左派政党の決定的弱点。

ピゾナ @pizonat

リベラル思想≒左派系思想の弱点は物足りなさだと思う。食べ物にたとえたら、健康的な質素な食事よりも、ジャンクフードのほうがある種の欲求が満たされるし快楽度が高いみたいな。

ピゾナ @pizonat

ご飯と味噌汁と焼き魚と卵焼きとおひたしに、ハンバーガーとポテトとコーラが勝ってしまうんですよ。こればっかりはどうにもならないところがある。

ピゾナ @pizonat

長年ストレスに晒されてきた国民がポピュリスト政治家を支持してしまうように、ストレス下にある人ほどジャンクフードに快楽を感じ求めるみたいなことはあるのではないか。

ピゾナ @pizonat

健康的な食事をする人ほど一般的には長生きするとされているが、逆の面、つまりストレスが少ないからこそ健康的な食事を続けられるというのもあるのではないか。

ピゾナ @pizonat

今は左派系思想が物足りないものになっているが、かつては右派系思想が物足りないものであり、左派系思想が刺激的なものであった時代もあったのだと思う。では、なにが決定的な差となるかというと、革命思想が持ち込まれるかどうかだと思う。

ピゾナ @pizonat

かつての左派系というか左翼思想はまさにマルクス主義革命思想であった。今はトランプ支持や安倍晋三支持に見られるように、右翼思想が革命思想・革命主義のお株を奪ったかっこうになっているし、左派は実質的には温和な社会民主主義的主張に留まる形になっている。

ピゾナ @pizonat

ようするに時代時代によって革命思想というのは左派に憑りついたり右派に憑りついたりするものなのでは。そう考えると『共産党宣言』冒頭の有名な一文「ヨーロッパに幽霊が出る、共産主義という幽霊である」はメタフォリカルである。

ピゾナ @pizonat

革命思想ないしは革命主義という憑依霊が常に人類史及び人類社会の上空に漂っており、機を見て右や左に憑依し、民主主義も専制主義も関係なくその時々を席巻するのだとしたら、人類の理性など実に儚く無力であるのかもしれない。

ピゾナ @pizonat

でもそれでも冬の時代の思想（今で言えば社会民主主義）について考え説くことは必要なことなのだと思う。なのでやはり社会民主主義の灯を絶やしてはならないと思う。次の時代を席巻するのはおそらく社会民主主義である。

ピゾナ @pizonat

コンドラチェフの波みたく、右翼的思想と左翼的思想が代り番こみたくして循環しているみたいなことがあるのかも。