ゆうきまさみ・椎名高志・七月鏡一(&平野耕太)諸氏による深夜のやりとりまとめ

『おお振り』分析から始まりサンデースポーツ漫画の伝統、果ては神話に到るまで語っておられます。
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ゆうき まさみ @masyuuki

『おお振り』って対戦相手の描写が日常まで含めて過剰なんだけど、それが他にない面白さを生んでるんだよな。

2010-05-14 01:59:24
ゆうき まさみ @masyuuki

申し訳ないけど原作は読んでないんですよ。アニメを先に見始めちゃったもので。

2010-05-14 02:03:48
ゆうき まさみ @masyuuki

『おお振り』が気持いいのは、「対戦相手は『敵』ではない。同じ競技に集う『仲間』なんだ」って思想を、つまりその対戦相手の過剰な描写によって表現してるところ。かな?

2010-05-14 02:09:32
ゆうき まさみ @masyuuki

「ゲートボールでも面白い話になる」でしょう。なると思いますけど、大抵のスポーツ漫画はそういう置換えが可能で、作者が野球で描きたかったから野球で物語られているという現実からは、「うんそうかもね」という返答しか返ってこないと思うんですよ。

2010-05-14 02:59:12
ゆうき まさみ @masyuuki

個人的には、学校ナショナリズムもあり最も血の気の多い年代、敵味方を分けたがる青春期を、野球というこれまたチームナショナリズムに傾きがちな競技を背景に描きながら「対戦相手は『敵』ではない」という思想を語ってるところが面白いのですよ。

2010-05-14 03:12:20
ゆうき まさみ @masyuuki

過去の野球漫画と比べると、母性的な面の見える作品ではありますよね。 RT @zansyo: 女性だからこそ描けた漫画だと思います。RT @masyuuki http://tl.gd/19fjhq

2010-05-14 03:27:31
ゆうき まさみ @masyuuki

そんなに一誌の中でかぶってますか? RT @antlersstarfish: @masyuuki 雑誌連載のラインナップ選択において、「ネタがかぶる」作品は選ばれないと思うんですけど、野球だけは例外になるんですよね 部活の共通体験があるわけでもないはずですが

2010-05-14 03:28:46
椎名高志@『~異伝・絵本草子~半妖の夜叉姫』第1巻1/18ごろ発売 @Takashi_Shiina

@masyuuki 『おお振り』は異星人である女性目線で、男の子を愛でながら分析・理解しようとしているので、野球に興味なかった人間にもわかりやすくなってますね。ゲートボールに置き換えるなら老人萌え目線が必要なところで、『リストランテ・パラディーゾ』なんかが近いのでは

2010-05-14 03:31:57
ゆうき まさみ @masyuuki

簡単に言ってしまえば、『おお振り』は『おお振り』だからこそ面白いはずでしょ?ってことなんですけどね。

2010-05-14 03:33:18
ゆうき まさみ @masyuuki

@Takashi_Shiina ああ、これも良い分析ですね。ところで最近は、若者もゲートボールするらしいので一筋縄では行きません(笑)。http://bit.ly/cc7Pta

2010-05-14 03:37:26
ゆうき まさみ @masyuuki

@Takashi_Shiina まさかあの監督はルナ先生ですか!?

2010-05-14 03:39:04
椎名高志@『~異伝・絵本草子~半妖の夜叉姫』第1巻1/18ごろ発売 @Takashi_Shiina

@masyuuki 「あの男の子たちが何を考えてて何を必死に楽しんでいるのか知りたい!」っていう執念というか。感情の言語化とか微に入り細に入りものすごいですもん。

2010-05-14 03:39:10
椎名高志@『~異伝・絵本草子~半妖の夜叉姫』第1巻1/18ごろ発売 @Takashi_Shiina

@masyuuki あの監督が実は目線キャラではないかなと。ヒロインでは全然なく、男の子たちを分析・管理・監視するという司令塔です(笑)

2010-05-14 03:47:44
椎名高志@『~異伝・絵本草子~半妖の夜叉姫』第1巻1/18ごろ発売 @Takashi_Shiina

@masyuuki 男の子はポケモンだと思えばわかりやすいかもです(笑)。モモカンがポケモンマスターなんですよ(笑)

2010-05-14 03:50:34
ゆうき まさみ @masyuuki

@Takashi_Shiina また創作の神秘が暴かれてしまうので、それ以上は禁則事項です(笑)。

2010-05-14 03:52:44
椎名高志@『~異伝・絵本草子~半妖の夜叉姫』第1巻1/18ごろ発売 @Takashi_Shiina

@masyuuki おっしゃる通りですね、すいません(笑)。 思わず熱くなって自分の首を絞めそうに(笑)。

2010-05-14 03:58:50
ゆうき まさみ @masyuuki

@Takashi_Shiina でも面白い作品は語りたくなるんですよね(笑)。

2010-05-14 04:01:55
ゆうき まさみ @masyuuki

今のところ僕はアニメ準拠でしか語れませんが、『おお振り』は野球という競技そのものも面白く描かれていることは強調しておかないと。「次の試合はコールドで勝つぞ」という展開には鳥肌たった。

2010-05-14 04:08:14
ゆうき まさみ @masyuuki

野球は日本では最もポピュラーなスポーツのひとつであり、その割にルールが複雑という特徴を持っているので、間口が広くて奥が深く、少年誌の長期連載には向いているってのがあるのかもしれません。

2010-05-14 04:14:11
ゆうき まさみ @masyuuki

あと野球は「いま何が起きているか」をとらえやすい、って特徴もある。それは静止した絵であるマンガに向いている。サッカーはルールは比較的単純なのに、プレーが流動的でとらえづらい。そのままマンガに翻訳するのは相当骨が折れる、ということはあるかな。

2010-05-14 04:19:35
ゆうき まさみ @masyuuki

サッカー漫画の文法はまだ確立してないじゃないかな。

2010-05-14 04:25:26
平野耕太 @hiranokohta

@masyuuki 基本、攻守が9回も入れ替わりますものね。あと、バッターVSピッチャーと言うガチ対決が一回3人ずつなので27回もあるので絵も映えますし、投げる前のにらみ合いの静止状態で見栄も切れますし

2010-05-14 04:50:59
ゆうき まさみ @masyuuki

@hiranokohta 誰の目にも明らかな山場を作りやすいってのは確かにありますね。

2010-05-14 04:53:14
ゆうき まさみ @masyuuki

月マガは3本も載ってるんですか。それはちょっと多いかな(^_^;)。

2010-05-14 04:58:38
七月鏡一 @JULY_MIRROR

@masyuuki 90年代の少年サンデーも野球漫画3本体制の時期がありましたね。

2010-05-14 05:01:15