秋田の街々を見てのTPP問題を清水さんの考察

同文
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清水康之/NPO LIFELINK @yasushimizu

この二日間、秋田の小さな町々を訪ねた。昨日は人口8200人の八峰町。今日は人口6600人の八郎潟町だ。移動中の車から見える田園風景は、はじめて見るのに、なぜか懐かしく感じる。町の人たちも初対面なのに、私を温かく迎えてくれて、秋田弁の会話を聴いてるだけでやわらかい雰囲気に(続く

2011-11-13 18:18:13
清水康之/NPO LIFELINK @yasushimizu

続き)包まれた。普段東京で忙しない生活を送っている私にとって、ホッと安らげる貴重な時間になった。グローバル化が進む中にあって私たちがすべきは、こうした町々や人々をも効率化の渦に巻き込み、国際競争力を高めることなのだろうか。そうやって「心の故郷」を売り飛ばしてでも、(続く

2011-11-13 18:19:14
清水康之/NPO LIFELINK @yasushimizu

続き)生産効率性を高めるということなのだろうか。日本は11年前にWHOの枠組みの中で大店法を廃止し、結果、全国の地方都市を金太郎飴のように「同じ顔(駅前の商店街はシャッター通りと化し、国道沿いに大型ショッピングセンターとパチンコ店、それに消費者金融の無人店舗や全国チェーンの(続く

2011-11-13 18:20:02
清水康之/NPO LIFELINK @yasushimizu

続き)ファストフード店ばかりが立ち並ぶといった)」にしてしまった。高齢化と過疎化に加えて「世界均一化」の波までもが押し寄せれば、日本の田舎はひとたまりもないだろう。TPP問題については、儲かるか儲からないかだけでなく、私たちが失いかねないものについても議論を深めなければ。

2011-11-13 18:22:48