「画家志望のニート」の努力

全てのツイートをRTするのは気が引けたのでまとめました。
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Alpha @a_alpha_m

少し前にTVであった「画家志望のニート」の話が印象に残ってる。論点は「彼は親のスネを齧るのを止めまじめに働くべきかどうか?」というもの。画家志望なんていって、なんの努力もせず、親の金でニートとして生きていることはけしからん。きちんと自分の力で稼いで、その上で画家は趣味でやるべきと

2011-11-04 08:23:05
Alpha @a_alpha_m

これに対して、彼の反論は、自分は画家になるための努力をしているし、親もそれを理解した上で支援してくれている。ならば何の問題がある?趣味として絵を描きたいわけではない。仕事の片手間では本気で取り組むことができない。というもの。

2011-11-04 08:26:00
Alpha @a_alpha_m

それに対する反論の中に、画家として努力してるというのなら絵を描く以外のことは一切するな。常に描き続ける努力をしろ。ニートならそれくらいしろ。みたいな感じのもの。で、そこでさっきの「画家の努力は絵を描くだけなの?」っていうのに繋がる。

2011-11-04 08:31:13
Alpha @a_alpha_m

画家になるための努力って、その人がどんな努力をすれば画家になれるのか?なんてことは、誰にも、本人にもわからないんだよね。毎日100枚デッサンし続ければ画家になれるというわけじゃない。逆に何日もかけてあちこちを見て周り、ここぞという時に描く方が正しい道かもしれない。

2011-11-04 08:37:09
Alpha @a_alpha_m

本人にすらわからないその努力の方法を、ましてや他人が外から見て、「お前の努力は足りていない」とか「お前は努力をしていない」なんてことが、果たして本当に言えるのかどうか?仮にその人が成功した画家だったとしても、その人の方法が別の人でも有効かどうかは誰にもわからない。

2011-11-04 08:40:17
Alpha @a_alpha_m

たぶん、大量のデッサンみたいなわかりやすい努力は、基礎訓練では有効だと思う。小学校で漢字の書き取りや算数の計算をやらせるみたいなさ。日本人の「努力」のイメージってそれなんだよね。小学校努力幻想。書き取りを幾ら一生懸命努力しても、いい文章が書けるようになるわけじゃない。

2011-11-04 08:45:24
Alpha @a_alpha_m

ついでに画家志望の彼。彼をニートと呼ぶのにも私は違和感を感じた。確かに生活が成り立つほどの稼ぎは無いものの、毎日絵を描き、時々に個展を開いて成果を世に示し、絵の販売会や、依頼を受けてのイベントでのペイントのライブパフォーマンスを行なって稼ぎも多少ある。これのどこがニート?

2011-11-04 08:51:49
Alpha @a_alpha_m

確かに、誰かに雇用はされていないし、学校教育も受けていないし、雇用されるための職業訓練もしていないが、それが彼に必要なことなんだろうか?それらは恐らく彼にとっては不必要な「ダメな努力」に含まれることなんだと思うけど。ニート云々って人を単純な労働者としてしか見てないんだよね。

2011-11-04 08:57:34
Alpha @a_alpha_m

とりあえず、以上w

2011-11-04 09:04:06