社会保険料控除について

年末調整の時期です。負担する立場としては税も社会保険も同じようなものですが、調べてみると所得によって負担の内訳に大きな違いがありました。
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きららマロン @kiraramaron

今年も年末調整の時期になりました。私が納付した子の国民年金保険料を所得控除する為に証明書添付で提出。少し釈然としない。医療費控除でもそうなのだが http://t.co/rWYgoyA2 所得控除は高所得者に有利な制度だから。(続)

2011-11-23 10:39:42
きららマロン @kiraramaron

根本的には社会保険料が所得控除の対象になることにも疑問を持つ。年金保険料として特別会計に納付したことで一般会計である税収が減るのだから。「社会保険料控除 廃止」で検索してみたらこんな意見も[社会保険料還付つき 税額控除の提言] http://t.co/guFJ7vPH (続)

2011-11-23 10:44:33
きららマロン @kiraramaron

扶養家族や生命保険料控除等は無いものとして年収三千万と三百万のケースを試算してみた。試算に使ったリンクは以下のもの。社会保険料 http://t.co/d5Q9gNjx 給与所得の算出 http://t.co/U0A7JgOB (続)

2011-11-23 10:54:28
きららマロン @kiraramaron

所得から税額を算出 http://t.co/Y1qF25QR 住民税 http://t.co/mcC57jsv 年収の1/15が月収とし賞与は1.5/15が2回支給されるとした。詳しい計算方法は質問されれば答えます。(続)

2011-11-23 11:02:00
きららマロン @kiraramaron

三千万 社会保険料は2,139,270円、年収比7.13%。控除により納税額が1,007,000円減り実質負担は1,069,810円(50%)。三百万 社会保険料は430,230円、年収比14.34%。納税額が64,650円減り実質負担は365,580円(84.97%) (続)

2011-11-23 11:17:20
きららマロン @kiraramaron

社会保険料は雇用保険以外に上限が定められていることから高所得者にとっては負担が少ない上に、所得控除のメリットも大きい。税負担が重いからといわれるかもしれないが、それは担税力・再分配機能の話。税負担も含め、可処分所得を計算した。(続)

2011-11-23 11:25:35
きららマロン @kiraramaron

年収三千万 社会保険料2,139,810円(7.13%)・所得税6,916,000円(23.05%)・市民税1,462,800円(4.88%)・府民税974,200円(3.25%)を負担し、可処分所得は18,507,190円(61.69%) (続)

2011-11-23 11:28:27
きららマロン @kiraramaron

年収三百万 社会保険料430,230円(14.34%)・所得税55,450円(1.85%)・市民税72,540円(2.42%)・府民税47,360円(1.58%)を負担し、可処分所得は2,394,420円(79.81%) (続)

2011-11-23 11:31:11
きららマロン @kiraramaron

想像だが年金制度を導入する際にあらたな負担に対する「アメ」として所得控除が使われたのではないだろうか。「税と社会保障の一体改革」というなら「保険料を減額し所得控除をなくす」又は「所得控除をなくし還付つき 税額控除」という議論が必要だろう。(続)

2011-11-23 11:43:00
きららマロン @kiraramaron

所得控除は高所得者に有利な制度であることは「混合診療による高額医療費」「政治献金」「寄付金」にも関係している。「控除から手当へ」という政権交代時の主張に立ち返り、もう一度取組み直して欲しい。(一旦終)

2011-11-23 11:52:08