10周年のSPコンテンツ!

原子力業界への箴言: 保安院の2号機臨界分析レポートによせて

箴言:1.いましめとなる短い句。格言。 2.旧約聖書中の一書。格言・教訓・道徳訓を多く含む(はてなより)http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AE%B4%E8%A8%80 保安院が2号機の臨界に関するレポートを提出した。 これに例によって飯泉氏と遠藤先生が解説をしてくれた。 続きを読む
震災 原子力 保安院 臨界 エネルギー政策 2号機 技術 原発
31
ツイートまとめ 飯泉氏による2号機臨界についての総括と遠藤先生による原子炉臨界の解説 2号機でのキセノン検出による臨界の疑いは自発核分裂で臨界には達しないとの結論になったよう。今後も臨界条件のきびしさを考えると簡単に再臨界はおこりそうもなく、ひと安心といったところ。 ただし、まだ1号機と3号機の分析がまだなので同様の確認が必要となる 遠藤先生のツイが豊富になり原子炉の臨界に関する技術解説がながくなったのでタイトル変更しました 3976 pv 44 1 user 5
飯泉 仁 @aquamasa
おお、『原発危機の経済学』の斉藤誠先生。責任主体を東電経営者としての事故経緯の分析、敬服して読んでおります。RT @makotosaito_v2: (1)から(5)のご解説、どうもありがとうございます。炉内の風景が浮かび上がってきて、大変に勉強になりました。
Tomohiro ENDO @hyd3nekosuki
今一度強調したい点は「未臨界とは核分裂反応が全く起こらない状態では決して無い」ということ。また「臨界」や「再臨界」、「自発核分裂」といった言葉に惑わされるのではなく、問題の本質としては体系全体で毎秒生じている核分裂数がどの程度のレベルで、その核分裂数を人が制御可能なのかということ
Tomohiro ENDO @hyd3nekosuki
自発核分裂が起ころうが、原子核は2つに分裂し、同時に約200MeVのエネルギーが発生し、2~3個の中性子が放出され、分裂して生成された2つの原子核は放射性核種かもしれない。生成される熱エネルギーや放射性物質の観点で言えば、U235に中性子があたって起こる核分裂反応とほぼ同じ
Tomohiro ENDO @hyd3nekosuki
故に、自発核分裂だから問題無いと安直に考えるのではなく、今まさに東電福島第一原発で毎秒起こっている核分裂数がどれぐらいなのか、それによって発生される熱エネルギー、放射性核種の量は問題無いと言えるレベルなのかを、東電はもちろんのこと、私を含めた原子力工学の研究者は説明する責任がある
Tomohiro ENDO @hyd3nekosuki
東電資料に基づけば、現時点でCm242,244の自発核分裂が合わせて毎秒16億回起こっている。私の推定だが、他の自発核分裂核種の寄与と、今日推定した中性子増倍率Keff=0.63も考慮すれば、毎秒の核分裂数は44億回と見積もることもできる→http://t.co/lox3i131
Tomohiro ENDO @hyd3nekosuki
1回の核分裂反応当たりに発生するエネルギーを200MeVと近似すれば、先に述べた毎秒44億回の核分裂反応によって0.14ワットのエネルギーが発生し続けている、と言い換えることもできる→http://t.co/2sAWZXSe
Tomohiro ENDO @hyd3nekosuki
http://t.co/HI7iJH1g で示されているよに、福島第一原発2号機は通常運転時の定格熱出力が238.1万キロワットである (続く)
Tomohiro ENDO @hyd3nekosuki
従って0.14ワットのエネルギーを出す炉心というのは、通常運転時の0.00000000006倍の核分裂反応を起こして運転し続けている原子炉と言い換えることができる→http://t.co/WB8QgYJT ただし放射性物質を封じ込める機能が失われている点に注意しなければならない
Tomohiro ENDO @hyd3nekosuki
0.14ワットに相当する核分裂を起こし続けている炉心が、今もなお環境中に放出し続けている放射性物質の濃度、これが健康上問題無い量なのか、許容できる量なのかを、東電ならびに専門家は定量的に示さねばならない
Tomohiro ENDO @hyd3nekosuki
私が考える一つの判断基準としては、放射性物質の排気中濃度限度(http://t.co/PthszuMM )、排水中濃度限度(http://t.co/MwRVYyxd )未満であることを、少なくとも示さねばならないと思う
Tomohiro ENDO @hyd3nekosuki
