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接種後症例・接種後死亡について現時点の知見で言えること。 ①本当にワクチンが原因なのか? →個別の因果関係は評価不能(評価不能は五分五分を意味しない) →殆どが無関係と推測可能(1つもないとは断言できない) ②ワクチンが原因だとして許容できないリスクか? →NO(分母=接種数に比べて分子=推定症例数が少ない) ③それらが覆る可能性は無視できない程度にあるか? →NO(否定根拠は複数あるが肯定根拠がない)
2023-11-26 19:10:10許容できないリスクが認められるまでの過程をStep.0〜4に分けると、新型コロナワクチン等についての現状はStep.0の終盤辺り。 ワクチン後遺症を主張する連中が科学の土俵から逃げてド素人相手の場外乱闘ばかり繰り返すから、Step.1すら到達していない。 Step.2など夢のまた夢。 これでは論外。 pic.twitter.com/1V7IMllhd0
2023-06-08 04:00:53薬害の定義
(1/23) 「薬害」は明確に定義されていないが少なくとも次の3条件全て満足しないものを「薬害」に含めることに無理があることは自明の理。 ①予見可能性がある ②前項①の時点で有効な対策がある ③前々項①の時点で有効な対策を怠った 尚、大前提として科学では新説を主張する側に証明責任がある。
2023-05-28 04:35:32(2/23) 予見可能性がないものに対策を講じろと言うのは無茶。 存在しない対策も講じようがない。 対策しても防げないのであれば、どうしようもない。 いずれも過失が全くないのだから、その責任を問うのは理不尽。 よって、3条件全てを満足しない場合を「薬害」にするのは無理がありすぎる。
2023-05-28 04:35:52(3/23) 予見可能性として次のようなものは論外。 ・ノストラダムスの預言書 ・細木数子の占い ・ジョン・タイターの報告 予見可能性は純粋に科学的手段で示されなければならない。 医薬品なら現実的には次のいずれか。 α:治験結果等が一定以上の危険性を示す β:実使用データが一定以上の危険性を示す
2023-05-28 04:36:20(4/23) 危険とは、リスクがベネフィットを上回ること。 医薬品は医療上の必要性があって承認されるのだから、 リスクは医療上のベネフィットと比較して評価されるべき。 一定以上の危険性を示すとは、 リスクがベネフィットを上回る可能性が 検討に値する確率値に達すること。 pic.twitter.com/b36UG4nsXe
2023-05-28 04:37:25(5/23) 真偽確率を無視すれば「異星人に侵略されないよう地球防衛を固めよう」と言うのと同じ。 地球防衛論が意味を持つ程度の確率を示さなければ寝言に等しい。 医薬品は治験等で効果や安全性を確認し、 かつ、一定年数後の再審査のために調査を続けるのだから 根拠のない空想では話にならない。
2023-05-28 04:38:06薬害の歴史
(6/23) HPVワクチンでは活動家が体調不良者を唆して「ワクチン後遺症」訴訟を起こさせた。 活動家等は接種者と非接種者の発症率を比較せず。 一方で、名古屋市の要請による比較研究結果では有意差なし。 重要な点は以下の通り。 ・主張側の証明がない ・未接種でも同様の体調不良が起きる
2023-05-28 04:38:34(7/23) 訴訟弁護団は、否定的な研究結果には様々な口実をつけて無効だと主張する。 gyo.tc/1Y9fk 一方で、彼ら自身は同様の逆の結果となる比較研究を挙げない。 研究論文等を挙げるが、接種者と非接種者の発症率の比較はなし。 gyo.tc/1Y9fo 新型コロナワクチンも同様の構図。
2023-05-28 04:39:00(8/23) 訴訟弁護団の挙げた基礎医学研究の問題点も指摘さている。 doi.org/10.1111/cas.15… 現時点において、接種者の「ワクチン後遺症」の発症率が上がる科学的証拠はない。 先ほどの地球防衛論と同レベルの主張に過ぎず、予見可能性があるとは言えない。 よって、本件は薬害には該当しない。
