ロシア軍、T-54/55戦車を投入へ？

WBC日本優勝に湧く3月22日、ロシア軍の新たな兵器の投入が示唆された。

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"#Russiaは T-54 と T-55 を#Ukraineへの展開のために倉庫から持ち出しているようです。"

いずれも第二次世界大戦終結直後から長きにわたって活躍してきた戦車である。
ライバル戦車といえばパットンやセンチュリオンで、供与が予定されるレオパルト1の登場前の世代ということになる。

昨年の時点でT-54/55の改良型であるT-62を投入していたのは記憶に新しい。

また、ウクライナ側ではスロベニアにより改修されたT-55であるM-55Sが供与されている。
これは元々第一世代主力戦車であるT-55を第二世代主力戦車相当にアップグレードした魔改造戦車だ。

ロシア軍がこのレベルの改修をT-55/54に施せるかは正直言って怪しい。
ロシアの戦車工場は損失の補填のため絶賛稼働中であるが、どのような状況かは不明だ。

"冬眠から屈辱へ？ロシアはT-54戦車を退役から解放します" 

"CIT チームは、ロシア極東から軍用車両を輸送する列車の写真を入手しました。車両はソ連時代の T-54/55 シリーズの戦車であることがわかりました。T-54 と後期型の T-54 または T-55 戦車のいずれかである可能性がある戦車は、両方ともその列車に乗っていました。"

"私たちが確立したように、撮影された列車は最近、1295番目の中央戦車修理および保管基地があるプリモルスキー地方のアルセニエフの町から出発しました。その基地からの軍用車両の輸送はすでに記録されていました。たとえば、10 月にエカテリンブルクで、T-62M(V) 戦車を搭載した列車がビデオで撮影され、列車の出発点もアルセーニエフでした。現在の侵攻中のロシア軍による T-62 戦車の配備と使用は 2022 年の夏以降に記録されていますが、これは T-54/55 戦車が倉庫から撤収された最初の記録例です。"

"初期の T-54 シリーズ戦車は 1940 年代半ばから後半にかけてソ連軍に採用され、T-55 シリーズは 1958 年に就役しました。距離計と弾道コンピューター (火器管制システムは言うまでもなく) の欠如は、これらのシリーズの主な欠点であるだけでなく、原始的な照準器と (T-54 では) 劣った銃安定化システムでもあります。"

※加えて、T-62以降のソビエト戦車では搭載されている自動装填装置が無いため、新たに装填手が必要である。

"これらの戦車の用途を特定するのは困難ですが、いずれにせよ、BTR-50装甲兵員輸送車の倉庫からの撤去と、海軍の対空砲を備えたMT-LB多目的 AFV の改造に伴い、ロシア連邦軍における軍用車両の供給に関する深刻な問題を明確に示しています。"

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