東電報告(http://t.co/4VC6IH9d )において、実測値に基づいたXe135濃度が高かった理由を、安直に無視せず私なりに読み解いたのだけれど。保安院なりJNESなりJAEAの方々はこの理由をどう解釈するのだろうか
Tomohiro ENDO @hyd3nekosuki
核データ(微視的断面積、核分裂収率)の誤差、燃焼計算の誤差、Xe135濃度計算モデルの誤差、その他諸々の誤差のせいにして、オーダーが合っているので問題無いと判断を下したとしたら、半年過ぎようが、日本の原子力研究者・技術者は真に無能な集団のままだと皆は思うだろう。否定できない
飯泉 仁 @aquamasa
経済学者・齊藤誠「原発危機の経済学」を読み進めている。昨今の原発事故本の中で秀逸。何より予断を抱かず事実を見ていこうとしている。医者が病人を前に徹底的に病状を理解し判断しようとするかの如く、経済学者の目で事故を調べている。なまじ原発専門家より的確。「臨床経済学」とでも言おうか。
飯泉 仁 @aquamasa
齊藤誠「原発危機の経済学」。現場に密着して事故・故障を見る見方を学ぶ手がかりを、京大原子炉実験所の柴田俊一元所長の著書に求めているところ。着眼点はさすが。この人は、トップでありながら、いや、トップであればこそ、現場に深く分け入り眼力と経験で厄介者(原子炉)に技術者魂で対処した。
飯泉 仁 @aquamasa
事故事象への実証経済学的なアプローチ。事故分析と今後の対策立案に貢献期待。 RT @kureyonhiro: “@aquamasa: 齊藤誠「原発危機の…」予断を抱かず事実を見…。「臨床経済学」…” ≪ 一つの専門分野だけに求めることではない。さて、各分野を繋ぐ手法はあるか…。
Tomohiro ENDO @hyd3nekosuki
(Wolfram alpha先生に"Hasta la vista, baby."とお伝えすると、Beatlesで返して下さった→ http://t.co/1j68MreP )
Tomohiro ENDO @hyd3nekosuki
(美味しそうだにゃあ(°ρ° ) 一日どんべえ一杯もそろそろ限界が近い…)
Tomohiro ENDO @hyd3nekosuki
http://t.co/GtwP5I5Uhttp://t.co/3WwYMcX6 をちょくちょく拝見してるのだが、東電報告書(http://t.co/4VC6IH9d )に対する見解は未だない。10/21の朝ズバッ報道内容に対しては迅速にコメントしているのにね
Tomohiro ENDO @hyd3nekosuki
(eRadで科研費申請書も提出したし、ぼちぼち岐阜に帰ろう…λ 3日間で伸びた無精髭を剃りたい)
Tomohiro ENDO @hyd3nekosuki
【訂正】通常の原子炉における臨界近接の場合と同様に、1/Mプロットすることで臨界判定をする形になるか。ただし、1/Mプロットする際に用いるのはXe135等の放射能濃度になる
Tomohiro ENDO @hyd3nekosuki
いつぞやのTLで、4因子公式が沢山RTされてるのを拝見したが、そういった知識をお持ちの方は現状をどのように分析&解説をしてるのだろうか。ことなかれ主義で沈黙を貫いてるのか。知識とは何なんだろうか。誰の、何の為なのだろうか
飯泉 仁 @aquamasa
経済学者・金子勝 @masaru_kaneko のツイートをずっと読んできているが、この人は本当の学者なのかと訝しく思うことが多い。様々の要因を客観的に分析したものより、素人と変わらぬ扇情的発言をばらまいている。
Tomohiro ENDO @hyd3nekosuki
私がCmの自発核分裂について触れたのは、http://t.co/j5FCZF3f 記憶では中性子線検出に対する呟きだったと思うが、今省みると現在予測される状況(未臨界体系における中性子増倍)にまで踏み込んで言及できていなかった。専門家としては失格だろう
Tomohiro ENDO @hyd3nekosuki
メモ:Reactor Kinetics and Operation→http://t.co/O5fn8mbW 未臨界体系における中性子増倍、中性子源増倍法の基礎式、1/Mプロットに関する記述あり
残りを読む(61)

コメント

笑い猫 @bokudentw 2011年11月8日
一つ前のまとめを追加しました。この前のまとめからの続きになります
笑い猫 @bokudentw 2011年11月9日
@hyd3nekosuki @aquamasa @mougennsya @fofof @sinsinmel まとめ「原子力業界への箴言: 保安院の2号機臨界分析レポートによせて」に新しいツイ追加しました
ログインして広告を非表示にする
ログインして広告を非表示にする