2023-05-28 04:39:32(9/23) “薬害”AIDSについて最高裁は加熱製剤承認後の非加熱製剤の回収指示を怠ったことのみを薬害と認定。 それ以外の行為は①又は③を認定せず、むしろ、加熱製剤の早期承認のための尽力を認定。 報道内容の殆どは捏造 courts.go.jp/app/files/hanr… iressa.sakura.ne.jp/iressa/static/…
2023-05-28 04:40:22(10/23) 報道での様々な嘘 ・米国ではAIDS対策で加熱製剤を承認済(AIDSではなくB型肝炎対策) ・安全な国産原料の製剤があった(感染リスクはゼロではなく、他のリスクもあった) ・非加熱製剤は危険だとわかっていた(当時の知見では無理) ・早期承認等を故意に遅らせた(実際は早期承認等に尽力した)
2023-05-28 04:40:55(11/23) 最大の原因は血液製剤の自給率がゼロに近かったこと。 当時のG生物製剤課長によれば「無償の献血で儲けるのはけしからん」キャンペーンのせいで誰も改善したがらなかったとのこと。 Gと後任のMにより400mL献血と成分献血の導入が進められたが、実際に導入されたのは加熱製剤とほぼ同時期。
2023-05-28 04:41:23(12/23) 善意の献血で提供者側の健康被害は許されないから、採漿基準の検証には慎重になる。 原料が足りないのに安全な国産原料の製剤なんてあるわけない。 クリオは少ない原料から作るので汚染確率が低いが、アナフィラキシー等のリスクがある。 国際血友病学会も患者団体もクリオへの回帰は否定的。
2023-05-28 04:43:18(13/23) 病原体が特定されるまで、非加熱製剤についても加熱製剤についても感染リスクの有無はわからなかった。 理由の1つは病原体毎に不活性化条件は違うから。 ・HTLV-Iは非加熱製剤の凍結で不活性化 ・HIVは凍結では不活性化しないが、加熱過程で不活性化 ・HCVはHIV用加熱過程でも不活性化しない
2023-05-28 04:43:36(14/23) 実際にHIV用加熱製剤によりC型肝炎(HCV)感染が拡大する事件が発生した。 潜伏期間も極端に長いから実績からの判断にも時間を要する。 つまり、加熱製剤に切り替えても感染リスクがどう変わるかは不明。 感染リスク以外にも考慮すべき事項がある。
2023-05-28 04:44:41(15/23) 加熱による成分変質により効果が落ちるばかりか、想定外の副作用のリスクがある。 製造効率が悪いので世界の製剤原料が不足しかねない。 米国産を輸入承認しようにも、現在のような緊急承認制度がない。 新制度を作ろうにも、人種によるリスクの差異等の制度検証にも時間がかかる。
2023-05-28 04:45:17(16/23) この状態で強権発動して治験なしに加熱製剤を認めても、 AIDSの予防には全く寄与せず、それどころか、 大きな副作用被害が出る可能性もある。 場合によっては「加熱製剤で儲けるためにAIDSのリスクを誇張した」と叩かれかねない。 今は分かっていることでも、当時の知見では結果予測は困難
2023-05-28 04:46:02(17/23) 実際に、新型コロナワクチンでも陰謀論が幅を利かせている。 以上のとおり、当時の状況は八方塞がり。 状況が変わったのは、病原体が特定され、加熱による不活性化が確認され、WHO勧告が出てから。 後任のMは即座に加熱製剤の早期承認に尽力した。 ここまでは薬害ではない。
2023-05-28 04:46:31(18/23) ただし、加熱製剤承認後に非加熱製剤の回収指示をしなかった。 これが最高裁で「不作為の罪」と認定された。 これまでの薬害報道の誤りが訂正されることなく、その言葉のみが殊更に取り上げられ、 それまでの報道を最高裁が認めたかのように報じられた。 以上のように捏造された薬害である。
2023-05-28 04:47:01