日本刀と砥石の話

「異世界では良質な砥石がないから日本刀は作れない」という話から始まった砥石や日本刀の話。人工砥石と天然砥石の違いとか、日本刀の鉄の話とか。日本刀神聖視観は根強い。
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オムニ P @OMNI_P

まあ異世界の設定をどうするかだけど、原子やらなにやらが全くこっちの世界と同じだとして、日本と同じように大規模な造山運動の結果形成された所に砥石を算出されればいんじゃないかなと思うんですよね(1/n) twitter.com/Kyouseki_Sasak…

2023-03-25 17:03:19
オムニ P @OMNI_P

ちなみに、砥石の関係で、日本刀は刃部の硬度をかなり上げても研げるというのが理由なので、最終加工物の性能が研ぎで左右されるのではなく、研ぎによるメンテ性能に合わせて最終加工物の仕様を決定するのなら別に不可能ではないというか(2/n)

2023-03-25 17:03:19
オムニ P @OMNI_P

技術的に言えば炭素量調整して水焼入れすればマルテンサイト変態して硬く斬れ味よくなるんでは。 その分脆くなるので構造的に補助する必要があり、日本刀の形状構造もこの一種(3/n)

2023-03-25 17:03:20
オムニ P @OMNI_P

まあ日本刀にはしなる刃が殆ど無いのはそこら辺も理由か(4/n)

2023-03-25 17:06:17
オムニ P @OMNI_P

毎度言ってますけど私日本刀趣味者ですからね 一応

2023-03-25 17:29:18
けん@全ての文明の祖型は中東文明 @ken_sword_ken

中国人でも作れるから似たようなもん作れるでしょ。そもそも日本刀事態が環刀を改造したものだしね twitter.com/Kyouseki_Sasak…

2023-03-25 17:24:19
オムニ P @OMNI_P

まあスキルツリー的に言うと中国刀剣の剣のフローと刀のフローの内、刀の方の地方独自発展型ですからね twitter.com/ken_sword_ken/…

2023-03-25 17:27:23
コカイン忍者 @ymskes

日本刀というくくりで見たとしても日本刀は刀の分類になるし製法も特異かいわれるとまぁ、そうすね

2023-03-25 17:32:20
オムニ P @OMNI_P

@ymskes 特異(かなり古い鍛造技法を様々な理由からずっと使ってた)

2023-03-25 17:39:32
コカイン忍者 @ymskes

@OMNI_P 目茶苦茶原始的に作るのに中身が謎にデジタルみてぇな

2023-03-25 17:46:39
オムニ P @OMNI_P

@ymskes 根本的なフォーマットを変えないで対症療法的に変えてるから、外から見るとスパゲッティコードみたいな所があり

2023-03-25 17:50:53
コカイン忍者 @ymskes

@OMNI_P なんか凄いよね実際バランス良いのはマジで良いのでビックリするなので

2023-03-25 17:54:35
オムニ P @OMNI_P

@ymskes 見た目同じでも持ったら全然違うってのはザラにありますしねえ

2023-03-25 17:56:43
コカイン忍者 @ymskes

@OMNI_P 楽しいけど疲れる(ギター触ってるみたいで)

2023-03-25 17:57:45
オムニ P @OMNI_P

@ymskes まあそこら辺の俗人性も魅力と言えば魅力(規格品になるとそういう個性は消えてしまうので)

2023-03-25 17:59:10
HERO-C @graphbrainwash

@OMNI_P 逆に日本製のより質の良い砥石があってもいいですよね。『トリコ』とか。

2023-03-25 19:30:07
みなせ ★C102不参加 @Ton_beri

シュババババババババ 超精密加工学もやってたみなせさん登場!!!!! ねぇ 砥石の話してる? 砥石による加工の話してる? ねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇ砥石の話してるの!??????! twitter.com/kyouseki_sasak…

2023-03-25 21:47:00
みなせ ★C102不参加 @Ton_beri

砥石は魔法の産物ではなく、工業的にその動きはかなりの程度、解明されています。 なぜなら、工業的価値があるからです。 超精密な研削加工を行うのに砥石が利用されるので、その研削機構は様々な研究が行われいていましたし、今も研究されています。

2023-03-25 21:49:17
みなせ ★C102不参加 @Ton_beri

砥石を語る上で外せないのが 3要素5因子です。 ジャンプ漫画みたいですね! 3要素5因子 なんかすごそう。

2023-03-25 21:50:34
みなせ ★C102不参加 @Ton_beri

3要素 ◆砥粒 砥石のサイズや種類といった要素です。硬いものを少しずつ削るには小さく固いものが必要です。柔らかいものを一気に削るには、粒が荒いと良いです。 ◆結合剤 砥石を固めているボンドの種類や強さです。研削中は砥粒を保持しますが、鈍った砥粒は脱落するような絶妙な硬さが必要です。

2023-03-25 21:56:53
みなせ ★C102不参加 @Ton_beri

◆気孔 砥石とボンドの隙間の空気部分です。ここは切屑が逃げ込む場所です。 ちなみにアルミを砥石で削るのは難しい理由が、この気孔にアルミがぎっちり詰まって脱落しないからです。 やってみればわかります。

2023-03-25 22:01:03
みなせ ★C102不参加 @Ton_beri

次に「5因子」です ◆5因子の1 砥粒の種類 削る相手に適した物質が必要です。 鉄鋼系には、アルミナ 特殊金属には、炭化ケイ素などのセラミックス セラミックスには、研磨用ダイヤモンド そう言うのが使われます。

2023-03-25 22:06:21
みなせ ★C102不参加 @Ton_beri

5因子の2 ◆粒度 粒の大きさです。 大きく削りたい場合は大きい粒を。精密に削りたい場合は小さい粒を使います。 また相手が硬い場合は小さいものが用いられます。 ダイヤモンド砥石は、粒のサイズが肉眼では見えませんでしたね。セラミックスを切るのに使ってました。

2023-03-25 22:08:37
みなせ ★C102不参加 @Ton_beri

5因子の3〜4 ◆結合度 先ほど説明してボンドの強さです ◆組織 砥石/ボンド/気孔の割合です ◆結合剤 ボンドの種類です。 樹脂やゴム、金属などでそれぞれ特色が違います。 こういう3要素5因子が、さまざまな工業用砥石を特色づける要素になるのですね。

2023-03-25 22:10:47
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