1534-35年にミュンスターで再洗礼派が起こした事件を、何と呼ぶくべきか。

日本語、英語、ドイツ語のWikipediaのミュンスター再洗礼派に関する記事のタイトルについて、批判的に言及しました。
人文 Wikipedia ミュンスター 再洗礼派 ドイツ 歴史
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永本哲也@『ミュンスター宗教改革』発売 @saisenreiha
Wikipediaのミュンスター再洗礼派の項には、「ミュンスターの反乱」というタイトルがついている。http://t.co/jmkwlYzr こういう表現は余り見ないので、多分英語版「Münster Rebellion」から取ったのだろう。http://t.co/MYvKh59i
永本哲也@『ミュンスター宗教改革』発売 @saisenreiha
しかし、ミュンスター再洗礼派が都市の統治権を得たのは、市参事会員選挙で勝ったことによるのであり、別に市政を暴力で乗っ取ったわけではない。また、再洗礼派に、ミュンスター市の領主であるミュンスター司教に対し反乱をしているつもりはなかったので、「ミュンスターの反乱」という表現は微妙。
永本哲也@『ミュンスター宗教改革』発売 @saisenreiha
「反乱」という表現は、基本的にミュンスター司教などの既存秩序側の価値判断に則っているので、見方が偏っていて、余り適切とは言えないだろう。
永本哲也@『ミュンスター宗教改革』発売 @saisenreiha
ドイツ語版Wikipediaでは、「ミュンスター再洗礼派王国 Täuferreich von Münster」という表現が使われているが、実はこれも問題がある表現。というのは、ミュンスターで王政が敷かれるのは、ミュンスター再洗礼派が都市の統治権を得てから半年以上経った後だからだ。
永本哲也@『ミュンスター宗教改革』発売 @saisenreiha
そのため、単に「ミュンスター再洗礼派」、あるいは「ミュンスター再洗礼派運動」という項目名にした方が、より適切だろうと思う。
永本哲也@『ミュンスター宗教改革』発売 @saisenreiha
ちなみにドイツ語版の「ミュンスター再洗礼派王国」の記事も、日本語や英語よりはずっと充実しているが、重要な史料や文献は挙がっておらず、ちゃんと中身は読んでないけど、大分改善の余地がある気はする。http://t.co/WGZgHTxP
永本哲也@『ミュンスター宗教改革』発売 @saisenreiha
Wikipediaは、「アナバプテスト」の項も、そのうち何とかしなければいかんな。http://t.co/nXQmqsZg
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