榊一郎先生が語る「『業界人』の定義の曖昧さ」と自称『業界人』の取り扱い。いろんな業界ゴロの話も

榊一郎@漫画『聖戦勇戯』『仁科君の編集冒険記』(原作担当)連載中！ @ichiro_sakaki

この人の漫画は正直、全体的に敵意と嘲意に満ちているので苦手なのだが。〉RT まぁそれでも『業界人』を名乗る人が学生に適当な事を言っていらん事しようとする例は確かにある(私も実例を幾つか知ってる)。

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自称業界人と戦った話　7/7 衝撃のラストはこちらから無料読みできるよ！ amzn.to/3N4RtuB ちなみにモデルになったこの方、元気です！ やっぱり無限に復活するんよなぁ〜！！！ twitter.com/i/web/status/1… pic.twitter.com/Msj7oy2reu

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そもそも業界人の定義とその証拠が曖昧なので、非常に面倒くさいことになる。 『消防署の方から来ました』ではないけど、ちょっと商業のプロジェクトに『協力』した(関わったのではなく)人が『アレは俺が作った』とか言った場合に、その正誤はどう判断すべきか。

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例えばだけど某ラノベレーベル立ち上げの際、書き手を集めるのに、当時私が嫁さんに頼んで運営していたラノベ描き仲間の掲示板を使って書き手を募集してると告知した事がある。 私は忙しくて初期の立ち上げには直接かかわってなかったけど、のちに編集長が感謝してわざわざ挨拶に出向いてきてくれた。

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さて、この場合、『あのレーベルを作ったのは俺だ』と私が言った場合、どうなるか。 それは全くの嘘かと言われると外部の人間からは否定しづらい。かと言って、私がそれを『実績として』どこぞの出版社に自分を売り込むための方便として使うのは、まぁおかしい訳で(私は少なくとも編集者経験は無い)

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更にいえば元々この新レーベル立ち上げの話を持ってきたのは実は私ではなく、今は亡き某先輩作家さんだったので、余計に『俺が』というのは(私は)抵抗があるんだけど。 でも、編集長がお礼を言いに来てくれる程度には貢献できていたらしい。 となると.......本当、どこで線引きすべきかわかんない。

榊一郎@漫画『聖戦勇戯』『仁科君の編集冒険記』(原作担当)連載中！ @ichiro_sakaki

また、そもそもTwitterで創作論だの何だのぶってるこのアカウント、本当にラノベ書きの榊一郎のものかどうかの保証がない。 試しに『榊一郎』で検索するとこれ以外に何人もヒットする。 こうなるとなりすましが業界人名乗るのも不可能では無い(実際昔居たみたいだし)。

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先の漫画に描かれていた自称業界人は嘘つきというか真っ黒だが、灰色レベルの人間も実はいて益々ややこしい事になる。 なので私がシナリオスタッフとか新規に連れてくる場合でも、『まぁ私が本物って証はないしね。なのでお試し期間中におかしい、怪しいと思ったらいつでもやめて良い

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もちろん、お試しで君に振る作業は実際の仕事の一部なので、きちんと書き上げたら報酬は最初提示した通りに払います。さて、やる？やらない？』くらいのことは聞きます。 でもこういう事を事前に言わなければならない位には、『自称業界人』が学生や若手を食い物にしようとする例はそこそこある。

榊一郎@漫画『聖戦勇戯』『仁科君の編集冒険記』(原作担当)連載中！ @ichiro_sakaki

いちいち徹底的に反撃してやり込めろ、叩き潰せ、とは言わないし言えないが、学生さんや新人さんは相手が誰であれ、最初は眉に唾つけて話聞く程度のことは嗜みとして覚えておいた方が良い。 その上で『まぁ嘘だったとしてもこの程度の事なら経験値として許容できる』と思ったら関われば良いのです。

榊一郎@漫画『聖戦勇戯』『仁科君の編集冒険記』(原作担当)連載中！ @ichiro_sakaki

実際、私は何処の出版社が相手であろうとそうしてるし、灰色な奴にギリギリでトンズラされた事も何度かある。(経験値アップ！) 創作者として業界に入りたい、と思うのは良い事だと思うし私も歓迎するけど(だから先生やってる面も多少はある)、業界とは即ちお金が絡む世界なので、

榊一郎@漫画『聖戦勇戯』『仁科君の編集冒険記』(原作担当)連載中！ @ichiro_sakaki

詐欺師みたいなのもいるにはいるから、そこは本当に気をつけた方が良い。

榊一郎@漫画『聖戦勇戯』『仁科君の編集冒険記』(原作担当)連載中！ @ichiro_sakaki

なんか色々RTされてるけど、『業界人を名乗る奴の中にはタチの悪いのも居るから気をつけようね』って話であって『業界人ってのはこんなのばっかり』って話ではない事は覚えといてくださいね。 似て非なる話です。 悪目立ちする例があるからと言って、全てがそうと考えると、色々歪みますよ。