小人症の方々は「京都滞在えせアメリカ人」に勝手に「感動」されてしまいますので京都へ旅行に赴くのだけは止めておきましょうwww

Dwarfism ( /ˈdwɔrfɪzəm/) is short stature resulting from a medical condition. It is sometimes defined as an adult height of less than 4 feet 10 inches (147 cm),[2] although this definition is problematic because short stature in itself is not a disorder.

Dwarfism can be caused by about 200 distinct medical conditions,[3] such that the symptoms and characteristics of individual people with dwarfism vary greatly. In the United States, Canada and New Zealand, many people with dwarfism prefer to be called little people.[4]

Disproportionate dwarfism is characterized by one or more body parts being relatively large or small in comparison to those of an average-sized adult, with growth variations in specific areas being apparent. In cases of proportionate dwarfism, the body appears normally proportioned, but is unusually small.

「京都滞在えせアメリカ人」のTweetsをその「感動」に着目して整理するならば、それは下記のようなものになる。

(1) 生まれて初めて均衡性小人症の方を見て感動した。
(2) 彼女はとてもオシャレで、且つ落ち着いていた(=子供っぽくなかった)。
(3) 横顔も非常にきれいで、矢張り大人びていた(=子供っぽくなかった)。
(4) 彼女の仕草は大人の女性のものであった(=子供っぽくなかった)。
(5) 彼女は立派な大人であった(=子供っぽくなかった)。
(6) 横にいた男の子と彼女は恋人同士だ(=子供は恋愛をしない→子供っぽくなかった)。
(7) 彼女が日常的に受けているだろう扱いを想像した。苦労をしているものと推察。しかし「彼にもたれて寝ている彼女は、とても幸せそうに見え」た。

(1)は「京都滞在えせアメリカ人」の「感動」が単なる物珍しさに由来したものに過ぎなかったのではないかとの疑問を読む者に想起させる。「ほとんどの小人は『不均衡性小人症』で、こういう方は日常的に見かける」という前置きに続いて「昨日は生まれて初めて見た」という文句があるからだ。

(2)～(6)においては件の女性が大人の女性であったことが只管に強調されている。均整が取れている(=「均衡性」)のであれば、それだけ子供と見間違える蓋然性が高まるであろうことは容易に想像がつく。むしろ「不均衡性小人症」の方がそのアンバランスさによって「子供ではない」ことを視認し易いであろう。つまりここでは「手の関節の形」やらなんやらをもって当初こどもに見えた女性が実は「均衡性小人症の方」であったことを喝破した己の観察眼が得意げに吹聴されている。なんのことはない、これはProfilingである。

(7)において観察はいきなり脈絡もなく「想像」へと転じる。それは「小人症」によって彼女が蒙っているであろう「苦労」に対するものだ。突然に挿入された「彼女が日常的に受けているだろう扱い」という文句は衝撃的で思わずぎょっとさせられる。直前までの長閑な雰囲気と真っ向から相反しているからだ。しかし記述は直ぐにまた観察に戻る。「想像」上の労苦に反して彼女の寝顔は「とても幸せそう」であったのだ。これが「京都滞在えせアメリカ人」の「感動」の理由かも知れない。

ここでは「不幸であるべき人が実は幸福であった」ことに対する感動ストーリー的見世物感が創出されている。「あの人は○○だから当然に不幸であるに違いない。にも拘らず現実にはその勝手な『想像』に反して、ある要因から(ここでは恋人の存在)彼女は幸福なのであった、ああ『感動』!!」的な偽善性が醸し出されている。それは必然的に「本当の障害は自分の身体でなく、社会の理不尽な偏見や不理解だと思います」などと言いながら、それをやっているのは当の本人なのではないか、との反発を生じせしめる。

1.女の子かと思いきや大人の女性でした。
2.ということは彼女は世にも珍しい均衡性小人症です。
3.私は己の鋭い観察眼をもってそれを見抜きました。
4.彼女の日常は苦労だらけでしょう。
5.でも眼前にある彼女の寝顔はとても幸せそうです。
6.ああ感動、カンドーww

4.以降は余計だ。わざわざ全世界に向けて吹聴する必要はない。オレなら精々3.までで止めとく。何故なら、健常者のカップルが京都を旅行したくらいでは普通「感動」などしないからだ。mrballheadとかいうバカは「どうして我々はこの二人のように生きられないんでしょうね」などと戯けた妄言を吐いているが、京都へ旅行するくらい誰にでも出来る。幸福を阻む何らかの障害があって始めて「感動」を呼ぶのであり、それは安手のTVドラマの典型的手法に他ならない。

つまりこれは娯楽なのである。美談めいたTweetsを得意げに披露して悦に入る「京都滞在えせアメリカ人」は、他人を己の娯楽のダシにした上で身勝手な「感動」に耽っていたに過ぎず、これこそが「彼女が日常的に受けているだろう扱い」であろうことは論を俟たない。

「感動」は落差によって生じる。つまりこやつの「感動」が深ければ深いほど、その前提となる不幸や障害が大きくなければならなかったのは必然であり、だからこやつは「彼女が日常的に受けているだろう扱いを想像し出す」必要があったのだ。要するにその言辞とは裏腹に「京都滞在えせアメリカ人」がしていたのは当の女性の障碍を強調する行為に他ならない。だから4.から先は余計なのだ。

(ところでお前ら、オレが「障害」と「障碍」を書き分けていることをちゃんと認識した上で読めよ?)

とゆーわけで早速ツッコミ↓が入っていたのだが...w

=「ああ出た。また今、障碍者を感動の物語に仕立て上げてる。阿呆か～。在特会批判しても、こういう問題にはなぜ無頓着なの～？」