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ライスのアニメ感想:#127 輪るピングドラム(18)

輪るピングドラム18話感想です。 山内重保演出回。 濃密ですが内容が一口に語りづらい回でした。 多蕗が陽毬たち兄妹に「罰」を与えようとする一連の流れが今回の内容。 ここまでがBD/DVD6巻収録内容です。
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テリー・ライス @terry_rice88

輪るピングドラム#18「だから私のためにいてほしい」ここまでがBD/DVD6巻収録内容。「キャシャーンSins」監督、山内重保氏の演出絵コンテ回。期待に違わない濃密な時間が繰り広げられた回でした……! ラストシーンからのサブタイトルの入りが物凄く決まってたなあ……。

2011-11-12 08:57:23
テリー・ライス @terry_rice88

で、話の内容は悪者になりきれない多蕗の過去と復讐劇だったのかな。そこで傷つく冠葉、ひいては高倉家。苹果が晶馬の支えになったり、多蕗とゆりの不仲が明らかになったり、桃果マジヒーローだったり。言うに事欠く事はない感じの内容だったんではないのでしょうか。

2011-11-12 09:03:11
テリー・ライス @terry_rice88

今までの話の積み重ねが全体の構成、構造や、キャラの関係性へとがっちりはまって作用していたんじゃないかなあと思いました。最後の苹果のモノローグだって、ずっと彼女の信念として作中の中で言い続けてきたから、力を得ていたようにも思いますし。運命というフレーズに置いてもそうですね。

2011-11-12 09:10:26
テリー・ライス @terry_rice88

今回、陽毬が「自分の運命」を理解して受け入れようとしているのが発覚して、ちょっと戦慄。好き、嫌いじゃなくて、流れのままに「ただ」受け入れるという。抗いもせずにありのままで呑みこもうとする屈託のなさは凄いとしか言いようがありません。やっぱり一番達観しているのが陽毬という事なのかも。

2011-11-12 09:15:19
テリー・ライス @terry_rice88

冠葉と晶馬はそれぞれの行動理念ははっきりしてる。しかしながら「高倉家」は「ただ在りたい」だけなのに周囲がそうさせてくれないと言うスパイラルに陥っていると言う事なのかな。それを内から外へ支えているのが冠葉で、その庇護の下でうちを包み込む調整役として晶馬が存在していると。

2011-11-12 09:27:09
テリー・ライス @terry_rice88

冠葉は「家族」が「家族」であろうとする限り、その犠牲をいとわない。晶馬は高倉家の浄化フィルターだけど、自浄作用がなくて、自分の方がが目詰まりしてしまうとどうにもこうにも立ち行かなくなると言うのが前回までの現状なのかな。そこへ苹果が加わることで、三兄妹の体裁が保たれるという事かな。

2011-11-12 09:32:07
テリー・ライス @terry_rice88

曲りなりでも「家族」であろうとする事が彼らにとっての重荷と化していると言えるのかも知れません。文字通り「家族の為に犠牲を払っている」という事なのかも。でも「家庭」を守る点では高倉家は最初から崩壊しているんですよね。両親がおらず、子供たちの中で処理しようとしているのが擬似的ですね。

2011-11-12 10:23:20
テリー・ライス @terry_rice88

彼らの出自から言えば、致し方のないことなのかもしれませんがそれでも家族という「呪縛」が高倉家を包んでいるといえそう。この「呪縛」は作中の高倉家以外のキャラにも与えられている呪縛で、ゆり:父親、多蕗:母親、真砂子:祖父、苹果(荻野目家):子(姉)、高倉家:両親といった風に(続く)

2011-11-12 10:29:19
テリー・ライス @terry_rice88

(続き)それぞれキャラに家族と言う呪縛を与えるキャラが違っていたりするのが案外興味深かったり。理由も様々で、望まれて産まれてこなかった、愛を受けるために強迫観念に駆られたり、家柄に囚われたり、はたまた亡くなった兄弟の面影を自分の中に見られたりしてるわけで、どれも一筋縄じゃない。

2011-11-12 10:35:06
テリー・ライス @terry_rice88

登場人物の誰しもがその様な傷や呪縛を追っている状態で高倉家に「罪」や「罰」を受けてもらうと言っているから、全体のトーンが悲壮感で溢れる結果になっているんだろうなあという印象。今回だと特に多蕗が、か。高倉家にとってはたまったもんじゃない状況なのが追い討ちをかけている。

2011-11-12 10:41:34
テリー・ライス @terry_rice88

「子は親を選べない」という言葉があるように、その家族の「呪縛」と「断絶」と言う点ではみんな悲しい存在ではあるんですよね、この作品。「家族」と言う個体で見ると 「ただ在ろう」する高倉家はどんな成り立ちで成り立っているにせよ、その存在は純粋なものなんだろうと思います。

2011-11-12 10:46:23
テリー・ライス @terry_rice88

その一方で、この作品は世界を救うヒーローなんていないんだと言う世界観なんでしょう。凄く現実的でありますが。桃果はもしかしなくてもそういう存在だったんわけだが、そうはならなかった。多蕗も親に見捨てられてしまいそうなギリギリの境遇だったのが桃果の存在によって救われるという経緯があった

