美味しんぼを読んだことの無い旦那さんに美味しんぼのあらすじをざっくり説明したら、「親子の確執があるのはわかるけどなんで料理対決?してるの???」と言われた話
- satoy96796019
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@Ebisu_PaPa58 もとの文脈がわかっていないまま書いたので、なんかここが足りないとかありましたら言ってくだされば!
2023-04-02 11:16:49@Ebisu_PaPa58 一方の美味しんぼでは、究極も至高も「現在の優れた食文化を後世に残す」ことが第一目的です。つまり、一般大衆に食べてもらうのではなく、この時代にこのような素晴らしい料理があることを記録に遺すことに意義がある、としているんです。なので、極端な話、一般の人に食べてもらわなくてもかまわない
2023-04-02 09:33:44@Ebisu_PaPa58 で、グルメ漫画全体で見ると、古くは包丁人味平では審査員による勝敗の他にも、一般観客の集客数で勝負するものも結構あるんです。同時代のミスター味っ子でもあります。これは、両作品が食堂などを舞台にしていて、一般大衆を相手にしているからこそともいえます
2023-04-02 09:32:19@Ebisu_PaPa58 「究極のメニュー」「至高のメニュー」をうたっている以上、食材に妥協はほとんどできません。というわけで、審査員による審査で勝負を決めざるを得ない、というのが作中での理由です。
2023-04-02 09:28:30@Ebisu_PaPa58 フランスから空輸でトリュフを取り寄せたりしています。これでは、いくらレシピを公開しても、読者側で真に再現はできないでしょう。実際、初戦では雄山の用意した初卵を究極側が使わせてもらう(&工夫を入れる)ことでかろうじて引き分けに持ち込みます。食材の善し悪しが大きく影響しているんですね
2023-04-02 09:25:45@Ebisu_PaPa58 さらに、美味しんぼを全編を通じての哲学のひとつが「食材にとことんこだわる」ことであり、「いい食材は(手間暇かかったり希少なので)値段が高くなる」「その分料理の値段が高くなる」と何度か作中で言及されています。 たとえば最初の戦いでは、鶏が最初に産む卵のみを使用したり
2023-04-02 09:23:43@Ebisu_PaPa58 次回の(来月の)至高のメニュー掲載時に、わざと書かなかったレシピの肝を一緒に掲載することで、謎解き要素を読者に味わってもらおうという構成であることが明かされます。 こういったギミックを構想していたのだったら、読者に食べてもらって投票制というのが難しいことがわかります
2023-04-02 09:22:04@Ebisu_PaPa58 そこで「審査員による審査で勝敗を決する」という提案が、週刊タイム誌側から行われます。というわけで審査員による勝負、という形になるわけですね。 初期のというか、これは最初の戦いのみなのですが、帝都新聞には至高のメニューのレシピが掲載されます。ところが、すべてを最初に載せるのではなく
2023-04-02 09:18:40@Ebisu_PaPa58 で、栗田さんが岡星良三くんを通じて至高側のメニューに探りを入れたらそれが海原雄山にバレ、メニューを教えられたと。そして海原雄山が「私と張り合う気力があるなら同じ卵の前菜を出してみろ」と言うところから対決が始まっています。それをかぎつけた週刊タイム誌がうちで勝負を掲載したいと
2023-04-02 09:16:13@Ebisu_PaPa58 戦いの始まりは単行本15巻「究極vs至高」で描かれています。東西新聞の企画(社告は出してあった)と同様のものを帝都新聞が出すことになり、しかも帝都新聞は至高のメニューを毎月新聞に掲載する、と。それで季節ごとに選りすぐりを発表しようとしてた究極側も対抗せざるをえなくなります
2023-04-02 09:13:09