で発表することもアメリカによって禁止された。だから自分の身に何が起きたかわらない。」酷い話だ。もうずっと実験台だったんじゃない、アメリカの。

伊賀電 @herobridge

震災後、テレビで安全だと言っていたのは放射線を作る方の専門家だ。だから作り方と性質だけは知ってるが、人体の影響は知らない。医者はなぜ出て来ない？日本には知ってる人が1人もいない。じゃあ、なぜ僕が出ないのか？政府は僕の事が1番嫌い。ところが最近は取材が殺到している。

高橋美穂子 @roarmihoko

肥田先生「テレビで放射能は安心です、たいしたことないと言ってる専門家は、みんな放射線の作り方と性質しか知らない。人体に及ぼす影響なんか何にも知らない。知ってる医者はいないんだ。私しか。でも政府が1番嫌ってるのは他でもない私だ。だから私には声がかからない。」

伊賀電 @herobridge

何ミリシーベルトなど覚えても仕方がない。今、福島で出ている放射線は外部被曝ではほとんど害は起きない。しかし内部被曝は全く違う。今、21万人長崎広島の被曝者の生き残りがいる。だから全員病気になるわけではない。地球上には自然放射線があるから平気だ。だから被害はない、というのはウソ。

高橋美穂子 @roarmihoko

肥田先生「政府がついている嘘を教えます。」

伊賀電 @herobridge

自然放射線とは何万年も人間は付き合ってきた。だから自然放射線には免疫がある。人工の放射線とは違う。もう一つのウソ。みんな福島の放射線を怖がっているが、本当の怖さは来年から起こる。その事はあとで話す。世界中の原発はこの位の放射線は漏らしてもいいよと3年に1回位集まって決めてる。

高橋美穂子 @roarmihoko

肥田先生「福島で出ている放射線での外部被曝はたいしたことない。だが内部被曝はどんなに少量でも一度身体に入ったらとんでもないことになる」「自然放射線と人工のものは同じではない。長い時間かけて自然放射線で死ぬ生き物は淘汰されて来たのだ。同じだなんて政府の大嘘だ。」

伊賀電 @herobridge

アメリカの研究で乳がんの発生原因を研究した結果、原子炉のあるところから100マイル以内にある地区での乳がんの発生率が高かった。その研究者は本を送ってくれたので訳したが売れなかった。ところが今年再販した。売れるはずがないと思ったら売り切れた。

伊賀電 @herobridge

今、避難している人たちがいるが、日本はどこへ行っても安全なところはない。54カ所の原発が動き出せば、放射線の影響が出る。皆さんはお年をめしているようだから今後何十年も生きられないだろうが子どもは大きな影響が出る。内部被曝の本を出したら僕の所にお母さん達から電話がくるようになった。

伊賀電 @herobridge

最初は福島だけだったが、その後、宮城や東京からも電話がくるようになった。今頃チェルノブイリが大変な被害になった事が分かった。今ガンが沢山出てきており、若い医師達が一生懸命頑張っている。セシウム137は心筋にすぐ作用を起こす。現場ですぐ影響が出るという論文がロシアから送られてきた。

高橋美穂子 @roarmihoko

肥田先生「最近出たロシアの論文によればセシウム137は遅効性でなく、その場で即心臓の筋肉に支障をきたすとある。福一に最初に入った労働者の方が2日後に心筋梗塞で亡くなったのはそれではないかと今は思っている。」

伊賀電 @herobridge

広島長崎の内部被曝で1番有名な病気はブラブラ病。医者ではなく患者の家族が誰ともなく言い出した。1週間後位から爆心地へ入った人が1カ月位たってから物凄くかったるくなる。何日か経つと治るが、またしばらくすると出る。医者の診断を受けても何でもない。神経衰弱(ノイローゼ)だと言われる。

伊賀電 @herobridge

医者は何でもないという。本人にはこんなに苦しい病気はない。自殺した人も沢山いる。僕の目の前で、患者が「先生、ごめんなさい」と頬杖をつき、次に椅子から床に座り込んでしまい、とうとう横たわってしまう。それを見て、これはただだるいというだけではないということが見てわかった。

伊賀電 @herobridge

それが原爆投下半年後から出始め、1年後にはたくさんの人々が発症した。しかしそれを隠している人も沢山いた。野戦病院みたいな所で施設もなく床に寝かされていた患者達は村から出てってくれと言われた。復員兵も帰ってくるので村は日常に戻らなければならない。いつまでもこんな状態ではいられない。

伊賀電 @herobridge

患者を連れて払い下げてもらった建物に移って治療を続けた。するとそこへ広島の方々から患者が集まってきた。何が起こっているかは分からなかったが、何かがあると思った。原爆というものを知ったのは4日後。原水協についてって核実験反対と共に放射線治療の治療法を教えてくれと頼んだ。