【3.11】あぶくま君の漫画に描かれた避難所兼遺体安置所は実在したのか論争【情報提供求む】

前提1：あぶくま君って誰？

漫画『15才の時に東日本大震災で家族を亡くし、天涯孤独の身になり東京でホームレスになった話』の作者および作中の主人公。
作品は作者本人が東日本大震災で被災し、家族・親戚を全員失い、その後ホームレスになった実体験を描いたもので全20巻（完結済み）がebookjapan他電子書籍サイトで配信中。

しかし、Twitterでの連載当初から、資料、記録、法制度と矛盾する描写が数多く存在することが指摘され、捏造・デマと疑う声が多数寄せられた。
当初あぶくま本人は事実だと譲らなかったが、後に「直接的な本人はいない」と明言、電子書籍の奥付にも「フィクションです」と明記してある。
その顛末や他の資料については以下の私のまとめを参照のこと

前提2：私（abyama）としわ枯れパパのあぶくま君に対する見解

abyama

• あぶくま君の描いた体験の殆どは事実ではない。このことは複数の資料、記録、証言などで裏付け可能
• あぶくま君およびその家族は実在しない。該当する人物がいないことは統計資料から裏付けられており、物的証拠も一切ない。何より南相馬市役所が事実と認めていない
• この作品は作中に登場する自治体、行政機関、被災者を不当に貶めるものであり、震災を知らない世代含め、多くの人に誤った認識を広める悪質な作品であり、デマとして周知されるべきである

しわ枯れパパ

• 全ての描写が正しいわけではないが、あぶくま君が被災者で孤児であることは事実である
• 記録との矛盾は記憶違い、あるいは特定を避けるためのフェイクと考えるのが順当
• 否定派の持ち出した根拠は、あぶくま君が実在しないと断定するには薄弱である。
• 「死亡者リストにあぶくま君の家族が含まれていない」ことを最大の根拠にしていた否定派とは議論するに値しない
• 薄弱な根拠であぶくま君を否定し、誹謗中傷により貶めることは恥ずべき行為である

前提3：議論の発端

以前からあぶくま君否定派に対して、罵倒よりの批判を繰り返してきたしわ枯れパパ氏。
彼があぶくまの完結を知ったこの日も、フェイクが含まれていると知っていながら、強引な理論であぶくまの被災と孤児を事実である可能性があると擁護し、あぶくま批判者を根拠が薄弱だと罵っていました。
これを見過ごせなかった私は、数あるあぶくまの矛盾する描写の中でも、とりわけ酷い「避難所に遺体が運び込まれた」描写が真実だと証明することを迫りました。
それが以下のやりとりです。

ただこれ、あぶくまの描いた「2週間過ぎた後」、「納棺されずに雑に放置」といった条件を指定しなかったため、強引な解釈次第で当て嵌まってしまう例が存在することが確認されました。
それが議論()が大きく混迷する要因になるとはこの時思っていませんでした。

前提4：なぜ避難所兼遺体安置所を論点にしたのか

A.数ある矛盾の中でも特に事実と信じがたい描写だからです。

問題の描写は以下のシーン