救出!?イカ娘

今回のイカ娘くじを巡る俺の苦労に満ちた日々をtogetterに纏めました。
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@kakko_e_novel

第一話 くじ引き@本舗じゃなイカ?

2011-11-12 22:07:39
@kakko_e_novel

※このツイートには三次元派には理解できない内容が含まれております。

2011-11-12 22:08:02
@kakko_e_novel

10/25〜11/13まで何があったのか皆さんはご存知であろうか? そう、ミニストップでくじ引き@本舗によるイカ娘のくじ引きである。 俺は一回600円という高額な値段に苦笑せざるを得ないこのジレンマに悩まされた。

2011-11-12 22:08:34
@kakko_e_novel

そしてこのくじには一等より上のラストハッピー賞と言って最後のくじを引いた人が手に入れることが出来るフィギュアがある。だから、このフィギュアを手に入れるには全てのくじを買い占めなければいけない。しかし、もし全部買い占めるとしたら6万円必要になる。それは学生の俺にはやっぱり厳しい。

2011-11-12 22:09:06
@kakko_e_novel

「くそ…、このあどけない笑顔のイカ娘が、金でものを言わす汚れた大人によって買収、陵辱されてしまうのか…」純粋な学生の俺にはそれが絶対に許せなかった。せめて、自分の家の近所のミニストップのイカ娘だけは救い出したかった。

2011-11-12 22:09:55
@kakko_e_novel

しかし現実は金である。金がなければイカ娘を救出することは出来ない。「どうにかして救い出したい。」そう思いながらもとりあえず一回普通にイカ娘くじを引きに学校帰りに新宿でくじを引いた。

2011-11-12 22:10:27
@kakko_e_novel

「はい、I賞のクリアケースです」

2011-11-12 22:10:40
@kakko_e_novel

渡されたのは受験生が使うようなでかいB4以上はあろうクリアケースだった。 http://t.co/JtQB1P8a I賞とは言えイカ娘が可愛いことには変わりないので普通に嬉しかった。しかし

2011-11-12 22:20:34
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@kakko_e_novel

なんと透明のビニール袋に入れて渡された。「こ、これで電車に乗れと…!?」先ほど言った様にクリアケースはA4のハードケースその上アツさも5cmはあり鞄にも入らない大きさだった。しかし袋は無い。捨てることも出来ない。仕方ないからそのまま電車に乗ることにした。

2011-11-12 22:21:28
@kakko_e_novel

片面はイカ娘が大きく書かれているが裏面には小さくイカ娘のマークがあるだけだった。そこで僕は柄面を抱えながら乗ることにした。しかし、抱いているイカ娘の声が聞こえた気がした。

2011-11-12 22:21:52
@kakko_e_novel

「一緒に居るのが…恥ずかしいでゲソか?」

2011-11-12 22:22:15
@kakko_e_novel

…最低だった。好きな女の子がちょっと奇抜な服装してたら「恥ずかしいから並んで歩かないで」と冷たく突き放しているDQNと同じではないか。

2011-11-12 22:22:38
@kakko_e_novel

僕は堂々とビニール袋から取り出しサラリーマンが鞄を持っている様に持った。「どうだい…これが眠らない町東京……の山の手線の11号車の景色だよ…。」イカ娘はほのかに泣いていた。(※抱いた時に出来た結露)周囲の人が僕の鞄をちらちら見ていたが気にならなかった。

2011-11-12 22:24:16
@kakko_e_novel

「イカ娘…皆が見てるよ…恥ずかしいね…///」僕らは微笑ましい夫婦の様にいちゃつきながら帰った。

2011-11-12 22:24:36
@kakko_e_novel

第二話 共犯しなイカ?

2011-11-12 22:24:49
@kakko_e_novel

次の日もくじを引いてコップが当たった。「こんなペースじゃだめだ。」俺は焦っていた。そんなことを考えながら家に帰りいつもの様にツイッターでふぁぼに勤しみ、渾身のネタを呟き、favstarを見て、飯を食って、風呂に入って、課題をやって、イカ娘が始まるのを待っていた。

2011-11-12 22:25:28
@kakko_e_novel

でもお腹が少しすいていたのでなんか買おうとイカ娘が始まる前に近所のコンビ二に車を走らせた。

2011-11-12 22:25:49
@kakko_e_novel

「いらっしゃいませーっておい!」「え…あ、先輩!」なんと中学の頃の先輩が働いていたのである。懐かしい話をしながらその日はさよならをした。

2011-11-12 22:34:23
@kakko_e_novel

そして家に帰りいつもの様にイカ娘を見てにやにやして寝ようと横になりながらぼーっとしながら、どうにか先輩を使えないかと考えた。だが、俺は大学受験が終わってからアニオタになったので大学の友人はともかく、中高の人達、特にあまり親交の無い人には知られたくなかった。

2011-11-12 22:36:17
@kakko_e_novel

でもこればかりはしかたない。俺はもう一回ミニストップに向かった。

2011-11-12 22:44:33
@kakko_e_novel

「うっす」「なんだ?」「あの…俺実はオタクなんですよね…///」「は?」「だから俺オタクなんで…イカ娘好きなんですよね…」「ああ、あのくじやりたいの?」「でも金無いんですよね…」「え?」「で、あの、もしくじの期間が終わっても余ってたらイカ娘のくじの景品くれませんか?」

2011-11-12 22:45:21
@kakko_e_novel

「え、無理。これ、余ったら返品しなきゃいけないんだよね。」

2011-11-12 22:45:33
@kakko_e_novel

くそ!くじ引き@本舗め!!細かいところまで支配の目を張りやがって!!どこまで金の亡者なんだ。計画が狂って俺は動転していた。

2011-11-12 22:45:56
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