2011-11-12 10:50:13
テリー・ライス @terry_rice88

今回の話を見ていれば、桃果=ウテナでアンシー=多蕗という図式は「少女革命ウテナ」を見た人にとっては分かりやすい構図だと思いますが、何より大事なのはその桃果がもはや存在しない世界でこれからどうするのか、どこに生きる喜びを見つけなければならないのかというのが作品の命題なのでしょう。

2011-11-12 10:53:00
テリー・ライス @terry_rice88

幾原監督はピンドラの雑誌インタビューで「新しい幸せの形を見つけなければならない」というような発言(うろ覚えです)をしていたかと思うのですが、もしかしてそれこそが「ピングドラム」なのかもしれませんね。BD1巻の冊子では「物体」で出てくることを明言している事からも一体どんなものなのか

2011-11-12 10:57:43
テリー・ライス @terry_rice88

多蕗とゆりの理念としては「失ったもの」へのないものねだりというのが彼らを繋げている「絆」なのでしょうね。特に愛で繋がっているわけではなく「桃果」で繋がっていた。だからもちろんスタンスの差があってゆりは「取り戻そう」としたけど多蕗は「心の支えを失った気持ちをどうしてくれる」という。

2011-11-12 11:05:50
テリー・ライス @terry_rice88

多蕗が「結局僕らは偽の家族でしかない」と言うのは正しくもあり間違ってもいるんじゃないかなあ。ゆりからしてみればそういう単純な物じゃなくなっていたのかもしれない。「桃果」で繋がっていたからこそ、「絆」や「愛」を感じていたんだろうけど、最後の段階で裏切られてしまった。だからビンタした

2011-11-12 11:09:28
テリー・ライス @terry_rice88

結局、多蕗は「桃果に会いたい」んじゃなくて「心の支えを失ってしまった自分」を優先した上で高倉三兄妹に「罰」を与えようとしてしまったせいで、その行動は非常に利己的なものへと変化してしまったんじゃないかなあ・・・。まあ、それを言ったらゆりの行動もエゴイスティックですけども。

2011-11-12 11:15:58
テリー・ライス @terry_rice88

ただゆりは桃果を取り戻す事にエゴが向いていたけど、多蕗は自分の状況にエゴが向いてしまっていたということなんでしょうねえ・・・。桃果のためですらなくて「桃果を失ってしまった自分」へのエゴというか。ここら辺、男性と女性の気の持ちようの差なのかもしれないなあ・・・。

2011-11-12 11:21:54
テリー・ライス @terry_rice88

難しいな。何が悪いわけではないし、ただ現状がこうであるからそうなった原因を突き詰めたいというのが多蕗の行動理念で、「罰」を与えると言いながら狂気へと振り切る勇気がなかったというか。陽毬に桃果の面影を見てしまったからなのかもしれないけれど。

2011-11-12 11:27:31
テリー・ライス @terry_rice88

その陽毬たち兄妹の気持ちのすれ違いも今回見えてきたんじゃないかなと。「私のために生きなくていい」「お前のために生きたい」「何も望んでいないのにどうして」など。彼らもまた「家族」によって縛られている者たちなのでしょう。しかし、「家族一緒にありたい」と言うのをどう解体していくのか。

2011-11-12 11:31:19
テリー・ライス @terry_rice88

真っ先に動きそうなのは真砂子だけど、彼女の発言を聞いているとやっぱり彼らの住む家に何か秘密がありそうだなあ。家族の集まる場所としての「家」を解体すると何が潜んでいるのか。先が読めないとはいえ、気になる所ですね・・・。

2011-11-12 11:33:20
テリー・ライス @terry_rice88

まさかとは思うけど、陽毬に投与している眞悧のアンプルはこどもブロイラーから抽出したエキスとかそんな気がするんですが、どうなんでしょうねえ。しかしこどもブロイラーから多蕗を救い出す桃果はまるでウテナだよなあ。「自分は必要のない人間なんだ」とか言っている多蕗もアンシーっぽい。

2011-11-12 11:37:17
テリー・ライス @terry_rice88

けどまあ、「ウテナ」でアンシーが立ち直って、ウテナを追いかけていったのはアンシーが女性だったからと言うようにも思えるかなと、多蕗のように失った悲しみと現実をうじうじ引き摺ってヤンデレるのはなんか実に男っぽくもあるw

2011-11-12 11:41:08
テリー・ライス @terry_rice88

とまあ、次回の展開は全く読めませんが真砂子が動く事になるのかな。あと今回、前回と全く動きのなかった眞悧がどう動いてくるのかが注目ですね。次回を座して待つことにしましょう・・・。楽しみです。

2011-11-12 11:45:18
テリー・ライス @terry_rice88

といった所で今回の感想は以上。それではまた次回、お会いしましょう。ありがとうございました。

2011-11-12 11:45:57

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