20111105 三谷哲央講演会「市民の声が届く議会を目指して」愛媛県松山市
本日14時〜「これでいいのか!愛媛県議会」前三重県議会議長・三谷哲央講演会&トークセッション(with愛媛県議・阿部悦子)、愛媛県林業会館。 http://t.co/Ks6ZMomX しまった、前売り券買い忘れた…。 #愛媛
2011-11-05 12:24:47本日の資料。10月に発行されたばかりの、三重県議会「分権時代を先導する議会を目指して」 。http://t.co/IkLydUq2
2011-11-05 13:47:15三重県議会改革年表。平成15年に、傍聴席での写真、ビデオ、録音等の解禁。これは今すぐ愛媛県でもやってほしい。 http://t.co/N95DrVRw
2011-11-05 13:56:29始まりました。主催者挨拶。「愛媛も最近捨てたものではないな、と思うことがある。教科書採択の問題について。いつ審議したのかわからない、どんな結論が出たか市民に公表していない。私たちが10年来、県の教科書の選び方はおかしいと声を挙げてきた。運動すれば展望は開ける」
2011-11-05 14:06:18「愛媛県は、昔から反動的な、遅れた県だと思われていないか。以前は社会党が強かった。それを潰したのが、白石春樹・自民党幹事長(当時)。日教組を潰そうと、全国の支援を得て、勤務評定という制度を強行した。県内で大反対運動。日教組を挙げて反対したが、教員組合は0.01%以下に」
2011-11-05 14:08:30「白石氏のほうは、冷静に勝てると思っていた。矛先が県の教育委員会に行っている。本来は自分にこなければいけないのに、と。敵をしっかり見極めないと、うまくいかないということ。そうして、少しずつ運動を進めていきたい」
2011-11-05 14:09:53三谷哲央氏「議会基本条例に至る流れ。平成7年10月、諸問題検討委員会。ここが三重県議会改革のスタートの年。北川知事が当選した。県政史上革命的なこと。初めて県庁の外から知事が登場した。当時の副知事と激戦し勝利。県庁が負けて北川さんが乗り込んだ。黒船来襲として大騒ぎ」
2011-11-05 14:15:02三谷氏「税金を納める方の立場から改革。ものすごく反発があった。幸か不幸か、三重県は大きな裏金の問題が浮上した。平成7年は阪神淡路大震災、県の職員が出張の報告書を出した。行けるわけがない。その出張費をプールして裏金にしていた。正直に言えばよし、後で言ったらクビとした」
2011-11-05 14:16:39三谷氏「全部で13億円の裏金が発覚。そこから県政改革。当時、アングロサクソンではやっていた、ニューパブリックマネジメント。県民=顧客の満足度を最大に高める行政。Plan Do Seeの評価システム。しかし、それが進むほどに、議会とは何なんだとなる。議会の存在感がなくなる」
2011-11-05 14:19:12三谷氏「私も知事についていくのが精一杯。わからない横文字も使うし(笑)平成14年に、政策推進システム対応検討会。その座長になった。翌年に中間報告。二元代表制における議会のあり方検討会。このとき初めて二元代表制というものを提唱した。まともに取り上げられる雰囲気ではなかった」
2011-11-05 14:21:08三谷氏「平成17年に最終答申。議会基本条例の制定を挙げた。なぜ要るのか。今の自治法の中に、議会の責務・ミッションが何も書かれていない。自分たちが自分たちの言葉で、こういうことを使命としてもっている、そのためにこういうことをすると言う必要がある。それで、いの一番に」
2011-11-05 14:22:50三谷氏「平成18年、都道府県として初めての議会基本条例を作った。いろんな議論をした。国や中央政府との違いをどうするか。中央政府の下請けではない。三重県の県民利益や特性にそぐわないものはいらない。付属機関を作るかどうか。長のところにはおけるが、議会におくのは書いてない」
2011-11-05 14:25:19三谷氏「法律に書かれていないことは、やってもいいんじゃないの、とやった。議会は議会として付属機関を作ろうと。付属機関(条例で設置)、調査機関(有識者)、検討会の3つをおいた。憲法及び自治法の範囲内で、ということで。一番の決意は、改革を後戻りさせないんだ、ということ」
2011-11-05 14:26:46三谷氏「それまでにもさまざまな改革をやっている。議会を対面談方式に。議場に向かって質問するのでなく、議場から知事に向かって質問するように、議場を変えた。基本は一問一答で。一括質問一括答弁だと、学芸会とか朗読会とか言われる。事前にすりあわせもするから、面白いわけがない」
2011-11-05 14:28:17三谷氏「議会は面白くなきゃ、誰も見ない。テレビ中継の視聴率の数値目標ももっている。緊張感のある議会にしようと思えば、答弁まですりあわせするなんてバカなことはやめるべき。議論をするプロセスにおいて、課題解決の方法とかプラスマイナスとかを、県民に公開するというのも大事な役割」
2011-11-05 14:30:04三谷氏「できるだけオープンにしようと。そういう議会改革をやってきた。それが全国で流行になって(笑)200以上の議会で議会基本条例が作られた。ただ、それを作ることが目的になっている所もある。じゃあ今度は何の改革をするの?という。条例はツール。改革に使わないと意味がない」
2011-11-05 14:31:31三谷氏「政務調査費、1円以上の領収書の添付。市民が請求して見るのでなく、全部議会図書館において見られる縦覧制。覚悟を決めたなら、全部見ていただく。それと、口利き条例。議員は、口利きが大事な仕事のひとつ。しかし、特定の個人や団体の利益と密接につながる口利きが行われる」
2011-11-05 14:33:16三谷氏「じゃあ全部オープンにして、県民にどれがいい口利きか判断してもらおうと。文書が情報公開の対象になる。知事、部長の口利きも、国会議員の口利きもオープンに。『おまえ、こんなことを頼みに行ったの?』なんて言われるから、ややこしいのはなくなっていった」
2011-11-05 14:34:52三谷氏「政治倫理条例。不祥事があったので、議員の倫理を大事にしようと。これらをあわせて3点セット、これが議会改革の第2のスタート。次に、議会の会期を長くした。だいたい年に4回定例会、100日ちょっと。それを年2回にして、年間240日にした。ひとつは議長の召集権」
2011-11-05 14:37:02