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真魚長明 @maonagaaki
「日本語は、僕らが生まれるはるか前に破壊されちゃっています。幕藩体制の中で、土地の言葉として生き生きと使われていた様々な方言が、ほんとうの『日本語』と呼ばれ得るものだと思いますが、それは明治時代、国家による日本語の統一の過程で破壊されました。」中沢新一
真魚長明 @maonagaaki
「(中略)しかし破壊できなかった部分もある。方言の世界の重要な特質が、現在の標準語にも残っています。ヨーロッパの言語と比べたときの非論理性であるとか、あるいは主語を確立しないで述語だけで世界を表現するという右脳的な言語であることなどがそうです。」中沢新一
真魚長明 @maonagaaki
「だから、蚊や植物や死者たちが、日本語を通して自分たちの内側に入ってくることができる。ですから、一度壊れてしまった言語でも、本質さえ保たれていれば復興は可能なんだと思います。」中沢新一『日本語が抱えてきた「見えないもの」』
真魚長明 @maonagaaki
「こうしたものが残ったのは、明治以降首都となった東京が、東北を抱えた東日本に位置していたためだろうと思います。今回の地震と原発の事故は、東北の存在を私たちに見えるものにしましたが、それは別の意味で日本語の中に抱えこまれてきた『見えないもの』を露呈させました。」中沢新一

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